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【スト6】クラシックリュウ攻略 通常技・必殺技+基礎コンボ

2024年2月の調整で波掌撃を中心に強化をもらったリュウ

 歴代ストリートファイターの主人公【リュウ】の初心者・初級者向けの攻略記事。

 各種技の解説や基礎コンボの紹介など。

 

 リュウストリートファイターのみならず、格闘ゲーム界隈そのものを牽引するキャラクターであり、まさにTHE主人公。

 主人公として歴代参戦しているキャラクターではあるが、正確にはストⅢ、ストⅣ、ストⅤ、ストⅥは別のキャラクターが主人公として設定されているが、その存在感からリュウストリートファイターシリーズの主人公そのものと言っても過言ではない。

 スト6では新技である【波掌撃】を引っ提げての参戦となった。

 

 余談だが、ゲーム名ではリュウ(RYU)と表示されるが、本名の『隆』と書く。

 しかし、【隆】でタカ(い)とも呼ばれるため、リュウのキャラ性能が全体的に評価されていないときは隆(タカシ)と揶揄されることもある。

 

 

ちょっと古くて申し訳ないですが、モダンリュウはこちら↓

sorehododemonai-gamer-a.hatenablog.com

 

 

各種通常技・必殺技・超必殺技

カプコン公式【シャドルー研究所】より

 テンキー表記で記載。
 123

 456 ※5をレバーニュートラル(何も動いていない状態)と仮定して、

 789  番号が方向キーの表示

 

例:前弱P=6弱(もしくは小)P 
  前中K=6中K
  後強K=4強(もしくは大)K

 

 スト6の公式ページにムービー付きの解説があるため、動きモーションを見たいプレイヤーは公式サイトを覗くことをオススメ。

 もちろん、ゲームの中でもコマンドリストから閲覧可能。

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/ryu/movelist

 

 

通常技・特殊技

5弱P

 発生4F。いつもの立ちコパン。

 連打キャンセル可能のコパンで、密着始動なら3回刻むことができる。

 各種昇龍拳へ繋げられる他、弱竜巻旋風脚、弱波掌撃、SA1にも繋げられる。

 また、リュウはドライブラッシュの初動が早いため、5弱Pにドライブラッシュキャンセルをかけてコンボを伸ばすことも可能。

 2弱Pと発生が同様だが、5弱Pの方が全体硬直が短い上に攻撃持続も1F長いため、攻めに使う場合は5弱Pを基点にすることをオススメ。

 

 

2弱P

 発生4F。いつもしゃがみコパン。

 発生は4Fのため、しゃがみながらの暴れ技として使える。

 5弱P同様に昇龍拳、弱竜巻旋風脚、弱波掌撃にも繋げられる。

 

 ケンと違ってノーマルヒットでは2弱P>5弱Kはコンボにならない点に注意。

 このあたりはちょっとケンより弱い部分。

 

 

5中P

 発生6F。攻撃リーチが見た目通りの中攻撃。

 発生は早いが攻撃範囲が見た目通りしかないため、最初は使い難いと思う。起き攻めやコンボ始動でよく使う。

 牽制として使う場合は2中Pの方がリーチが長いが、全体モーションはこの5中Pの方が短い。

 相手の距離を見ずにとりあえず置いておきたい中攻撃としても使うことがある。

 発生が6Fと早いため、密着の中攻撃始動のコンボパーツとして優秀だが、スト5と違いガードされると-1Fなのに注意。

 だが、攻撃持続が4Fととても長いため、相手の起き上がりに持続当てができれば有利が取れる。セットプレイで組み込んでみよう。

 

 余談だが、技名に『鉤(かぎ)突き』とあり、正拳突きなどと違いまっすぐ打つのではなく、斜めから弧を描くように突く攻撃とのこと。

 

 

2中P

 発生6F。数値的にはケンと全く同様のしゃがみのストレートパンチ。

 5中Kより近い間合いでの起き攻撃によく使う。

 5中Pよりリーチが長いため、ガードされても五分のために当てに行く攻撃としても使いやすい。

 

 ヒット時は5弱Kが繋がる。また、5中Pヒット時から繋げられたり、5中Kがカウンターヒットした際の追撃パーツとしても使うことが多い。 

 

 

6中P「鎖骨割り」

 発生20F。拳を振り下ろす中段攻撃。通称【鎖骨(さこつ)】。

 モーションが大きいため遅く見えるが、発生20Fという速さはスト6の中段攻撃の中でもトップの速さになっている。

※比較として、ルークの6中Pは21F、ジェイミーの6中Kが22F、春麗の3強Pが21F。

 

 ヒット時に+2Fなので攻めを継続できる。ガード時でも-3Fのため確定反撃は限られている。

 他のキャラ同様ドライブラッシュから繰り出すと有利が伸びるため、崩し兼コンボ始動としても使っている。

 リュウはドライブラッシュの速さも相まって、かなり優秀な崩し手段になっている。

 使わないのは勿体ない中段攻撃なので、投げと打撃の択に慣れてきたら対の選択肢として取り入れていこう。

 

 

TC 5中P>5弱K>5強K「不破三連撃」

 使わないため説明も省略。

 

 

5強P

 発生10F。右ストレートでぶっ飛ばすリュウの大パン。

 ケンの5強Pと発生は一緒だが、リュウの方が硬直が1F長くなっている。なんで?

 主力牽制の一つであり、中の立ち回りの屋台骨として使っていく攻撃手段。

 牽制、起き攻撃、差し替えし、起き攻め、ドライブラッシュコンボと多岐にわたる使う方を求められるため、リュウを初めたばかりのプレイヤーはまずは大パンを積極的に使って技の所感を覚えていこう。

 スト6のリュウはまずはこの5強Pから!

 

 強制立ちくらい技となっているため、ドライブラッシュコンボに絡めたときは5強Kなどを当てやすくなっている。

 

 

2強P

 発生9F。いつものしゃがみアッパー。

 斜め上への攻撃だが、ケン同様に対空としてではなくコンボパーツとして使うことが多い。

 5強Pより発生が早く、ヒット硬直も大きいしゃがみ台パン。ガード時は-7Fのため、基本的にはコンボを前提として使う。

 地上の相手に対して単発で使うことはまず無い。

 

 攻撃の位置的にワンボタン対空として使えないことはないが、攻撃判定が見た目より前に出ているため真上の敵は落とし難い。

 斜め上の敵に対しては昇龍拳で落としたいのが本音なので、対空としての出番は多くはない。

 相手の原人狩り(垂直ジャンプによるグラ潰し)を咎める時ぐらい。

 

 ドライブラッシュ2強P、もしくはパニッシュカウンター時に強波掌撃が繋がるため、ゲージを絡めたコンボで使うことが多いので、最初の使い方はコンボと一緒に覚えよう。

 

 

6強P「鳩尾砕き」※2024年2月の調整で強化

 発生20F。通称【欲望が滲み出る大ゴス】。2段技。

 波動拳昇龍拳に劣らないリュウの代名詞的な技で、前進しながら相手を攻撃する特殊技。

 他の通常技や波動拳で牽制を制した際の裏の選択肢として使う。

 発生が遅いため使い所をよく見極める必要があるが、ガード時に+1F、ヒット時に+6Fと有利がとれるため、リターンを求める時に使う攻撃。

 

 発生の遅さと、相手の後ろ下がりに無力だっためにかなり使い所が難しい技だったが、2024年2月27日の調整にてガード待機判定(影縫い判定)が攻撃の先端まで伸びるようになった。

 6強P(大ゴス)の範囲内であれば、後ろ下がりを抑制できるようになったのでかなり使い勝手が良くなった。むしろどうして今まで無くていいと思ったのか……。

 

 上段技なので崩しには使えないが、相手の無責任な後ろ下がりを抑制した上に有利が取れる技として使っていけるようになった。

 相手の引き撃ち行動からのテキトー差し返しにこまったら、この技で抑制していこう。

 

 スト5ではなぜかガードされると不利だった。元々有利が取れる特殊技として存在していたので、スト5だけおかしかったと思うプレイヤーが多いだろう。

 

 

 

4強P「上げ突き」

 発生7F。キャンセル可能の特殊大攻撃。

 立ちながらアッパーを繰り出す技で、古からの格闘ゲーマーには『リュウの近距離大パン』で通じるモーションになっている。

 発生7Fと非常に早いためコンボパーツとして非常に優秀な大攻撃になっている。この技をコンボとして組み込めることがクラシックリュウの特権の一つなので、積極的にコンボに組み込んでいこう。

 ノーマルヒット時にはこの技からして強上段足刀蹴りが繋がらないのも覚えておこう。

 

 ガード時は-13Fと隙が大きいため起き攻めや牽制で使うことはない。使い方はコンボと一緒に覚えよう。

 

 

TC 5強P>5強K「上段二連撃」

 5強Pから5強Kを繋げるTC(ターゲットコンボ)。

 5強Pから5強Kのキャンセル猶予が非常に長いため、ヒット確認が可能。

 可能……だが、正直あまり積極的に使うコンボではない。

 

 

5弱K

 発生5F。リュウのローキック。

 ケンと同様のモーションだが、残念ながら弱Pからは繋がらいので小技コンボとして使えない。

 牽制や差し返しで使うことが多く、この技から弱上段足刀蹴りや中竜巻旋風脚が繋がるため、上手く使えるとラインを押し上げるパーツとして使える。

 中攻撃からコンボになるので、初めはコンボと一緒に所感を覚えよう。

 

 

2弱K

 発生5F。リュウのいつものしゃがみ小足。

 ケンの様にこの技から5弱Pに繋げられるので、起き攻めや透かし下段の択として使っていける。

 また、ヒット時は+3Fと有利が大きいため、ドライブラッシュ2弱Kで奇襲をかけて、ヒット時に中攻撃のコンボにいくなどの使い方もある。

 しゃがみ小足に関してはケンやルークより強い技になっているので、リュウを使うのならばこの技の使い道を模索していこう。

※ケンの2弱Kはヒット時+1F(ラッシュ時+5F)、ルークはヒットしてても-1F(ラッシュ時+3F)のため、リュウよりコンボが伸ばしにくい。

 

 

5中K

 発生9F。見たまんまの横蹴り。この技の名前も【横蹴り】。

 クラシックリュウの横押し用のパーツ。見た目が少々地味で、技キャンはかからないがリーチが優秀な上にヒット時に+4Fが取れる。

 若干だが前に進むため、見た目以上のリーチがある。

 

