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【スト6】モダンガイル 基本技・必殺技解説+基礎コンボ

 モダンガイルの攻略記事。

 モダンのガイルは手数が減ってしまうのであらゆる状況に対応する、というコンセプトが薄味になっているが。

 しかし、クラシックガイルよりノーゲージコンボの火力を伸ばせたり、後ろ要素を入れっぱなしにする高速ソニック連打による揺さぶりが可能だったりと、ほぼ別キャラとも言える戦い方が可能になっている。

 

 ガイルを使い、より的確に、よりシビアに、より貪欲に待ちたい場合は、モダンガイルを使う選択肢が入ると思われる。

 

 

クラシックガイルの記事はこちら↓

sorehododemonai-gamer-a.hatenablog.com

 

 シビアに待てるモダンガイルの素晴らしさを体現してくれているハイタニさんの動画がオススメ↓

www.youtube.com

 

 

初級者向け動画も出してます。コンボを動画で見たい方も是非御覧ください。

youtu.be

 

 

テンキー表記で記載。

 123

 456 ※5をレバーニュートラル(何も動いていない状態)と仮定して、

 789  番号が方向キーの表示

例:前弱P=6弱(もしくは小)P 
  前中K=6中K
  後強K=4強(もしくは大)K

 スト6の公式ページにムービー付きの解説があるため、動きモーションを見たいプレイヤーは公式サイトを覗くことをオススメ。

 もちろん、ゲームの中でもコマンドリストから閲覧可能。

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/guile/movelist

 

 

モダン操作の説明(ガイル)

 PS4純正コントローラー操作にて、ゲーム内のデフォルト設定を基準に紹介。

 まず、従来の6ボタンあった攻撃ボタンは弱・中・強の3種類+必殺技(SP)ボタンの合計4個のボタンになる。

※しゃがみや空中などを含めると攻撃種類は多いが、クラシック操作よりかは減っているのは間違いない。これがモダンの長所であり、短所でも有る部分。

 

 モダン操作の通常攻撃は立・しゃがみの攻撃があるが、アシストボタン+攻撃ボタンによる通常技も搭載されている。

 アシスト◯(弱・中・強)攻撃は立・しゃがみの概念はないため立っていてもしゃがんでいても同じ通常技が出る。

 また、アシストボタンは連打によって規定のコンボを出すことが可能。

 

 必殺技は必殺技(SP)の簡易入力と、コマンド入力する正規入力が存在する。

 簡易入力の方は俗に言うワンボタン必殺技となっており、SPボタンを使った必殺技はダメージが80%に抑えられるペナルティを受ける。

※例えば、1,000ダメージの必殺技は800ダメージになる。

 SP攻撃はN+SPボタン、6+SPボタン、2+SPボタン、4+SPボタンで別々の技が設定されており、どの割り当てにどの必殺技が当てられるかはキャラごとに異なる。

 また、アシストボタン+SPボタンでOD必殺技を出すことが可能。

 そして、レバー入力+SPボタン+強攻撃ボタンでSA(超必殺技)を出すことが可能。ワンボタン超必殺技と呼ばれる。こちらもペナルティを受ける。

 

 モダンガイルはタメ技を使うキャラクターであるため、他のキャラより割り当てのルールが異なる。詳しくは後述する。

 

 

通常技

5弱

 発生4F。2弱の発生が5Fのため、5弱がガイルの最速行動になる。

 起き攻めの際などはサマーがタメられる2弱Pがメインになるだろうが、暴れやドライブラッシュからの連携などはこちらを使うことが多い。

 連打キャンセルが可能だが、カウンター時には5中Pなどが繋がるため闇雲に連打するべき小技ではないのに注意。

 

 また、モダンガイルは小技の最大リーチであった5弱Kを生で出すことができないため、暴れ用途で使う出番が増えている。

 

 

2弱

 発生5F。ガイルの攻めの基点になる小パン。

 攻める時やサマーをタメながらの暴れに使う。カウンター時には2中Pもしくはアシスト強へ繋げられる。

 ガイルはヒット確認が非常に大事なキャラクターになるため、モーションの所感を覚える意味でもしっかり場面を選んで使っていこう。

 密着で出す場合、めくり攻撃からやドライブラッシュからは3発繋がるが、基本的には2発までしか刻めない状況が多いのに注意。

 

 