 カウンター以上で中攻撃が繋がるようになるため、差し込みだけでなく差し返しのパーツとして使っていける。

 攻めで使うことも有るが、相手の横押しを押し返すパーツとして使うことが多い。

 モンダンリュウは持っていないため、クラシックリュウの特権の一つ。

 

 

2中K

 発生8F。モーションが変わったらいつものしゃがみ中足。

 「中足」と言えば大体このモーションのことをさすが、他の中足攻撃と区別するために「しゃがみ中足」「しゃが中」といった言い方もする。

 

 技キャンのかかる下段牽制技で、この技からドライブラッシュへの奇襲はスト6のテンプレ行動の一つ。

 キャンセルのかかる下段という時点で優秀。スト6は全体的にしゃがみ中足の強さが抑え気味になっているが、道着キャラ(リュウ・ケン・ルーク・豪鬼などのこと)の中足はキャンセル先の多さも相まって強力。

 

 後ろ下がりでお茶を濁そうとする相手にぶっ刺していこう。

 

 

5強K

 発生12F。しゃがみには当たらない上段蹴り。

 しゃがみ状態の敵に当たらないため牽制で使うことは稀だが、ヒット時に+9Fと大きな有利を取れる上に、パニッシュカウンター時には膝崩れダウンとなるので反撃確定のコンボ始動技としてとても優秀。

 また、シミー(投げ暴れ潰し)の選択肢としても使うため、クラシックリュウでの反撃確定コンボはこの技を基点に考えよう。

 

 攻撃の位置的に対空に使えなくもないが、その場合は起き技気味の対空になる。

 垂直ジャンプを狩るために使ったりもするが、最初はまずはコンボと一緒に所感を覚えたい。

 

 

2強K

 発生9F。リュウの足払い。通称大足。

 大足としての性能は並で、ケンに比べるとリーチも発生も劣る。

 積極的に使う技ではないが、差し返しパーツの一つとして覚えてはおきたい技。

 使うときは先端当てを意識して使おう。

 

 

 

6強K「旋風脚

 発生16F。SF6からのリュウの新モーション。

 リュウのソバットで、出始めにはないが動作途中から相手の下段をかわして攻撃する。

 ガードされると不利だが、先端当て気味なら反撃も難しいため先端当てを意識して使いたい。

 ヒット・ガード問わずOD空中竜巻旋風脚へとキャンセルが可能。ギリギリ単発のヒット確認が可能なので、状況確認と併せてできるようになりたい。

 画面端ではOD竜巻旋風脚からコンボが伸ばせるのも覚えておこう。

 

 

4強K

 発生10F。蹴り上げとかかと落としの二段技。

 1段目に強制立ちくらい効果がある。

 二段技なのでこの技だけでヒット確認が可能だが、ガードされると-4Fのためキャンセルは必須。そのため、少々使い勝手が悪い。

 モダンリュウではコンボパーツでお世話になるが、クラシックリュウは4強Pがあるのでコンボパーツとしてあまり使わない。

 この技の使い道を教えてください……。

 

 一段目と二段目両方とも技キャンがかかるので、一段目にドライブインパクトへキャンセルをかけた奇襲といったネタもある。

 

 

J弱P

 発生4F。空中小パン。

 空中攻撃の中では最速発生だが、めくり性能があるわけでもないので積極的に使う技ではない。

 発生の速さを活かして飛び逃げのお供に使うぐらい。

 

 

J中P

 発生8F。下から上へ掬うようにアッパーを繰り出す二段技。

 横から上へかけての攻撃になるので対地には使わないが、ヒット時には追撃可能の吹き飛び判定となるため空対空の選択肢として使う。

 技キャンが可能なので空中竜巻に繋げることも可能。

 画面端付近で当てられると、ケンやルークの様にコンボが伸ばせる。

 相手のジャンプ逃げを読み切った時に使っていきたい。

 

 

J強P

 発生9F。斜め下にストレートパンチを繰り出す対地技。

 対地攻撃は基本的にはJ強Kを使っていきたいが、発生はこちらの方が早いのでマリーザやザンギエフの様に身長が高い相手には有効打になるシーンもある。

 また、対地だけでなく空対空を見越す場合も発生の早いこちらを使っていこう。

 

 

J弱K

 発生6F。めくり性能を持つリュウの空中小足。

 発生はJ弱Pより遅いが持続が非常に長いために早めに出しても地上の相手に当てやすい。

 飛びからの展開を早くしたい時に使っていこう。

 

 

J中K

 発生7F。リュウ式ライダーキックその1。初心者から上級者まで使っていく飛び込み技。

 斜め上への攻撃に見えるが、ケツにもしっかり攻撃判定があるめくり技。

 道着キャラに相応しい飛び込みパーツとしての性能は持っている。

 

 

J強K

 発生12F。リュウ式ライダーキックその2。発生は遅めだがリーチに優れる飛び込み技。他のキャラよりは出すタイミングを早めても、しっかり地上の相手に刺さってくれる。

 基本的にはリュウ(のみならず道着と呼ばれるキャラ)は相手の飛びを落とす事がメインになるので積極的に飛びを狙うキャラではないが、自身より強い飛び道具を持つガイルやJP相手では飛んでいく必要があるため、使い勝手は覚えておきたい。

 

 

必殺技

電刃練気 22+P

 スト6からの新技。殺意の波動を電気に変えて蓄積する。「集中!」

 チャージに成功するとドライブゲージの横にアイコンが付く。ストックは一個まで。

 ストックがある状態だと波動拳・波掌撃・SA1真空波動拳・SA2真・波掌撃の性能が大きく強化される。

 詳しくは各技毎に解説する。

 

 基本的には使い得の技だが、全体がフレームが52Fと一秒近くかかる。

 そのため、立ち回りでぶっぱするのはかなりリスクが大きい。

 安全にチャージするのは、上段足刀蹴りなどで相手を大きく吹き飛ばした後か、コンボを途中で止めて電刃練気の時間に当てたりと工夫が必要になる。

 使い方と狙う場所に個性が出る技。

 

 2024年2月の調整により、電刃練気中のOD波掌撃のコンボダメージが大きく上昇。

 そのため、火力を大幅に上げられるパーツにもなった。

 しかし、波動拳を一回ストックを消費してしまうため、コンボ火力を確保しようとすると波動拳が打ちにくくなるジレンマも抱えている。

 そのため、波動拳が打てない苦しさも持つ事にもなる。

※集中の後にコンボ火力のために波動拳を渋る事を「悪い集中」と揶揄する人も。

 

 思い切って集中をしない立ち回りもあるだろうが、せっかくの新要素なのでできることなら対戦の中に組み込んでいきたい。

 

 

波動拳 236+P

 ストリートファイターのみならず、格闘ゲームにおいての飛び道具の代名詞【波動拳】。歴代シリーズ同様にまっすぐにエネルギーの塊を飛ばす飛び道具。

 一方的に攻撃判定を押し付けられる必殺技で、飛ばれると大ダメージをもらうリスクを持つ。

 うっすらとだが波動拳の中に手の形が見えるため、スト2リスペクトだと思われる。 

 

 弱・中・強・ODの違いで弾速が変化し、牽制、横押し、行動抑制、布石、と、使う目的は多岐に渡る。

 相手の地上牽制を一方的に潰す、相手にジャンプしてもらうために撃つなど、波動拳の使い方は一朝一夕で身につかず、また、言語化するのも今でさえ難しい必殺技になっている。

 波動拳の使い方でリュウ使いの真価が問われる。常に向き合っていこう。

 

 電刃練気の強化対象であり、発生・弾速・威力共に上昇する。通称【電刃波動】。

 電刃波動は技強度の打ち分けは無く、一律で同じ性能になっている。

 

 発生は弱版が16F、中版が14F、強版・OD版・電刃練気版が12F。

 ノーマル版は1ヒット技で、OD版は2ヒットの吹き飛ばし技になる。

 OD版・電刃波動拳は2ヒットになり、ヒット時は追撃可能の吹き飛びダウンになる。

 OD電刃波動拳は3ヒットになり、画面端で当てると上段足刀蹴りが間に合うほど硬直が見じ

 ノーマル版は発生の速さが違うが全体硬直は変わらない。また、波動拳電刃波動、OD波動拳、OD電刃波動拳はそれぞれ個別に全体硬直が短くなっている。

 

 スト6の中でも癖がなく使いやすい飛び道具なのは間違いないが、飛び道具の性能として見るとソニックブームサンドブラストには見劣りしてしまう部分がある。

 また、今作はドライブパリィによって飛び道具の対処が用意のため、システム的にも向かい風となってしまっていることは否めない。

 とはいえ、使っていかないと牽制も何もないため、波動拳の使い方はリュウ使い一生の課題となるだろう。

 

 リュウをやり始めるプレイヤーは、初めは強波動拳での牽制の所感を覚え、各種の読み合いが見えてきたら弱波動拳でペースを乱す事も視野に入れよう。

 

 2024年2月のアップデートにより、波動拳を出した際の食らい判定が縮小された。近い距離での波動拳による抑制もできるようになったため、プレッシャーが大きく上がった。

 

 

昇龍拳 623+P

 対空技の代名詞【昇龍拳】。英語圏格闘ゲームプレイヤーにも「Sho-Ryuken」で通じるほどのグローバルスタンダードな必殺技。
 相手の飛び込みを落とす対空技として使うのはもちろん、コンボの締めにも使うので出番は多岐に渡る。

 

 発生は弱版5F、中版6F、強版7F。OD版は6F。

 技強度が上がるにつれて発生が遅くなるが、攻撃範囲とダメージが上昇する。

 OD版は完全無敵が付くため、ぶっパナし(切り返し)にも使っていける。

 

 相手の飛び込みを落とす対空技として使う。

 基本的にはダメージの高い強昇龍拳で落としたいが、めくり気味の攻撃に対しては中昇龍拳、反応が遅れた時などに弱昇龍拳など要所で使い分けが必要になる。

 慣れないうちは発生の早い弱昇龍拳だけで対空を取っても良いので、まずは相手のジャンプを昇龍拳で落とす意識を身につけることが大事。

 波動拳を嫌がって飛んだ相手をこの技で落とすところから始めよう。

 


竜巻旋風脚 214+K

 ぐるぐると回りながら前進攻撃をする突進技。ヒット時に相手を大きく横に吹っ飛ばす。略称で【竜巻】と呼ぶ。

 OD版はその場で高速回転を行い、多段ヒット後に相手を吹き飛ばす。

 空中版が存在する(後述)。

 