4弱「ニーバズーカ」

 発生8F。ソニックのタメを維持しながら前に進めるため、攻撃手段だけではなく距離調整として使うこともある特殊技。

 先端当て気味に使うようにすると、カウンター時に2弱を繋げる事が可能。

 4弱のバラマキ方でガイル使いとしての練度が分かるほどには重要な技になっている。

 しかし、モダンスタイルで使う分には不便な点もある。

 弱攻撃に絡んでしまっているため、ガード仕込みのファジー弱攻撃ができなくなっている。

 モダンガイルで弱攻撃暴れをする際は発生5Fの2弱か、レバーを後ろに入れないでの5弱を出す必要がある。

 モダンガイルはこの仕様を始めとして、細かい所で不便を感じるようになっている。

 

 

アシスト弱

 発生5F。非常にリーチが長いガイルの小足。歴代こうなってる。

 下段なのですかし攻撃や起き攻めでの崩しに使う。

 アシストコンボの関係で二段目に2弱が出てしまうため、モダンガイルでは小足連打が出来なくなっている。これが地味に不便な点になっている。

 

 

アシスト弱コンボ「2弱K>2弱P>5弱K>サマーソルトキック

 小足から小パンに繋げ、立小足からサマーを出すコンボ。

 クラシックでやろうとすると高難易度のコンボだが、モダンガイルはアシスト弱の連打でできるようになっている。

 非常に便利なコンボで、このコンボのおかげで前歩き小足からノーゲージでダウンが取れるようになっている。

 しかし、代償としてしゃがみ小足の連打ができなくなっている。

 このあたりの仕様をどうとるかはガイルの使い方次第なのだが、個人的には不便と感じる部分が大きい。

 

 

 

5中

 発生7F。非常にリーチの長いガイルの牽制技兼対空技。

 ヒット時は+1F、ガード時は-4Fとフレーム的には強くない技だが、そのリーチの長さから相手を寄せ付けない置き技として重宝する。

 また、ガイルの2強P対空を嫌がって空ジャンプ(空中攻撃を出さずにジャンプする行動)を咎める対空技としても機能する。

 対空として使うには相手との距離把握が大事だが、ジャンプが1種類しかないスト6でなら覚えるのに大きな苦労はないだろう。

 また、モダンガイルはリバーススピンキック(Cガイルの6強K)がないため、5中は中距離の牽制として出番が多い。

 

 

2中

 発生8F。リュウ・ケンとは違った意味で有名なガイルのしゃがみ中足。

 スト5とモーションが代わり、スト2に近いモーションになった。

 技キャンがかからないが、6中Pにキャンセル可能な下段。

 リーチが非常に長い上に、ソニックやサマーのタメを維持しながら出せるためガイルの生命線になっている通常技。

 ガード時-5Fのため先端当てを意識して使いたいが、ヒット時には+4Fという非常にピーキーな技になっている。

 所感を真っ先に覚えた方が良い技なので、ガイルを使おうという人はまずは2中Kから始めよう。

 

 モダンガイルでも下段の牽制として重宝する。

 しかし、モダンガイルは生の中段攻撃であるフルバレットマグナム(Cガイルの6中P)がないため、ドライブラッシュからの2中は奇襲としての強さがは落ちている。

 ドライブラッシュ2中Kは対の選択肢ありきの選択肢だったため、モダンガイルでは有用でない点に注意。

 

 

2中>6中「ドレイクファング」

 2中から6中を繰り出すTC。二段目の6中はちゃんと中段技になっている。

 2中をガードした後に動こうとする相手に有効だが、最速暴れや無敵技に割られるので注意。

 ガイルは2中Kを積極的に使いたいが、ガード時されると状況的には不利になるため「僕はガードされると不利の2中を積極的に使うけど、6中への派生があるから動き難いよね?だから2中をガードしてもあまり動かないでね?」という意味を込めて使うTCになっている。

 2段目の中段は2中先端当てだと届かない上に、連携に割り込まれる可能性があるので、毎回出すのは危険。

 でも少しずつ混ぜないと相手が黙ってくれないため、見せる必要はあるTC。

 

 クラシックガイルとは違い、モダンガイルは中段モーションを生で出せないため、貴重な中段攻撃になっている。

 

6中 or 4中

 発生11F。前で入力すると前進しながら繰り出し、後で入力すると交代しながらキックをする技。ガイルといえばソバット。

 動作途中(7F)から足元無敵が付くので、相手の2中Kなどの下段を躱しながら一方的に攻撃することが可能。

 しかし、ガード時は-6Fと不利なため先端当てを意識して使おう。

 使い勝手を覚えるのに苦労する技ではあるが「何で相手の行動を潰せばいいかわらかない」という状態になってしまった時の回答の一つの可能性が高い技。

 まずは牽制の一つとして取り入れていこう。

 

 リバスピがないモダンガイルにとっては、唯一のソバット技になっている。

 

 

アシスト中(>追加2中(ダブルバレット))

 初段発生6F。リュウ・ケンのようなしゃがみながらのストレートパンチ。

 スクショはTCである二段目も付随。共に紹介しているが、初段が牽制として重要になっている。

 初段も二段目も技キャン可能。初段はスト5と違い今作はガードされると不利になってしまったが、TCとして追加攻撃がある。

 2中単発の話になるが、攻めの基点になり、置き技としてもよく使われるガイルの主力技となっている。

 2中初段がカウンターした際にもう一度2中Pが繋がるため、毎回2段目を入れ込むのはおすすめしない。

 ガイルを使う上で非常に大事な技になるので、積極的に使って所感を覚えよう。

 

 

 

 

アシスト中コンボ「2中>追加2中(ダブルバレット)>SA1(上)>ODサマーソルト」

 2中>追加2中のTCからSA1を繋げ、ODサマーで追撃するコンボ。

 クラシックでも使うことがあるコンボで、非常に実用的なアシストコンボになっている。

 また、モダンならではのズルい要素の一つとなっているコンボ。

 本来2中>追加2中だけでタメがSA1の間に合わない(正確にはギリギリのギリで間に合うこともあるが、実戦的ではない)。なので、クラシックでは事前にタメを成立させておかないとできないコンボになっている。

※前歩きから正規入力で試してみて欲しい。

 しかし、モダンガイルであるならばアシストコンボとして連打するだけでいいので、タメを事前に入れておかなくてもできるコンボになっている。

 モダンガイルの特権の一つのコンボになっている。

 

 

 

5強

 発生13F。少し前進してヤクザキックかます技。

 見た目通り大きなリーチを誇る上に、前に進みながら出すため当てやすい大攻撃。

 牽制技として優秀な上に、SAキャンセルもかかるためSA2を入れ込むことも可能。

 相手を押し込む攻撃として使うが、リーチの長さから暴れで使うこともある。

 

 しかし、モダン操作によって強攻撃に統合されてしまっているため、クラシックガイルのようにタメを仕込みながら出すことができない(4強のバーンストレートになってしまう)。

 モダンガイルではSA2仕込みを前提として強襲として使おう。

 

 

2強

 発生9F。拳を突き上げる対空技。ルークの2強Pと同じような対空技、というか、参戦順的にはルークがガイルに近い。

 真上の敵に対して有効な対空技になっている。

 技キャンがかからない上にガード時は-9Fのため、対空以外では使うことがない技。

 今作はめくりを匂わせてくる真上の敵に対して対空が取り辛いため、サマーが撃てない場面が多い。

 そういった場面に対処する通常技対空になっている。

 他の2強P対空に比べると発生が少し遅めのため置き気味に出すようにしよう。

 

 ただし、モダンガイルは3強で大足が出てしまうため、前歩きから出す場合はキーの入力に注意すること。

 

 

3強

 発生9F。二段技の足払い。今作は2段目のみダウン属性が付いている。

 くるくる回りながら出すため、ガイル扇風機として歴代で使っている足払い。

 差し返しパーツとして使うことが多いが、コンボの締めとして使うこともある。

 ガードされると反撃確定の大足なので、立ち回りで積極的に振る技ではない。

 今作は二段目を3強(ガイルハイキック)へと派生させることが可能になったため、最初はコンボパーツとして覚えよう。

 

 

3強>追加3強「ファントムカッター」

 3強の二段目を3強(ガイルハイキック)を出すTC。何がファントム(幻影、まぼろし)なのかはちょっとよくわからない。

 残念ながらノーマルヒットでは繋がらないため、カウンターヒット以上か、相手が浮きやられ状態(画面端のドライブインパクトヒットなど)のときに使うコンボパーツになっている。

 二段目は技キャン可能だが、入力的にサマー以外はタメられないのでコンボパーツとして使おう。

 ドライブインパクトのパニッシュカウンターなどで使うことがある。詳しくはコンボの項目で。

 

 