 発生は弱版が12F、中版が14F、強版が16F、OD版が13F。

 弱・OD版竜巻は弱攻撃から繋がり、中・強版竜巻は中攻撃以上から繋がる。

 

 主な出番はコンボの締め。弱・中の竜巻でラインを上げるコンボとして使う。

 強竜巻はヒット後に相手を上に吹き飛ばし、自身はそのまま進むため相手との位置を入れ替えるコンボとして使う。

 画面端の暴れが通ったときなどに強竜巻をコンボに組み込めると、相手と自分の位置を入れ替えることができる。

 OD版竜巻は弱攻撃から繋がるほど発生が早いため、ドライブラッシュコンボへはいけないがダメージを伸ばしたい状況などに使うことがある。

 

 ソニック波動拳などを躱しながら攻撃する【弾抜け】技として使えなくもないが、出始めから相手の弾を避けられるわけではないのでほぼほぼ一点読みの使い方になる。

 

 

空中竜巻旋風脚 空中214+K

 竜巻旋風脚の空中版。前ジャンプ中からのみ出すことが可能。

 ボタン強度による差はない。発生はノーマル・OD版共に11F。

 

 単発で使うことはほぼなく、空対空のJ中Pなどからコンボに使う。

 ヒット時は相手は吹き飛びダウンとなり、空中竜巻の当たり方次第で追撃可能。

 画面端付近でJ中Pから空中竜巻を上手いこと当てられると、昇龍拳よりリターンの高い対空手段として使える。

 

 OB空中竜巻旋風脚ホバリングして回転する。

 OD版もJ中Pからコンボにしてダメージを伸ばすほか、6強K「旋風脚」からキャンセルをかけてダメージを伸ばす際に使える。

 

 今作は【逃げ竜巻】はできないの注意。

 

 

上段足刀蹴り 236+K

 ストⅢより使えるようになったリュウの打撃技。略称で【足刀(そくとう)】。

 発生は弱版15F、中・OD版18F、強版29F。

 

 特別発生が早いわけでは無いがリーチが素晴らしく、今作では中版・強版をガードさせた時のノックバックが大きく、硬直も少ないので立ち回りの中で使っていけるようにもなった。

 もちろん、従来通りコンボパーツとしても有用。

 

 中版は中攻撃以上から繋がり、強版は4強P「上げ突き」が繋がる。強版は画面端なら弱昇龍拳で追撃可能。

 特に中版の足刀の使い勝手が素晴らしく、5強Pから連続ヒットになるため横押しのパーツとして使っていける。

 OD版はワイヤー(バウンド)効果が付き、相手を画面端に叩きつけた後に戻ってくる仕様になっている。

 従来より使い難く、コンボダメージを伸ばすならドライブラッシュコンボなど他に手段があるため、現状のOD版足刀は出番が控えめ。

 

 立ち回りでも使っていきたい技だが、インパクトなどとの読み合いも絡むため使いすぎに注意。

 慣れないうちはコンボで使って所感を覚えよう。

 

 

 

波掌撃 214+P

 スト6からの新技。波動のエネルギーを飛ばすのではなく、目の前に叩きつけるように繰り出す。

 属性は上段攻撃だが、飛び道具との相殺判定があるため相手の飛び道具を打ち消すことができる。

 電刃練気の強化対象になっている。通称【電刃波掌】。

 

 発生は弱版14F、中版19F、強版30F、電刃波掌撃が21F、OD版・電刃練気OD版共に18F。

 

 弱版は弱攻撃から、中版は中攻撃から繋げられる。強版はノーマルヒットで繋げられる通常技が無いが、ドライブラッシュ2強Pなどから繋げることが可能。

 また、強版は発生が遅い代わりにガードさせて+2Fが取れるために有利が継続する。

 ケンの龍尾脚の様な攻め継続のパーツになる上、ヒット時には相手が吹き飛びダウンになるので追撃が可能。

 OD版はヒット・ガード問わず+3Fが取れる珍しい仕様になっている。

 

 電刃練気の恩恵を一番に受ける技で、電刃練気中のノーマル版は発生が早くなり、2中Kを省いた中攻撃以上から繋げることが可能。

 OD版電刃波掌撃は2中Kからもコンボが可能なほど発生が早く、ヒット時に膝崩れダウンになるため追撃が可能になっている。

 

 新技ということもあり可能性に満ちた技ではあるが、弱・中版はガードされると不利が大きく、強版はガードさせられれば有利が取れるが、通常攻撃からキャンセルで出すとドライブインパクトで割られるなどリスクが大きく、少々使い勝手が悪い技の印象が拭えなかった。

 

 が、2024年2月のアップデートで大幅なテコ入れが入った。

 まず、ガードされると反撃確定だった弱版波掌撃の硬直差が減り、弱攻撃からの暴れつぶし択として使えるようになった。

 中版はガード硬直は変わっていないが攻撃判定が前に伸びたため、先端当てを意識して当てていけば反撃を貰いにくくなった。

 強版・OD版も攻撃判定が前に伸びた上にガードバックが縮小されたので攻めが継続しやすくなった。

 この時点で非常に使い勝手が良くなったのだが、電刃練気版にも個油性が入った。

 特にOD版波掌撃のダメージアップが素晴らしく、反撃確定時のコンボでSA2を使ったコンボのダメージが上昇した。

 

 非常に使いやすくなったため、これからリュウを使おうというプレイヤーは波掌撃の使い方も研究していこう。

 

 

超必殺技 Super Arts

SA1 真空波動拳 236236+P

「真空!波動拳!!」

 いつもの真空波動拳。今作はSA1で実装。強化版波動拳であり、発生8Fと非常に高速な飛び道具。

 ルークやケン同様に打撃・投げに対しての無敵を持っているため、ぶっパナしにも使っていける。

 波動拳であるため電刃練気の恩恵を受ける。発生速度は変わらないがダメージが上昇する。

 SAであることから最低保証のダメージがあるので、コンボダメージの底上げとしてよく使う。

 

 

SA2 真波掌撃 214214+P

「この拳で……見極める!」

 新技である波掌撃の強化版。集中した気を目の前の相手に叩きつける。

 通常の波掌撃同様で上段の打撃属性だが、飛び道具の相殺判定を持っている。

 

 発生が12Fと少々遅いが、SA2で出始めにありながら完全無敵を持っているためぶっパナしにも使っていける。

 また、ボタンホールドによって3段階までチャージすることが可能で、チャージの段階に比例してダメージが上昇する。

 「チャージする超必殺技は最大溜めなんて使う場面が無い」というのは格闘ゲームではあるあるだったが、リュウの場合は明確に使い分けが可能になっている。

 レベル1は切り返しやコンボの締めに。

 レベル2はOD版電刃波掌撃からのコンボに。

 レベル3は相手をスタンさせた後のフルコンボに。

 と、どのレベルも使い道があるので、それぞれの場面で使い分けられるようになろう。

 

 

SA3 真・昇龍拳 236236+K

「断ち切る!真……昇龍拳!!」

 昇龍拳の強化版。スト5では昇龍拳のEX技だったが、今作ではSA3の大技として実装。

 シンプルかつ単純な動作ながら、その迫力に全国の男の子は魅了される。

 多くを語る必要のない漢の技。

 

 演出が挟むため分かり難いかもしれないが、発生が5Fと非常に早く、コンボの締め以外にも差し返しのパーツとしても狙っていける。

 差し返しとして使う場合、技範囲は昇龍拳よりちょっと広いぐらいなので、相手との距離の見極めが非常に大事である。

 SA3なので完全無敵を持つため、ぶっパナしにも使えるが、リュウはSA1、SA2共に無敵を持っているため、SA3をぶっパナしで使うのは少々勿体ない部分がある。

 最低保証ダメージも高いため、極力コンボに組み込むように使っていこう。

 

 

 

基礎コンボ

 リュウのコンボは素直な見た目のものが多いのでイメージを付けやすいかもしれないが、電刃練気波掌撃を絡めたコンボを考えるとパターンが多い。

 そのため、状況に応じたフルコンボができるようによくよくコンボを練るようにしたい。

 

 

J強K>5強P(2強P)>強昇龍拳(623強P)

 格闘ゲームの基本3段のコンボ。

 5強Pの代わりに5中P>2中Pにすることでダメージアップにもなる。

 どの通常技でもいいので、空中攻撃から地上コンボを繋げる感覚を養おう。

 

 

2弱K>5弱P>5弱P>強昇龍拳(623強P)or弱竜巻旋風脚(214弱K)

 小技からの基本。ダメージが欲しい場合は強昇龍拳で締め、相手を運びたい場合は弱竜巻を使おう。
 強昇龍拳からSA3もコンボになるが、画面中央だと小技を三回刻むと強昇龍拳のキャンセルタイミングから外れてしまうので注意。

※画面端なら小技三回>強昇龍拳>SA3が繋がる。

 

 

5弱P>弱波掌撃(2146弱P)>SA3

 小技から弱波掌撃を繋げ、SA3へ繋ぐコンボ。

 アップデートにより弱波掌撃が入れ込めるようになったために実用的になったコンボ。

 咄嗟の状況でできるようになっておこう。

 

 

2中K>OD波掌撃(214PP)>SA2 or SA3

 小パン>弱波掌撃と同様の考え方の入れ込み連携。

 ドライブゲージは使うが、OD波掌撃はガードされても有利のため安心して入れ込める連携。

 

 

2弱P>2弱P>弱竜巻旋風脚(214弱K)

 暴れからの基本コンボ。密着始動なら2弱P>5弱P>5弱Pと小技を三回入れることも可能。

 可能なら弱竜巻でなく強昇龍拳でダメージアップを図りたいが、2弱Pは咄嗟の暴れによく使うため、無理はせずに狙おう。

 まずは小技から必殺技を繋げるところから。

 

 

(画面端)小技>OD竜巻旋風脚>強昇竜拳(623強P) or SA1

 画面端でOD竜巻を使ったダメージアップコンボ。

 SA1を使う場合、補正の関係で小技からドライブラッシュを仕掛けるよりダメージが上がるのを覚えておこう。

 

 

5中P>2中P>強昇龍拳(623強P) or 中上段足刀蹴り(236中K) or 中竜巻旋風脚(214中K)