6強「スピニングバックナックル」

 発生16F。ガイルの代名詞にもなっている裏拳。

 ガードされても+3Fと大きな有利を取れるが、しゃがみ状態の敵に当たらない。

 歴代でそういう仕様なので仕方ない。

 反撃確定の始動としても使うことがあるが、立ち回りの強襲択として後ろ下がりの相手に触りにいくために使うこともある。

 非常にリーチが長いため、先端気味で当てる様にしよう。

 ヒット時にはノーマルヒットでも小パンが繋がるため、繰り出す際にタメを仕込んでおけばコンボにいける。

 

 

4強「バーンストレート」

 

 発生9F。リュウ・ケンのような正拳突き。この技もガイルの代名詞になっている。

 技キャン可能な上に後ろ入力の技のため、暴れや差し返しで使う際はソニックのタメを準備した上で使うことができる。

 画面端の話になるが、この技の先端当てからソニックを出す場合、ヒット時には足払いが繋がるほど有利が取れるため、この技のリーチを基点にコンボを判断することもできる。

 この技は前に進まずに定点で殴るため、不必要にラインを上げずに攻撃を出すことができる。

 

 モダンガイルは5強Pがないため、暴れ潰しの他に差し返しにも使う必要がある大攻撃になっている。

 モダンガイルではクラシックガイルで使う以上に重要度が上がっているため、この技も所感もしっかり覚えていきたい。

 

 

J弱

 発生6F。ガイル唯一のめくり空中攻撃。

 クラシックガイルは相手を飛ばせる事が大事なキャラクターになっているが、モダンガイルは飛ばせるための手数が減っているため、もしかしたら重要になっているかもしれない飛び攻撃。

 

 

J中

 発生7F。見た目通り横から上にかけてキックする技。

 下への判定が薄い代わりに上への判定は強い……と好意的な書き方もできるが、ガイルが飛ぶ場合は逃げか対地への行動が主なので、使い道は……正直わからない。

 めくりはなく、そもそもジャンプ中攻撃が必要な場面というのがないため、とりあえずボタンがあるから付いているのではないか?と思われる空中技。

 これで飛び込むぐらいなら大攻撃を使って飛び込むので有効な使い道は不明。

 ただし、この技で空対空を取られると「お前の行動バレバレだけど?」という意志を示すことはできる。煽り攻撃の可能性がある。

 

 

J強

 発生10F。ガイル式ライダーキック。

 真正面の相手に飛び込む際はこの技。特筆することはない空中大攻撃だが、待ちが主体のガイルでもちゃんと飛び込める技を持っているのが好感度高い。

 

 

空中投げ

 地上投げ同様の発生5F。

 対空技の一つとして強力な選択肢の一つ。

 ガイルの対空は2強とサマーが基点になるため積極的に狙う対空手段ではないが、サマーだと当たるか怪しい位置、かつ2Pだと当たる分からないといった微妙な距離での対空範囲を補完する技になっている。

 また、他のキャラとは違い空中投げの方向を選べるようになっている。

 例えば、春麗キャミィの空中投げは前のみ、JPの空中投げは後ろのみだが、ガイルは任意で方向を選べる様になっている。

 そのため、画面端に追い込んでいるときは前に投げ、自身が端を背負っているときは後ろに投げられるというメリットを持つ。

 投げる方向を間違わないようにしよう。

 

 

必殺技

 モダンガイルのSPボタンの仕様は、他のキャラと比べて少々特殊になっている。

 タメ技であるソニックブームサマーソルトキックは当然モダンでもタメが必要なので、タメが成立していない場合は一律でソニックブレイドになる。

 ソニックブレイドニュートラル、もしくは前+SPボタンで設定されている。

 

 

ソニックブーム 4タメ+SP ※正規入力対応 4タメ6+攻撃ボタン

 ガイルの代名詞たる飛び道具。スクショ左からノーマルソニック、ジャストソニック、ODソニック

 タメ技と呼ばれる必殺技であり、一定時間後ろにコマンドを入力し続けてから6+攻撃ボタンで出せる必殺技。

 後ろの要素は4方向、もしくは1方向で良いが、前入力は6方向にする必要がある。

 

 今作はノーマルソニックブーム、ジャストソニックブームと2種類のソニックブームがある。

 ソニックブームの入力時に6入力とボタン入力が同時(3F以内との噂)だった場合ジャスト入力となり、ガイルの声が「パーフェクト!」と変わる。

 ジャストソニックはダメージとヒット時の硬直が変わるため、ジャストソニックでしか繋げられないコンボも生まれる(ガード時の硬直はどちらも変わらない)。

 どの技強度のソニックブームも発生と全体硬直は変わらないが、ソニックの弾速が変わる。

 ODソニックは発生は変わらないが、弾速が上がり、全体硬直も若干減る。

 タメ時間は45Fとのことなので、トレモのキー入力を使ってタメ時間の感覚を肌に刻ませよう。

 