 中攻撃からの基本コンボ。

 ダメージ重視は昇竜、電刃練気をチャージする場合は足刀、相手を運びたい場合は竜巻を使い分ける。強竜巻も繋がるため、相手と位置を入れ替えたい時は強版の竜巻にしよう。

 画面端では強昇龍拳にしよう。

 


2中P>5弱K>中竜巻旋風脚(214中K) or 弱上段足刀蹴り(236弱K)

 起き攻めなどで使う2中P始動のコンボ。

 

 

(画面中央)5中P>2中P>OD上段足刀蹴り(236KK)>強昇龍拳 or SA1 or SA2

 中攻撃からOD足刀を繋げ、バウンドして戻ってきた時に追撃するコンボ。

 基本的にはドライブラッシュを使ったコンボに機会が多いが、SA2を使った場合はドライブゲージ2本使用での最大コンボになる(電刃波掌撃絡みを除く)。

 OD足刀にSA2でのキャンセルをかけるとSA2の最大チャージを入れることができる。

 ただし、チャージしっぱなしではダメで、適切なタイミングでボタンホールドを離す必要がある。タイミングがぎりぎりになるので要練習。

 

 SA2は最大チャージで追撃可能の転がり状態になるため、ヒット後にドライブラッシュ攻撃が届く画面端付近ではSA2から追撃が可能。

 距離の見極めが難しいが、ドライブゲージ2本+SA2で4000以上のダメージを出せるコンボを狙えるため、練習しておいて損はない。

 

 

6強P(大ゴス)>2中P(5中P)>強昇龍拳(623強P) or 中上段足刀蹴り(236中K) or 中竜巻旋風脚(214中K)

 6強P「鳩尾砕き」からの基本コンボ。

 アップデートでの強化で狙う場面が増えたため、しっかり繋げられるようになろう。

 

 

(画面端)5強P>OD波動拳(236PP)>強昇龍拳(623強P)

 画面端での入れ込みコンボ。

 最終的には使わなくなるが、慣れないうちの入れ込み用連携として。

 

 

5強K>2中K>中上段足刀蹴り(236中K) or 中竜巻旋風脚(214中K)

 5強Kのノーマルヒットからの追撃。

 5強Kはパニカン時のヒットが強いため反撃確定で使う事が多いが、ノーマルヒットでもコンボを伸ばせることは覚えておこう。

 

 

~強波掌撃(214強P)>中上段足刀蹴り(236中K) or 中竜巻旋風脚(214中K) or SA1

5強Pなどから暴れ潰しとしての強波掌撃が当たった際の追撃。

 強波掌撃ヒット時にはドライブラッシュからコンボを伸ばすことが多いが、ドライブゲージを使いたくない時は必殺技で追撃しよう。

 

 

 

ドライブラッシュコンボ

2弱K>5弱P>5弱P>ドライブラッシュ5弱P>4強P>強昇龍拳

 小技からのドライブラッシュコンボの基本形。

 ドライブラッシュコンボに4強Pを組み込めることがクラシックリュウの最大のメリットになっているため、ドライブラッシュ5弱P>4強Pはしっかり練習しよう。

 画面端では4強P>強足刀(236強K)>弱昇龍拳が入るのも忘れずに。

 

 

(画面端)小技>OD竜巻旋風脚>ドライブラッシュ5中P>強昇龍拳or電刃練気

 画面端でOD竜巻を当てた後に狙える。

 強昇龍拳を電刃練気にすることで安全にチャージでき、+10Fが取れるため起き攻めが可能。

 海外の有名リュウプレイヤーであるパラディンリュウがよく使っていたコンボ。

 

 

2中K(中攻撃以上ならなんでも)>ドライブラッシュ5強P>4強P>強昇龍拳

 中足からラッシュキャンセルの基本形。

 ドライブラッシュの速さから2中Kから5強Pが安定して繋がるのはリュウの特権。

 ドライブラッシュ5強Pはガードされてても+2Fのため、入れ込みでOKの便利連携にもなる。

 画面端では4強Pから強足刀にしよう。

 

 

ドライブラッシュ6中P(中段)>2中P(5中P)>中竜巻旋風脚 or 強昇龍拳 

 しゃがみガード不可の6中P(鎖骨割り)はドライブラッシュから出すとコンボが伸ばせる崩しパーツになる。その基本形のコンボ。

 ラッシュ6中Pヒット時は+6Fなので、追撃は2中Pでも5中Pでもどちらでもいいのだが、6中Pが先端当てになると5中Pが届かないときがあるので基本は2中P推奨。

 また、2中Pが先端当てだと強昇龍拳が届かないときがあるので、安定を取るならコンボの締めは中竜巻にしよう。

 

 

~強波掌撃>ドライブラッシュ5強P>強昇龍拳 or 強上段足刀蹴り

 強波掌撃ヒット後の追撃コンボ。

 ドライブゲージを使って少しでも長く相手を画面端に運びたい時に。

 

 

(画面中央)~強波掌撃>ドライブラッシュ5強P>弱波掌撃>SA1

 強波掌撃からドライブラッシュを挟んでSA1を入れたい時に。

 弱波掌撃が持続当て気味になる。

 

 

(画面端)~強波掌撃>ドライブラッシュ4強P>中波掌撃>強昇龍拳 or SA1

 画面端で強波掌撃が当たった時の追撃コンボ。

 SA1は4強P>中波掌撃からしか間に合わないが、強昇龍拳や他の技で追撃する際は4強Pでなくても大丈夫。

 

 

(画面端)~強波掌撃>ドライブラッシュ5強P>ドライブラッシュ5強P>中上段足刀蹴り>中昇龍拳>SA3

 強波掌撃ヒット後のお手玉コンボ。

 強波掌撃始動でも5285のダメージを出せるため、狙える機会では狙っていきたい。

 ドライブゲージ4.1本以上ならバーンアウトもしないため、攻めも継続しやすい。

 

 

5強P>ドライブラッシュ5強K>5強P>ドライブラッシュ5強K>5強P>強昇竜拳>SA3

 強攻撃をループさせてるバーンアウト上等のフルコンボ。画面中央用。

 強攻撃の中では5強Kが一番ダメージが高いため、可能な限り組み込んでいきたい。

 5強P始動ならダメージは5636。

 立ち回りの5強Pに入れ込むこともあるが、空中攻撃からやOD電刃波掌撃からも狙えるため、まずはこの流れに慣れよう。

 

 

(画面端)5強P>ドライブラッシュ5強K>5強P>ドライブラッシュ5強P>4強P>強上段足刀蹴り>弱昇竜拳>SA3

 上のフルコンボのループの最後を変えた形のコンボ、

 画面端では『~ドライブラッシュ5強P>4強P>強足刀>弱昇竜』と覚えておこう。

 

 

電刃練気コンボ

 主に電刃練気状態の波掌撃を使ったコンボ。

 電刃練気中に相手を崩せれば大幅なダメージを見込めるため、しっかり練習しておこう。

 

電刃波掌撃>中竜巻旋風脚 or 中上段足刀蹴り
電刃波掌撃>ドライブラッシュ5強P>強昇龍拳 or 強上段足刀蹴り

 電刃波掌撃からの追撃は基本的には強波掌撃の追撃と同じ考えて良い。

 違う部分は5中P、2中Pから電刃波掌撃が繋がるため、コンボを伸ばせる機会が増えている。

 

中攻撃以上>OD電刃波掌撃>5強P>強昇龍拳

 下段牽制の2中Kからも狙える入れ込み前提のコンボ。

 ランクマムーヴの一つであるとりあえず後ろ下がりを抑制する事ができる。

 フルコンボを狙う場合、「5強P>強昇龍拳」の部分をドライブラッシュを使って伸ばしていくことになる。

 

 

(画面端)中攻撃以上>OD電刃波掌撃>SA2(MAX)>ドライブラッシュ2強P>中波掌撃>強昇龍拳

 画面端で狙えるフルコンボの一つ。

 SA2はチャージしっぱなしではなく、適切なタイミングを狙う必要があるが練習する価値の高いコンボ。

 

 

(画面端)中攻撃以上>OD電刃波掌撃>SA2(MAX)>ドライブラッシュ4強P>弱波掌撃>SA1

 上記のコンボでSA1を絡めた形。

 コンボ始動の時はゲージが足りないが、追撃の攻撃でゲージが貯まる時に狙っていく状況限定コンボ。

 カプエス2の逆キャン味があって個人的に好きなコンボだが、最大ダメージはSA3を使うことなので注意。

 

 

中攻撃以上>OD電刃波掌撃>5強P>ドライブラッシュ5強K>5強P>ドライブラッシュ5強K>5強P>強昇龍拳>SA3

 OD電刃波掌撃の後のバーンアウト上等のフルコンボ

 強攻撃の回数が増えているため、実質ドライブラッシュキャンセル3回のコンボとも見れるリュウの特権コンボ。

 2中K>OD電刃波掌撃からでも5399と5割以上のダメージを出せるため、後ろ歩きをしたことを後悔させることができるコンボになっている。

 

 

(画面端)中攻撃以上>OD電刃波掌撃>5強P>ドライブラッシュ5強K>5強P>ドライブラッシュ5強P>4強P>強上段足刀蹴り>弱昇龍拳>SA3

 画面端で強足刀から弱昇龍拳>SA3をやるコンボ。

 2中K始動でも5436と5割越えのダメージ。

 

 

(画面端)中攻撃以上>OD電刃波掌撃>5強P>OD竜巻旋風脚>ドライブラッシュ5中P>ドライブラッシュ5強P>中上段足刀蹴り>中昇龍拳>SA3

 Xで上がっていたコンボを拝借したレシピ。

 上の強攻撃ループよりダメージがちょっと上がっている。

 

 

 

 2024年2月の現状のリュウは、強化された波動拳を使って相手を追い込むか、立ち回りで苦しくなっても電刃練気を維持してコンボダメージを上げるかの使い分けが大事だと思われる。

 電刃練気を狙う場面も個性が出るため、コンボ練習と並行して研究していくことをオススメ。

 

 自分は基本的にはモダンリュウを使っているため、アプデまで追記予定は無し。

【GPUグリス交換】Gainward GeForce GTX 1650 D6 Ghostのグリス交換とファン清掃

お世話になりました!