 簡易入力版は弱ソニックブームとなる。後ろタメ入力+SPボタンのみで出るため、前入力が必要ないのが最大の強み。

 そのため、後ろに入れっぱをしながらSPボタンを押すだけで出せるので、クラシックでは出来ないような最速ソニックを連発することが可能となっている。

 ただし、1方向入力で技を出してしまうとサマーソルトキックが優先されるため、簡易入力でソニックブームを出したい場合はきっち4方向を入れよう。

 

 

 

サマーソルトキック 2タメ+SP ※正規入力対応 2タメ8+攻撃ボタン

 

 見た目通りの対空技。スト2から続くガイルの飛び上がり蹴り。

 発生が弱版5F、中版6F、強版7F、OD版6F。

 技強度が上がる毎に発生は遅くなるがダメージが上がり、攻撃範囲が広くなる。

 自身の前斜め上の敵を打ち落とす技で、ソニックブーム同様にジャスト入力が存在する。ジャスト入力成功時は純粋にダメージが上がる。

 また、攻撃発生からどのフレームで攻撃を当てたかでダメージが変わる。

 出始めので当てられればMAXダメージだが、持続3F目以降に当てた際はダメージが下がる。

 攻撃範囲が昇龍拳より圧倒的に広いため昇龍拳では届かない距離の対空も撃ち落とすことが可能。

 MAXダメージを出したいので対空で出すときはできるだけ引き付けて出したいのが本音だが、めくられそうな相手の飛びもサマーを早めに出すことで撃ち落とすといった対空も必要になるのでケースバイケースで使おう。

 OD版は2ヒット技になり完全無敵が付与されるのでぶっパナしとて使える。

 ODサマーの完全無敵付与がガイルがヘイトを集めている理由の一つ。

 

 簡易入力版は中版のサマーソルトキックがでる。下要素である、1方向、2方向、3方向どれでも良い(ガードを仕込める1方向でタメるのが一般的)。

 昇龍拳と違い、タメ技であるサマーソルトキックを咄嗟に出すという場面は少ないはず。なので、対空を出すときは可能な限り正規入力で行いたい。

 ただし、上入力を省くことが可能なため、めくり攻撃を落とす超速対空としか仕える他、サマーソルトキックが届く範囲であるならば、-6F以上への反撃確定パーツとして仕える。

※例えばジュリの中風波刃など。

 

 

ソニックブレイド N + SP(6 + SPでも可) ※正規入力対応 214+攻撃ボタン

 目の前にエネルギーの渦巻きを出す飛び道具。スト5のVスキルが必殺技になって実装された。

 発生が弱版16F、中版21F、強版31F、OD版15F。

 ソニックブレイド設置後に派生で6+攻撃ボタン、もしくは判定が残っている時にソニックブームを通過させるとソニッククロスという飛び道具に変化する。カッコいい。

 ボタン強度が上がるほど発生が遅くなるが画面に停滞している時間が長くなる。

 中版以上は一度ジャンプをしてからソニックを入力してもソニッククロスへ派生できるほど長く停滞する。

 簡易入力版は弱ブレイドとなっている。ソニックとサマーのタメが成立していない場合はこの技が漏れることがある。

 ケンの龍尾脚ほどではないが、ワンボタンの恩恵により立ち回りで予備動作無しにおけるため、クラシックガイルより素早く設置することが可能。

 

 ソニックブレイドを設置後のソニッククロス派生は、ボタン強度により弾速が大きく変化する。

 弱版はガイルが飛び道具と一緒にラインを上げることが可能なほど弾速が遅いが、強版は強ソニックぐらいの速度なので相手にとっては非常に厄介な技になっている。

 また、ODソニックブレイド>追加入力でODソニッククロスになるが、ノーマルソニックブレイド>追加ODソニックブームでもODソニッククロスへと派生する。

 ODソニッククロスはボタン強度によって差はないが、弾速が非常に早くなっている。

 また、ODソニックブレイド>ODソニッククロスといったドライブゲージを4本使った贅沢な行動も可能。

 ODソニックブレイドを経由したODソニッククロスは見てからガードするのは困難なほど弾速が早い。また、ヒット時に相手を壁へ叩きつける性能になる

 