 RTX3060tiのグラボと交換したGTX1650のグリスの交換とファンの清掃の記事になります。

 凝ったことはせず、ネジが簡単に外せるところだけを外して手入れしただけですが、グラボについても自分が知っていることを書き連ねれているので、グラボの知識について何かしらの参考になると幸いです。

 

 

Gainward GeForce® GTX 1650 D6 Ghostについて

kakaku.com

 このグラボは2021年5月頃に発売したグラボで、メーカーはGainwardになります。

 半導体大国である台湾のメーカーで、有名メーカーであるASUSMSIも台湾です。

 2021年のグラボというと既に3060などの3000番代が活躍していた時期ですが、コロナ禍による半導体の供給不足や、マイニングによる需要過多の時期で、ありとあらゆるグラボが枯渇していた時期です。

 そんな中、時勢を見かねてかGainwardが出してくれたGPUになります。

 1050番台が2016年に発売で、1650は2019年に発売しています。

 1050と1650は同じ50番代ですが、1650は3年後に出ているモデルのため、1050tiなどよりも性能が高いそうです。

 

 グラボの性能の判別については良い記事を作ってくれている方がいましたので、こちらの記事を御覧ください。

 「GTX1650」でざっくり説明すると、

「GTX」はブランド名(現在はRTXの名前が主流)、

「16」が世代、

「50」がグレードになります。

 数字が大きい方が凄い、と覚えておけば大丈夫です。

chimolog.co

 

 

グラボの選び方・見方

 ゲーマー視点になりますが、グレードの自分のイメージは

「50番台」はライトなゲーマー用 ※2Dドットゲームなどグラが重くないゲーム

「60番台」は主流のゲームをやるゲーマー用 ※FPS格闘ゲームなど

「70番台」は主流のゲームを最高画質に近づけてやるゲーマー用

「80番台」は主流のゲームを高画質の設定、かつ、高画質配信などを並行するゲーマー用

「90番台」は現代における全てのゲームの可能性を実現させるゲーマー用

 で、見ています。

※ちょっと極端な見方です。画質を落とせば60番台でもゲーム配信は可能です。

 

 実際には画質さえ落とせば現行のゲームも「50番台」でもプレイはできます。

 また、1650の様に1000番代のグレードの中で後継モデルが出るパターンもあり、こういった場合は「60番台」に近づく性能になります。

 グラボはゲーム性能に直結するパーツなので、BTOパソコンを初めて買う方は買おうと思っているパソコンにどんなグラボが積まれているかも注目しましょう。

 また、ゲーマーが実際にパソコンを買う時は、BTO・自作問わずにゲームの推奨スペックとグラボの性能を比較するところから始めましょう。

 

 

GTX1650はどうだったか?

 自分的には素晴らしいグラボだったと思います。

 低画質設定とは言えスト6を動かしてくれ、FPSゲームであるB4Bを(DLSSを使ったとは言え)満足にプレイさせてくれました。

 また、デュアルモニター環境でも不足なく働いてくれたので、頼れるグラボでした。

デュアルディスプレイ(パソコンのモニターを二枚に増やす)は、ある程度グラボのパワーがないとできませんが、GTX1650はデュアルディスプレイ環境を維持しつつ、十二分にゲームをさせてくれました。

 

 スト6に限っては本当にギリギリのギリギリだっと思いますが、60FPSで対戦させてくれたことにただただ感謝です。

 

 

 

功労グラボをねぎらう意味を込めてグリス交換

 というわけで、十二分に働いてくれたGTX1650のグラボを交換します。

 

 もしかしたらグラボのグリス交換のやり方を見に来てくれている方がいるかもしれないので、最初に注意事項を申し上げます。

 

 グラボのグリス交換は保証対象外になりますので、保証内で行うのはやめましょう。

 

 このGTX1650は保証期間が一年なのでとっくに保証外なのでグリス交換を行いますが、グラボはものによっては2年や3年の保証を付けてくれているものもあります。

 封印シールを剥がしてのメンテになるので、保証内のグラボのグリス交換は止めておいた方が無難です。

 中古も同様で、中古の保証期間内は止めておいたほうが良いでしょう。

 また、グラボのみならずパソコン製品はデリケートなものばかりです。月並みの言葉で申し訳ないですが、分解は自己責任でやりましょう。

 

 

バラす前の全体チェック

 バラす前に全体を軽くチェックします。

 写真だとわかりにくいですが、ファンや裏面にはそこそこ埃が付いてます。また、PCIスロットに付ける金具(ブラケット)もクスミがあります。

 裏の基盤はエアダスターで埃を飛ばす程度ですが、ファンと金具はそこそこ入念に手入れする予定です。

 

封印シール

 基盤の封印シールです。保証内のグラボはこのシールドが外れていると保証外です。ご注意ください。

 

 

精密ドライバーでネジを外す

 ブラケット部分の金具を外します。Gainward GeForce GTX 1650 D6 Ghostは小さめのグラボということもあり、外すネジは10個ほどです。

 10個の中でブラケット部分を止めているのは二個なので、この二個を外せばブラケットは簡単にとれます。

ブラケットとファンカバーは一緒に止まっていました

 全体写真の撮り忘れてしまって申し訳ないの限りですが、ブラケットを固定していたネジ2本と、反対の端の2本を外せばケースカバーはとれます。

 青丸の部分はケースファン、赤丸の部分がヒートシンクの固定ネジでした。

 青丸のネジと赤丸のネジの規格は違いますが、同じドライバーで外せます。

 

 ケースファンのみ外したのがこちら↓

 本当は電源ケーブルも抜いて手入れをしたかったのですが、半端なく硬かったので諦めました。

 グラボのグリス交換の記事や動画を見る限り、電源の部分が難いのはあるあるみたいです。

 この状態でもグリス交換はできるのでこの状態でやります。

 

 

ヒートシンクを外してGPUとご対面

 グリスが付いた状態ですが、GPUチップを初めてみました。

「こいつが俺のゲーム体験を支えてくれてたのか…」と思うと、感慨深いものがあります。

 グリスはカピカピではあったのですが、想像していたよりは乾いていなかったのに驚きです。

 ヒートシンクもスムーズに外れたので、くっついてもいなかったです。

 かなりいいグリスを使ってくれていたのか、そもそも発熱が抑え気味のグラボだからそこまで乾かなかったのか。

 両方かもしれないですね。

 

 GPUチップについたグリスと、ヒートシンクに付いたグリスをアルコールティッシュで拭き取っていきます。

 NVIDIAの名前は入ってますが、1650という表記は無いみたいです。

 GPUチップの端っこに付いたグリスは爪楊枝でコリコリ取っていきます。

 この辺は家の清掃同様でこだわりすぎると沼なので、ある程度取れたらヨシとします。

 

 

今回のグリスはSMZ-01R

 今回のグリスは先日秋葉原で買った「SMZ-01R」の1g。TSUKUMOで715円でした。

 液体窒素おじさんで親しまれる「清水貴裕」さんと親若産業のコラボ商品です。オーバークロックに特化と書いてありますが、オーバークロックしなくても品質の良いグリスとして人気です。

 CPUグリスは他にもいろいろありますが、知名度の高いもので見た目が気に入ったもので問題ないと思います。

※最近だとイチゴの香りのグリスがあるみたいです。よく企画通したな……!

 

 通販だと送料がかかってしまいますので、可能なら近くの店舗で買いましょう。

 

 繰り返しになりますが、「SMZ-01R」を特別推したいわけでもないです。

 普段見ているYoutuberさんのおすすめがあったら、大抵のグリスは問題ないはずです。

 1gという容量は大体CPU二個分(薄く延ばせば3個分)ほどの容量なので、頻繁に変えるわけでないのでしたら、失敗を込みしたとしても1gで十分だと思います。

 

 塗っていきます。

付けすぎた……

 完全に付けすぎたので、容量を減らす意味を込めてグリスを伸ばしました。

 1650のGPUチップが大して大きくないので、実際は写真の半分程度で良いと思います。

※結構取り除いたので、完全に勿体ないだけになりました……

 グリスを塗ったら乾いてしまう前にヒートシンクを戻してネジ止めします。

 

 

グリス交換後に各所の清掃

 無事にグリス交換を終え、ヒートシンクも付けたので各所の清掃をしていきます。

 まず、HDMIとdisplayポートの接続部分の清掃。

 白錆びっぽいのが浮いていたので、アルコールを付けた綿棒で磨きました。

 左が清掃前、右が清掃後です。写真だと見えにくいと思いますが、一応取れてます。

 電化製品の白錆は、洗剤ぶっかけるわけにもいかないので磨くほかないのですが、綿棒でも思ったよりは取れましたね。

 軽度の白錆びだったのだと思います。

 

 次のファンの手入れをします。このあたりで力尽きかけてたので写真が少なめです。ごめんなさい。

 ファンは表面はそうでもなかったのですが、裏面は結構埃が付いてました。

 水でもぶっかけられれば楽なのですが、そういうわけにもいかないので清掃します。

 ファンのプロベラだけ外して綺麗にしていきます。

 写真がブレてて申し訳ない……。

 ファンの固定はねじ3個です。裏でケーブルが繋がっているため、ケーブルを外さないと完全分離はできないのですが、電源ケーブルがついている状態でも裏側の清掃はできるので特に外さずに行いました。

 写真を撮り忘れてしまったのですが、きれいになってます!

 

 

動作も問題なく終了

 写真が無くてごめんなさい……。

 清掃した後に、ヒートシンク、ケースファンをねじ止めして、パソコンにつけて動作チェックしました。

 特に問題なく動き、映像の出力も問題ありませんでした。

 スト6ベンチも回しました。問題なかったです。

 

 というわけで、【Gainward GeForce GTX 1650 D6 Ghost】の手入れは終了です。

 ガチでメンテするならサーマルパッドも変えた方が良いらしいのですが、サーマルパッド……高いんですよね……。

 ですが、このGTX1650はマイニングには使っていないので、サーマルパッドのダメージも軽微です。

 こいつは今使っているRTX3060tiの動作に問題なさそうなら、3060tiの保証が切れた時に売りに出そうと思います。

 今までありがとうGTX1650!本当にありがとう!!

【中古GPU交換】グラボをGIGABYTE 3060ti GAMING OC PRO 8G (rev. 2.0)に交換

デカい3060ti!

 以前、記事にも起こした初めての自作パソコンのグラボを交換しました。

sorehododemonai-gamer-a.hatenablog.com

 

 今回購入したのはパソコン工房の中古グラボ【GIGABYTE 3060ti】になります。

 36,000円ほどで購入しました。

※送料込みだと38,000円ぐらい

 

 新品の【Radeon RX6600XT】と最後まで悩みましたが、動画編集やゲーム配信の用途として少しでも強いパソコンが欲しいと思い、中古購入に踏み切りました。

 パソコンパーツを中古で購入するのは初めてだったので、初めての博打購入に始終ドキドキでした。

 

www.pc-koubou.jp

 パソコン工房は絞り込み検索が無くて少々探しにくいのですが、3060tiであれば価格を安い順にして検索して35,000円前後で探せばあると思います。

※2024年3月8日現在の話。

 

 今回はグラボを3060tiへ換装した感想と、中古購入に踏み切ったあれこれの記事になります。

 予算を抑えるためにグラボの中古購入を検討している方への一助となれば嬉しいです。

 

 

グラボ交換へ

 パソコンのグラボ交換に関しては、Youtubuで数多く動画が上がっているため、交換についてはざっくりにします。

 REV.3になりますが、GIGABYTEの3060tiへグラボを交換している動画があったので、交換の手順が気になる方はこちらどうぞ。

www.youtube.com

 

 

モノの確認

 

 

 届いたものを確認します。

 今回のグラボはなんと沖縄から来てくれました。パソコン工房が沖縄にも出店していたびっくりしました。

 パソコン工房の包装はプチプチで本体をカバーし、でかいプチプチ(大粒プチプチというらしい)でサンドイッチにするという、これでもかという厳重な包装で包んでくれてました。

 この包装の強度なら、運送中に投げ積みされてても耐えてくれそうな包装でした。

 ありがたいです。

 

 

グラボ本体の確認※GIGABYTE 3060ti GAMING OC PRO 8G (rev. 2.0)はLHR版?

 次にグラボの本体を確認しました。

 パソコン工房の表記では型番であろう【GV-N306TGAMING OC-8GD】の表記しかなかっため、この子のREVがいくつなのか分からなかったのですが、REV.2で来てくれました。

 お恥ずかしい事に購入した後に知ったのですが、GIGABYTEの【3060 Ti GAMING OC PRO 8G 】はrev.1~rev.3まであるみたいで、この個は中間のrev.2のようです。

 rev.のバージョン違いはよくわからないのですが、公式ページを見るとLHR版(Lite Hash Rate※Ethereumのマイニング制限の機能)はrev.3からのようです。

 が、価格.comや他のECサイトを見るとREV.2でもLHR搭載の記載があります。

 真実はどれ……?

 

 何が正しいのかはよく分かりませんが、LHR版の記載はメーカーによってばらつきが有り、またLHRは新旧バージョンもあるとのことでかなり混在しているようです。

 旧バージョンは既にプロテクトを突破されており、クラックすることでLHRの機能を消すことが可能になっているようです。

 なので、正式にLHR搭載と記載しているのは新バージョンだけなのかもしれない、という予想を建てている方もいました。

 

 この辺のグラボはマイニング落ちの可能性を捨てきれない世代なので、祈る他無いのですが、このグラボは裏表かなり身綺麗で封印シールもばっちり残っているため、ゲーミングや動画編集環境で使われていたのかもしれないと思っています。

 

 

GTX1650の取り外し

 パソコンの電源スイッチをオフにして、各種のケーブルを抜いた後にパソコンケースの側面を外し、【Gainward GeForce® GTX 1650 D6 Ghost】と久々の対面です。

※といっても、この作業の一ヶ月前にCPU取り替え時に見てますが……。

 

 グラボ高騰の時に3万ほどで買ったものですが、B4B、スト6、KOF15と、明らかにスペック不足にも関わらず頑張ってくれました。

 静音性もよく、サイズも大きくないので非常に扱いやすいグラボでした。

 本当にありがとう!お世話になりました!3060tiの保証切れた後でフリマで売ります。

 

 グラボの取り外しは、CPUに比べて圧倒的に楽です。

 パソコンケースのサイドパネルを開けた後、PCIスロットカバー(PCIスロケットカバー)のネジ類を外し、補助電源などのケーブル類を外した後に、奥に見えるツメを押し込んでロックを外して、後はゆっくり持ち上げるだけです。

 ツメのロック外しを含めて、メモリの交換と大差ないですね。

 

 

3060ti取り付け

 新しいグラボを取り付けます。

 取り付けますと行っても、ツメを開けた状態のPCIスロットにそのまま差し込むだけです。

デカイ…!

 デカイの買ったので当たり前なのですが、デカイです。

 写真から分かりにくいかもしれませんが、パソコンケースの大きさが若干心もとない形になりました。

 このパソコンケースはATX対応のケースですが、配線コードのことと、本来は付けておくべきフロントファンのことを考えると手狭です。

 カッコつけずにダブルファンのものを買っておけば良かったと若干後悔していますが、どうしても3連ファンのデカイものが欲しかったので受け入れます。

 メモリの干渉は無かったのですが、CPUクーラー【AK400】との差がギリギリなので、次にグラボを外そうと思ったらツメを外すのにドライバーが必須になりました。

 パソコンケースはもうちょっとデカイのを買おう。そういう決意した形になりました。

 

 

起動を確認

 グラボを固定し、電源を含めた配線を付け直し、起動して動作確認です。

こいつ、光るぞ…!?

 発光とケーブルに邪魔されていますが、GIGABYTEの文字が光ってビビりました。

 そんなところにライトを仕込めるとは、令和のグラボは凄いなぁと一人で感心してました。

※前のゲインワードのGTX1650も令和製です

 

 

 タスクマネージャを光って認識の確認。

 しっかり認識してくれますね。中古製品な(上に沖縄から来てる)ので、何かトラブルがあっても仕方ない部分はありますが、無事に認識してくれて何よりです。

 

 ただ、アイドル状態なのに、GPU温度が40度なのが気になる感じです。

 今回のGIGABYTE 3060ti GAMINGはセミファンレス(GPU温度が高くない時はファンが止まる)なのである程度高くなるのは仕方ないところはあります。

 で、ベンチマークやらゲームの設定やら変えた時に別の問題が発覚しました。後述します。

 

 

スト6ベンチマーク

 というわけで、今メインでやっているゲームであるストリートファイター6のベンチマークをかけています。

 ちなみに、1650の時はこちら↓

 画質設定がノーマルの段階で設定変更を推奨されています。

 以下に無理してくれていたのかが分かりますね……1650本当にありがとう!

 ちなみに、スト6はDLSSやらFSRといったアップスケーリング機能(グラボがモニターへ出力する画像生成を手伝って諸々表示して、画質を意地しつつFPSを上げるAI技術)は無いので、ネイティブ(アップスケール機能を使わない素の状態)で頑張るしかありません。

 

 そして、3060tiでかけたベンチはこちら↓

 60FPSに張り付いているわけではないのですが、画質設定ハイでもハイエストでも快適にプレイできます、と太鼓判を押されました。

 いや、本当に凄い。グラボを変えているので当たり前なのですが、パーツ一個変えただけでこの結果。思わず笑ってしまいました。

 

 余談ですが、3060tiはRTX2000番台のハイエンドグラボの一角であった2080と同等かそれ以上と言われています。

 スト6の推奨スペックがRTX2070と出ているので、3060tiは十二分のグラボになります。

 

 ちなみに、PS5は2070SUPERあたりと同等と言われいるため、3060tiはグラフィック性能だけを見るとPS5以上と見ることも出来ます。

※ゲームハードの性能はグラボだけの性能で決まることではないので、あくまでグラフィック性能だけを見た話です

 

 4000番台のSUPERが出始めた今では、3060tiはローよりのミドルといった感じだと思いますが、現行のゲームを動かす分なら問題無さそうで安心しています。

 人生初の中古グラボでドキドキでしたが、なんとか動いていてくれているので安心です。

 

 本当はグリス交換やファンの裏面の手入れをしたいのですが、パソコン工房は中古グラボでも保証を付けてくれているので、保証内は無駄にいじらずに色々と様子を見てみようと思います。

 

 

 

 

余談

この時のグラボの選び方の基準

 グラボ選びでは用途にあったものが大切だと言われますが、自分はこの意味を2つの意味で捉えていて、

 

・無為な買い物をしないための予算捻出ができているか

・自分の環境に合わせた適切なグラボを選べる知識があるか

 

 の意味合いを含めて見ています。

 

・無為な買い物をしないための予算捻出ができているか」については言葉の通りで、予算の確保ができるかどうかという話です。

 これは、元手のお金からグラボ選ぶ(3万とか4万とか5万とか)パターンです。

 無い袖は振れないため、限られた予算から選ぶのは正しいと思います。

 しかし、パソコン製品などの家電は本来の目的に沿ったものを選べなければ意味がないとも思っているため、「・自分の環境に合わせた適切なグラボを選べる知識があるか」という知識も重要だと思っています。

 

 文章に起こすと当たり前のことしか言ってませんが、自分を含めて世の中の人は意外に必要な知識が足りない人も少なくはないと思っています。

 

 

自分の場合はゲーミングと動画編集

 自分の場合ですが、今回のグラボ選びについて、絶対に外せない要素は2つで「ゲーム性能」「動画編集性能」でした。

 GTX1650は本当に素晴らしいグラボで、画質にさえ拘らなければ現行のゲームもプレイできました。

 せっかくのゲーム大剣なので画質が良いに越したことはないですが、FPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲームをメインにやらない自分にとっては、高FPS(フレームパーセコンド)は必要ないため、大きくは困らなかったです。

 

 しかし、動画編集性能についてはかなり苦しかったため、グラボの変更はマストでした。

 先日、Ryzen7 5700Xに変更したためFHD動画のエンコードについては改善できましたが、問題は素材の収集でした。

 

 現在自分はPS4の録画機能と、パソコンのデスクトップキャプチャを使ってゲーム画面の収集をしていますが、最近動画の画質が物足りなくなってきてしまいました。

 PS4は仕方ないとしても、パソコンのデスクトップキャプチャを使ったゲーム動画の収集は、1650で有る以上はゲームの画質が上げられないためにどうしても物足りなくなってしまいます。

 また、画質の低下を許容したとしても、デスクトップキャプチャ自体が結構な負荷になるため、キャプチャの品質を上げられないのも物足りない部分でした。

 

 つまり、動画編集機能(正確にはゲームキャプチャーの環境)の改善のために、3060tiを購入しました。

 