 ソニックブレイドはそのまま出すととガードされた場合は不利だが、設置技なので持続当ての概念が生まれる。

 中版以上のソニックブレイドは起き攻め時に持続当てをするとガイルが有利を取れる。

※例えば、画面端でサマーをヒットさせた後にソニックブレイドの設置など。

 飛び道具で起き攻めを仕掛けられるので、JPのアムネジアや、飛び道具無敵の付いていないSA1(真空波動拳やバルカンブラストなど)を一方的に潰すことが可能になっている。

 

 発生時に食らい判定が大きく前に出るため、対策を知っている人は見てから足払いなどで潰してくる。

 特に強版は発生の遅さから潰されやすくはなっている。

 とはいえ、見てから全てに対処するのは至難なので、置く技がバレないように様々混ぜて使っていこう。

 ソニックブレイドをとりあえず置いておければ牽制のプレッシャーが跳ね上がる。そのため、ガイル相手に関わらず待ちを選択する人には無遠慮にソニックブレイドを置いてプレッシャーをかけよう。

 

 今作のガイルの重要技であることは間違いなく、牽制技が削られているモダンガイルにおいては更に重要度が上がっている。

 

 

 

超必殺技  SuperArts

 モダンガイルの簡易入力SAは他のキャラクターと配置が変わっている。

 SA1が4タメ + SP + 弱攻撃。

 SA2がN or 6 + 中攻撃。

 SA3が他のキャラ同様2 + SP + 強攻撃。

 

 また、SA1が二種類あるのに注意。詳しくは項目で。

 

SA1 ソニックハリケーン 4タメ + SP + 弱 ※正規入力 4タメ646+弱

ソニック!スパーキング!」

 スト5のCAが今作はSA1として実装。

 簡易入力で出すのと、正規入力で出すので性能が変化するSA1となっている。

 発生が簡易入力版が7F、正規入力版が8Fとなっている。

 簡易入力版は打撃無敵及び投げ無敵が付与されるのでぶっパナシとして使うことができる。

 正規入力版は無敵はなく、簡易入力版よりダメージが下がるがODサマーソルトキックでの追撃が可能となっているため、便利なコンボパーツとして重宝する。

 簡易入力版は切り返しに使い、正規入力版はコンボと一緒に覚えよう。

 簡易入力版はタメが成立していないとSA2が漏れるのに注意。ゲ

 

 

 

SA2 ソリッドパンチャー SA2がN or 6 + 中 ※正規入力 214214+中

「カモーン!!」

 スト5のVトリガーがSA2にて実装。両腕にエネルギーを纏い、中・強ボタンを2つ同時押しすることでソニックブレイク(通称ちびソニック)をゲージが続く限り出すことができる。

 また、ソニックブームからも派生追加入力で出すことが可能。

 強化技のため攻撃判定はないが、5強や4強から出すことでスト5のVトリガーキャンセルのような使い方ができる。

 特に5強から入れ込む行動がテンプレとなっている、ヒット時にはコンボに、ガード時でも攻め継続が可能となっている。

 ガイルがタメを経由せずに任意で飛び道具が出せる状態というだけでも強いが、バーンアウトの誘発やバーンアウト時の削りなど相手を追い込むのに非常に強力な必殺技になっている。

 ガイルは道着キャラと違いSA3にリソースを注力するよりかはSA1を小出しにしてダメージを与えた方が効率が良いこともあり、意外に狙える機会は多い。

 使い方はよく分からないうちは、とりあえずバーンアウト状態の敵に嫌がらせする意味をこめて使っていこう。

 

 また、強化技のため正規入力だろうが簡易入力だろうが性能が変化しない。

 

 

SA3 クロスファイアサマーソルト 2 + SP + 強攻撃 ※正規入力 4タメ646+強

「全力で行くぞ!クロス!ファイア!サマソッ!」

 スト6からの新技。サマーソルトキックで相手を打ち上げた後にソニックブームで追撃。また更にサマーソルトキックで追撃する、という、男の子がカッコいいと思う連携を詰めに詰め込んだSA3。本当にカッコいい。

 発生9F。基本的にはリーサルパーツとして使うが、モダンの場合は簡易入力があるので切り返しや差し返しにも使っていける。

 また、高火力の対空としても出番がある。

 ヒット後は相手と大きく離れるが、相手と距離が離れるのはガイルにとってメリットでしかないので非常に理想的な展開になっている。

 

 

 

基礎コンボ

 クラシックガイル同様である程度の状況を作ってコンボするのは変わらないが、アシスト強のコンボによりモダンガイルはクラシックガイルよりノーゲージのコンボダメージが高い。

 これは他のキャラクターでは見受けられないようなメリットになっている。

※ゲージを使ったコンボダメージはクラシックに劣るのは他のキャラと変わらない。

 ノーゲージコンボはクラシックガイルと同じコンボだと勿体ない場面があるので、クラシックからモダンに移行する人はほとんど別キャラの意識をもって使おう。

 

 正確にはクラシックガイルでもモダンガイルのようなノーゲージコンボができるとのこと。ごめんなさい、自分が下手でできなかっただけでした。

 詳しくはプロゲーマーのひぐちさんの動画をご参照ください。※1:51ぐらい

www.youtube.com

 

モダンガイルはアシストコンボがどれも優秀

 ガイルのアシストコンボは非常に実用的なコンボが設定されている。

 特にアシスト弱、アシスト中のコンボはクラシックガイルでも同様のコンボを狙う場面がある。

 アシスト強コンボもODゲージを使う必要はあるが、反撃確定時のコンボとしては悪くない。

 どのアシストコンボも使い所があるため、モダンガイルはアシストコンボを組み込みやすいのも売りの一つである。

 

 

ノーマルヒット・起き攻め時

・2弱>2弱>弱ソニックブレイド(N+SP or 214弱P)

 コンボではなく連携。2弱>2弱だけではソニックやサマーのタメが間に合わないためとりあえずで使う連携。

 

 

・アシスト弱×4

 「アシスト弱」の項目でも触れたが、クラシックでは困難度のコンボがモダンではボタン連打で出せる使い勝手の良いコンボ。
 コンボ時に下要素を入れっぱなしにしておけばODソニックやSAにもキャンセルが可能。
 歩き投げの対の選択肢として有用なのだが、ほぼ密着でしか繋がらないため距離に注意

 


・アシスト強×2>強サマーソルトキック(2タメ8強)

 クラシックガイルでは絶対にできないコンボの一つ。

※シビアですが、クラシックでも可能なコンボだそうです。ごめんなさい。
 下タメをアシスト強を入力するのと同時に入れ始めればタメが間に合うため、前歩きからも狙える。
 また、ガードされていた際はアシスト強二段目からソニックでカバーもできる。
 ジャンプ攻撃や、2弱やアシスト中初段のカウンターからも狙えるコンボ。

 

 

・アシスト中>2弱>2弱>強サマーソルトキック(2タメ8強K)

 とりあえずの起き攻めなどに。

 

 

・アシスト強>アシスト中>アシスト中>サマーソルトキック(2タメSP or 2タメ8+強)

 アシスト強始動のコンボ。投げの対の選択肢に。

 ただし、ゲージがあるからといってアシスト中コンボを出し切ろうとすると最終弾のODサマーソルトキックが当たらないので注意(画面端ならばコンボになる)

 

 

・6強>2弱>2弱>強サマーソルトキック(2タメ8+強)

 6強始動のノーゲージコンボ。

 立ち回りで唐突に当たった際に使うが、ドライブインパクトバニッシュカウンター時にノーゲージコンボとして使うこともある。

 距離の把握は必要になるが立ち回りでヒットさせた場合、カウンターヒット以上でアシスト中やアシスト強に繋がるためコンボを伸ばせる。

 6強での牽制はヒット確認を怠らないで使いたい。

 

 

・J弱>2弱>2弱>強サマーソルトキック(2タメ8+強)

 クラシックガイルでも使うジャンプ攻撃に下タメ要素を入れておき、2弱からサマーをするコンボ。
 モダンガイルの場合は「J弱>アシスト弱コンボ」も可能だが、距離が離れると全部繋がらないのに注意。

 

 

・J強>アシスト強>アシスト強>SA1(4タメ + SP + 弱)>ODサマーソルトキック(2タメ+アシスト強+SP or 2タメ8+攻撃ボタン2つ)

 アシスト強二段からのSA1のコンボ。

 SA1ゲージのフルコンボとして使う。

 J強の部分をドライブインパクトのパニカン時や、6強のパニカンを狙える状況(無敵技ガード後)などに変えても同様のコンボが狙える。

 可能なら全て正規入力でダメージを伸ばしたい。

 