 今回の3060tiの購入に当たって、知識が有る方なら「お前の希望ならRTX3060、もしくは現行の4060。予算を抑えるなら6650XTの新品でも良かったんじゃないか?」と、思われる方もいると思います。

 事実その通りで、ゲーミングだけに視点を当てるならRTX3060、RTX4060、もしくはRadeon RX6600XT、RX6650XT、またはRX7600でも十分だったと思います。

 実際、今上げたラインナップは全て候補でした。

 

 2024年3月の時点での検討対象だったグラボの価格がこちら

 

Nvidiaグラボ 新品

MSI 4060 約47,000円(ソフマップ.com)
PNY 4060 約44,000円(PC-IDEA)

 

Nvidiaグラボ 中古

ELSA 3060ti 約36,000(パソコン工房)
GIGABYTE 3060ti 約36,000(パソコン工房)
MSI 3060ti VENTSX LHR 約37,000円(パソコン工房)

 

RADEONグラボ 新品

SRock 6650XT 約36,000円(pc4u)
SAPPHIRE 6700XT 約53,000円(Joshin)
ASUS 7600 約37,000円(ドスパラ)

 

Radeonグラボ 中古

6600XT 約28,000円(じゃんぱら)
MSI 6700XT 約38,000円(パソコン工房) =6700XTは3060tiよりちょい上か同等程度
SAPPHIRE 6700XT 約36,000円(じゃんぱら)

 

 予算が4万だったため、Nvidiaの新品は最後の選択肢ではあったのですが、新品でもRadeonだったら買える状況でした。

 当たり前ですが、中古グラボは予算を抑えるために中古を選ぶのであって、予算が潤沢なら迷わず新品を買ってます。

 

 色々迷ったのですが、新品ならRadeon、中古ならNvidiaにしようと決意し、3060tiを購入する前に、秋葉原へ現物売りを見に行きました。

 秋葉原に行った理由はただ単に行きたかったのと、もしかしたらネット価格以上にお手頃なのがあるかもしれない、と夢を見て行きました。

 

 

中古RTX3060tiと、新品RX6600XTで最後まで迷った

 結果的には3060tiを買ったので秋葉原探索は無駄足と言えば無駄足だったのですが、なんと、TUKUMOにRadeon 6600XTが新品で33,000円で売ってました。

 

 Radeon 6600XTはゲーミングとして人気の高いRTX3060よりコスパの良いFHDの最適解と言われており、2024年3月現在は在庫数減少のためか価格の高騰が続いているグラボです。

2024年3月8日 RX6600XT 価格コム一覧

kakaku.com

 

 少し前まで30,000円ほどで売っていたグラボですが、口コミの人気の高さもあり徐々に値上がりしていったグラボです。

 「30,000円で買えたものを40,000円で買うのも嫌だなぁ」というのもあったのですが、この価格なら6650XTの新品も視野に入るため、6600XTを新品で買うのは選択肢にありませんでした。

 

 しかし、TSUKUMOで、しかも目の前に最安値のときと似たような価格の6600XTがある……しかも新品。

 「中古にはない安心感がそこにある。俺は今日、秋葉原に来たのはこの6600XTを買うためではないか?」

 と、秋葉原ドトールで1時間ぐらい悩んでいました。

 

 

結果的には見送り、パソコン工房で中古品を購入

 今更ですが、今回はRTX1650からの乗り換えなので、6600XTだとうと、3060tiだろうと大幅な性能向上には変わりないです。

※世代が違うのもありますが、そもそもグレードも上がるため、倍以上性能が向上すると言っても過言ではないです状況です。

 

 そして、ゲームをするだけなら6600XTで(6650XTでも)十分だったのですが、ゲームキャプチャーを含めた動画編集のことを考慮すると、評判のいい3060tiにするべきだと判断しました。

 

 少し前までは動画編集グラボ=Nvidiaだったらしいですが、今現在は動画編集の麺でもNvidiaRadeonそこまで差はないらしいです。

 しかし、Radeonの動画編集がまだまだ少数派なのも事実なので、自分のような初学者はπの大きい方にするべきだとも判断しました。

 

 結果的に、中古とはいえ3060tiは動いてくれているので、今のところは中古博打には勝っている状況です。

 

 

3060tiを使ってゲーム配信も視野に

 今、自分の運用しているチャンネルで動画配信を始めました。

www.youtube.com

 

 今現在はPS4からのブロードキャストのみですが、3060tiにしたことでOBSを使った配信も視野に入りました。

RadeonでもOBSを使った配信自体は可能ですが、Nvidia製のグラボより設定項目が増えるそうです。OBSは触ったことすら無いため、安牌を選ぶためにNvidiaグラボを選んだのも理由の一つです

 

 近いうちにキャプチャーデバイスを用意して、配信もしてみようと思っています。

 

 

 

最後に

中古グラボは博打なのは変わらない

 別にグラボに限った話ではないですが、中古製品は博打要素があるのは変わり有りません。

 店売りの中古グラボならば動作保証を付けてくれている店も多いですが、保証の期間は短く、新品に比べれば故障のリスクが高いのは当然です。

※今回購入したパソコン工房は一ヶ月保証。ちなみに、中古パソコンパーツで知名度の高いじゃんぱらはだいたい一週間、パソコンワンズ、ツールオフなどは三ヶ月です。

 

 保証期間外で故障してしまうリスクは新品にだってありますが、新品の場合は一年以上の保証が付いている事が多い(モノによっては2年以上)ため、この期間の差は大きいと思います。

 

 少なくとも一年間故障が無いということは、一年以上で故障してしまうのは使っている環境も関わってくるため、製品のせいだけではない可能性もあります。

 中古は博打、それを考慮して選ぶようにしましょう。

 

 ただ、中古が絶対ダメ、というのは個人的には賛同しかねます。

 発売が4年以上経って経験劣化の恐れが高いものや、2000番のグラボなどはマイニング落ちのリスクもあるため、避けるのが無難なのは確かですが、LHR版のグラボを選ぶなり、比較的最近のグラボを選ぶなりすれば、予算を抑えて高性能な製品を使えるようになるのも確かです。

 予算は限られているが、新しいことに挑戦するために高い性能のものが必要というのもとても理解できるため、思い切って選んでみるのも間違いではない選択肢だと思います。

 

 自分が中古グラボ選びに参考にさせてもらったYoutubeチャンネル「にわか犬究室」さんは、中古グラボの選び方で非常に参考にさせてもらいました。

 中古グラボに迷っている方は是非、一度御覧ください。

www.youtube.com

【CPU交換】Ryzen5 3600からRyzen7 5700Xに交換した事日記帳【AMD Ryzen】

 

sorehododemonai-gamer-a.hatenablog.com

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 2年前に初めて自作に挑戦したパソコンのCPUを交換した日記記事です。

 自分の勉強も兼ねて今と過去の比較、各製品の感想など記載します。

 

 

前のパソコンのスペックと当時と今の比較の感想

 前に使っていたパソコン製品一覧です。

 こうして見てみると、当時買えて得だったものとそうでないものが見えてくるので面白いですね。

 パソコン製品は時が経てば大体は安くなるはずなのですが、そんな気配はほとんど感じないですね……。ミドルユーザーとしては苦しい…!

 

CPU「Ryzen 5 3600」※購入当時24,470円

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 Ryzen5 3600はAM4ソケットとはいえ、7000番台が出ている今では古いCPUです。

 それでも新品未開封だと17,500~、中古でも9,800円~、とまだそこそこ値段が付いているのに驚いています。

 

 

マザーボードASUS TUF GAMING B550-PLUS」※購入当時14,980円

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 Ryzen5000番台への交換を見越して買っておいたASUSのB550ですが、購入当時より値段が上がっているのに驚いています。

※といっても、去年の10月あたりは価格.comで最安値が13,000を切ってましたが……。

 コロナは落ち着いた(ふり)をしていますが、パソコン製品の価格高騰は続いていますね。

 

 

ミドルタワーケース「SST-FAR1W(スチールサイドパネル)」※購入当時5,180円

 価格.comでの取り扱い店舗無し。現在も使っていて特に不足はないです。

 6,000円ぐらい出せるなら、MSIやSILVERSTONEから出ているシンプルなモデルが出ているため、有名メーカーのものが使えます。まあ、この辺りは好みですね。

 ただ、側面をガラスケースにしたり、ゲーミング!で光らせたい場合は予算10,000は欲しいので、パソコンケースも中々値下がりはしないなと感じています。

 

 

電源ユニット「NeoECO Classic NE650C」※購入当時7,120円

 価格.comでの取り扱い店舗無し。古き良き(?)直付けのタイプの安価な電源です。

 650Wモデルですが、Ryzen5 3600とGTX1650には過剰でした。

 これも後々良いグラボに乗せ換えるために考えていたため余裕を持たせましたが、次に予定しているグラボはこの電源だとちょっと足りなそうだな、と今震えています。

 まあ、直付けタイプなのでだいぶ不便を感じてますので、これを機会にプラグイン式に変えるのもアリですけどね……。

 令和の時代に直付け電源は使ってはいけません。本当に面倒です。 

 

 パソコンの電源容量の計算はドスパラが計算機を出してくれていますので、これから自作を考えている人は活用させてもらいましょう。

www.dospara.co.jp

 


メモリ「CFD Selection W4U2666CM-16GR [DDR4 PC4-21300 16GB 2枚組]」※購入当時13,330円

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 価格コムで19,264円と書いてあって「なんでこんなに高いの!?」と思いましたが、このメモリ自体古い商品なので当然ですよね。

 また、世間は既にDDR5に移っている最中。DDR4なんてもう在庫限りだ!と言われれば「それはそう」という感じがしました。

 同じCrucialからでも性能が上がって10,000円切っている安いのがあるので、DDR4を選ぶ際は価格が見た目で選びましょう。

 

kakaku.com

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 3年前の動画になりますが、Youtubeで「とモヤシ」チャンネルさんがメモリについて詳しく説明してくれているので、メモリ選びについて初学者の方は是非一度見る事をおすすめします。

www.youtube.com

 

 

SSD「crucial P2 CT500P2SSD8JP」※6,280円

 価格.comでの取り扱い店舗無し。容量500Gの珍しいタイプです(そうでもないのかな?でも大体512Gですよね……?)。

 安心と信頼のCrucialから出ているM.2 SSDなので、初めての次作でも安心して使えました。

 メーカーに拘りがない方はCrucialの製品をおすすめします。顔見知りが「パソコン付かない!」といって来たとき、原因がSSDっぽかったのでCrucialのSSDをおすすめしておきました。信頼と実績がある頼りになるメーカーです。