 

 

・(相手画面端)アシスト強>アシスト強>弱ソニックブレイド(N+SP or 214弱)>サマーソルトキック(2タメ+SP or 2タメ8+攻撃ボタン2つ)


 相手が画面端限定のソニックブレイドからサマーで締めるコンボ。
 アシスト中>アシスト中でも同じコンボが可能だが、アシスト強の方がダメージが高い。

 ダメージは下がるが、必殺技を簡易入力で行うとコンボ難易度を下げられる。

 アシスト強入力時に下要素を入れずにアシスト強二段目を2SPでキャンセルしソニックブレイドをヒットさせ、そのまま2SPをもう一度押してサマーソルトキックを出す。

 

 

・(相手画面端)ドライブインパクトヒット or ガード>4強>弱ソニックブレイド(214弱)>強サマーソルトキック(2タメ+SP or 2タメ8+強)

 画面端のノーゲージインパクトコンボ。最速ではなく、ソニックブレイドヒット後に若干ディレイ(タメ時間の確保)が必要。

 難しい場合はドライブインパクトヒット後にアシスト強>アシスト強>サマーソルトキックといったコンボもある。使うコンボは練度によって決めよう。

 

 

ドライブインパクトパニカン時>前ステップ>3強>追加3強>強サマーソルトキック(2タメ8+強)>SA1(※簡易入力版である4 + SP + 強)

 インパクトパニカン時の1ゲージコンボ。サマーで打ち上げてからSA1で迎え撃つとてもカッコいいコンボ!

 横方向のSA1ソニックハリケーンが簡易入力でしか出せないためクラシックガイルで同様のコンボをするよりダメージが下がるのが残念。

 ゲージを使うことが前提のコンボなので、ノーゲージではアシスト強×2からのサマーにしよう。

 

 

・5強 or 4強>SA2(N + SP + 強 or 214214中)>4強>強ソニックブーム(4タメ6)>派生追加ソニックブレイク×4

 SA2ソリッドパンチャーを入れ込むコンボ。

 SA2の使い所が分からないときは、まずはバーンアウトしている相手の削りに使ったり、バーンアウト間近の相手への追い込みで使ったりしよう。

 

 

 

ドライブラッシュコンボ

 

・アシスト中 or 4強>キャンセルドライブラッシュアシスト強>ノーキャンアシスト強>追加アシスト強>サマーソルトキック or SA1


 他のキャラでもよく見る牽制からのからのドライブラッシュコンボ。
 ドライブラッシュ後アシスト強はガードされても投げと打撃の二択が迫れるので強気にいこう。

 中身を変える必要がある場合もあるが、最初のドライブラッシュコンボとして基本の形になるので是非覚えよう。

 

 

・アシスト弱×3>キャンセルドライブラッシュ5弱>アシスト強>アシスト強>サマーソルトキック(2タメ8+強)

 アシスト弱の3段目のキックをドライブキャンセルして伸ばすコンボ。

 ドライブラッシュ後の弱攻撃は5弱でも2弱でもどちらでも良いのでお好みで(ダメージも変わらない)。

 アシスト弱3段でなくても5弱始動からも狙える。小技からのドライブラッシュコンボを覚えるとリーサル手段が増えるため、ガイルに慣れてきたと思ったら是非練習しよう。

 

 

・4強>ドライブラッシュ5強K>アシスト強>アシスト強>SA1orSA3

 4強からの強襲用。
 リュウ・ケンのような大パンからのドライブラッシュでの奇襲。

 5強Kはガードされていると状況が五分のため、アシスト強などに変えたいのが本音。

 とはいえ、五分である以上は反撃はないので練度や慣れに応じて考えてみよう。

 

 

・6強Pパニッシュカウンター>4強>ドライブラッシュアシスト強>ノーキャンセルアシスト強>アシスト中>ドライブラッシュアシスト強>ノーキャンセルアシスト強>アシスト強>SA3

 OD昇竜など無敵技をガードした際に狙えるフルコンボ
 ドライブゲージをフルに使ったリーサルコンボで、このコンボだと5434のダメージ。
 パニカン6強P始動でなくてもJ強Kからも狙える。

 ガイルに5割以上減らされる状況はほぼほぼ詰み状況が多いため、狙えるときはしっかり狙っていこう。

 

 

 

 モダンガイルはクラシックガイルと比べてコンボの内容が結構違うので、クラシックから移行する人はよくよくコンボの見直しをすることを推奨する。