 既にベターな選択肢になったM.2 SSDですが、読み書きの回数が保証の範囲になるほどナイーブな製品です。SSDは可能な限り新品にしましょう。

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HDD「WD20EZBX」
※6,400円

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 SATA接続のHDDです。同モデルが購入当時より値段が上がっている事にも驚いているのですが、内臓HDD自体が全体的に値段が上がっているのにも驚いています。

※同じWESTERN DIGITALのRPB5400のモデルが9,000円超えています。

 これは、買っておいてよかったと思うパーツになりました。

 動画編集の素材入れに絶対必要ではあったのですが、まさか価格が落ちるどころか上がるとは思ってませんでした。

 素材を入れるだけなら外付けHDDでも良いのですが、内蔵の方が安いのでベイが余っているなら内蔵を選びたいですよね。

 

 

グラフィックボード「GeForce GTX 1650 D6 Ghost NE6165001BG1-1175D」

※30,800円

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 GTX1650とかなり古いモデルですが、未だに27,000円近くと値段が下がる気配がありません。

 購入時は「1650に3万かぁ……」とは思っていたのですが、今にして思うと英断でした。過去の自分を褒めたい。

 ちなみに、GAINWARDのこちらのグラボは2021年発売です。同年では既にRTX3000番台、RX6000番台が主流でした。

 「GAINWARDはなぜ今更1650?」と言われていたようですが、世の中のグラボ高騰と、2000番台がマイニング需要で取られてしまったことに見かねて出してくれたのかもしれませんね。

 

 2024年1月は4000系のSuperの発表などで盛り上がっていますが、半導体の供給不足などによりグラボの値段は未だに高騰が続いています。

 高騰というよりもしかしたらこのあたりの値段で落ち着きそうですね。グラボも高性能化によるサイズの肥大化が止まりませんので、高騰ではなくて適正値段になっているのかもしれません。ファンレスなんてもう絶対にできなさそうですからね。

 ちなみに、自分は次のグラボにRadeonのRX6650XTを考えています。

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 理由は分かりませんが、ドスパラが安価に出してくれています。

 

 しかし、本当はNVIDIA欲しいです……AMD(Radeon)のグラボに忌避感があるわけでなく、用途を間違えなければRadeonでも問題ないどころか高コスパグラボとして活用できるらしいのですが、やはり動画編集はまだNVIDIAの方が有利とのことです。

 特にAdobeNVIDIAは長い間ズブズブ関係だったでしょうし、情報の多さから見てもNVIDIAの方が安心感があります。この辺りは仕方ないですね。

 

 CPUを変えただけなので他の構成は変わっていません。

 B550のマザーボードの購入の理由が「いつかRyzen5000番台に変えたい」だったので、2年越しにやっと実行した次第です。

 グラボも新調するつもりでしたが、資金不足でまとめては買えなかったためCPUのみ急遽購入しました。

 

 

Ryzen7 5700Xが安い

 1年前からガンガン値下げが進んでいたRyzen7 5700Xが、現在は半値近く値下がりしています。なんで……?

 Ryzen5 3600を買った時より安くなっているので、本当に驚きました。

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 半値になっているという情報を(遅まきながら)2023年12月に耳に入れたため、年明けあたりの購入を考えていました。

 が、

 1月中旬ごろから値段が上がってきて(といっても、800円程度ですが)、「やばい!値段が上がったら後悔してもしきれない!」と思い、ほぼ衝動買いに近い感覚で購入しました。

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 AM4ソケット(Ryzen3000番台と5000番台に対応しているマザーボード)対応のマザーボードをお使いの方で、CPUのグレードアップを考えている方は5700Xは今買いだと思います。自分と同じようにRyzen5 3600を使っている方などおすすめです。

 

 5700Xにしたことでパソコンの作業スピードが体感で劇的に変わるか?と言われると、微妙です。確実に早くはなっているのですが、秒のレベルなので劇劇ではないです。

 また、3080以上のグラボを使っている方は5700Xではボトルネックになる可能性があるので、ご自身の構成ではもうちょっと上のCPUがおすすめです。

 また、CPUの交換だけではゲーム性能は上がりません。ゲームはほぼほぼグラボ依存なので、気持ちロードが早くなりはするでしょうがゲーム体験は向上しません。

 

 ……勧めているのか、勧めていないのか分からなくなってきました。ごめんなさい。

※性能向上が体感できるシーンがありました、VOICEVOXなど合成音声ソフトの起動や音声生成が劇的に早くなりました。これはかなり有り難かったです。

 

 

本題「交換しました日記」

 おすすめ度についは一旦置いておかせていただき、交換した記録になります。

 今回購入したのはTUSKUMO yahoo店です。

※「楽天アフィリエイトをやってるのに、お前が買ったのyahooかよ!?」という批判は喜んで受け付けています。すいませんでした。

 

 ちなみに、リンクを貼ろうと思っていたのですが、TSUKUMO Yahoo店売り切れてました。

 あっぶねぇ……買っておいてよかった……。

 

 Ryzen7 5700Xはリテールクーラー(純正品付属のクーラー)が付属していないタイプになります。

 Ryzen7 5700Xに限らず、Ryzen7以上のものはリテールクーラーは付いていません。

 リテールクーラーでは冷やしきれないのと、コストダウンのためだと思われます。

 

 なので、大人気クーラーを買いました。


 DEEPCOOL AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1。

store.shopping.yahoo.co.jp

 アフィのために楽天も張りたかったのですが、ドスパラが一番安いです。

 なんでこんなに安いのか本当に謎です。

 

 ちなみに色違いや、光るのもあります。

store.shopping.yahoo.co.jp

 ドスパラがあまりにも安いので、もし購入される方は悪い事は言わないのでドスパラで購入した方が良いです。

 yahooを普段使ってないなら、ドスパラ公式からでも大丈夫です。なんなら、お近くに店舗があるなら店に買いに行きましょう。

 

 というわけで、Ryzen7 5700XとAK400のズッ友セットで交換します。

 

 

CPU交換を記す前に

 もしかしたら、「どうやって交換するのかな?」と期待されてこの記事を見てくださっている方がいるかもしれないので、あらかじめ申し上げておきます。

 

 交換動画見た方が良いです。

 

 令和の時代の自作パソコンの予習は絶対に動画の方が良いです。やっぱり実際の動いている場面を見れるのは大事です。

 

 

自作er駆け出しとしての感想

・年単位で交換していないのなら、グリスの固着が怖いのでCPUを温めてから取り外した方が良い

 いわゆるスッポン対策です。

 グリスは放っておくと固まりますし、リテールクーラーなどクーラーに最初から付着しているグリスも安いものが多いので劣化が激しいそうです。

 CPUを温める手段としては、ゲームのベンチマークソフト(FF15とかスト6)や、CPUを狙い打って動かせるシネベンチなどがおすすめです。

取り外した時の写真です。2年ぶりに空けましたが、結構乾いてました

 ちなみに、ソケットAM5(Ryzen7000番台)からはIntel同様にマザーボード側にピンの突起が付くようになっため、スッポンはもうないらしいです。安心ですね。

 

・ケースによってはマザーボードを外さなくてもいい

 自分はマザーボードを外した交換したのですが、よくよくケースを見てみるとマザーボード外す必要は一切ありませんでした。

※手探りなのもあって、合計3時間ぐらい掛けてやりました……。まあ、掃除もしたので、さぼっていた大掃除をしたと考えます。

 スリムタワーだと外す必要があると思いますが、ミドルタワーなら外す必要はないと思うので確認を怠らないようにしてください。

 え?外すなんてことするの俺だけ?すいませんでした……。

再配線のためにいっぱい写真取りながらやりました。これも経験…!

 

・AK400が結構でかい

 自分のケースは収納できたのですが、割とギリギリでした。ミドルタワーでも小さめのものを使っている方は入らない可能性があると思いますので、しっかり図ってから判断しましょう。

 パソコンの環境は人それぞれのため、ピンポイントで解決策を出してくれる人は稀です。自分でしっかり確認しましょう。

 

 

 

いざ交換していきます

Ryzen7 5700XとDEEPCOOL AK400

 本題のRyzen75700Xです。リテールクーラーが入っていないのでスッカスカです。

 無理に箱の規格を合わせなくても、別の箱をご用意していただくことはできないのか?と思ってしまいます。

 

 新しい空冷CPUクーラーAK400です。メーカーであるDEEPCOOLは台湾の会社ですが、取説はしっかり日本語のものがあります。ありがとう代理店さん!

 

 低価格帯の空冷クーラーにも関わらず十二分の性能を出し、バックプレートもしっかり金属ということで非常に好評の空冷クーラーですが、Ryzenマザーボードではこのバックプレートは使いません。既存のものを使います。

 すんげーショックでした。このバックプレートが使いたかったのに……!

 このバックプレートはIntel用です。

 

 初めにパソコンスタンドの清掃をします。

サンワサプライのパソコンスタンド

 床にパソコンを直起きするのを避けるために使っていますが、結構汚れてますね。ウタマロクリーナーで綺麗にしときました。

 この商品、安価の割には結構オススメです。足が付いていないケース用ですが、足がついてても乗らないことはないですし、足がついててもパソコンの床の直置きは本当にオススメしないのでこういうのが合ったほうが良いと思います。

 隙あらばアフィりたいのでリンクを張っておきますが……

 値段が上がってる!?

hb.afl.rakuten.co.jp

 自分が買った時は3,080円でした……。

 うーん……、これ安価な割にはキャスターもついててオススメだったのですが……うーん……。

 

 今買うならアマゾンで買いましょう。

Amazon.co.jp: サンワサプライ CPUスタンド CPU取り付け幅90~205mm CP-032 : パソコン・周辺機器

 

 

 ケースを空けていきます。

 今のケースはレトロパソコンみたいな感じが気に入っているのですが、次のケースはサイドが見えるやつが良いですね。

 

 かなり汚れが溜まっているので、清掃しながらやります。

 エアダスターと掃除機のコンボで取れる埃を取っていきます。掃除機だけだと吸い取りきれない部分もあるので、やはりエアダスターは便利。

 ファンに付いている埃はかなり厄介なので、外して、後で手に持って掃除します。

 

 掃除が終わったら各種のコネクタとネジを外します。この時点では、ケースからマザーボードを外さないといけないと疑いすら持ってませんでした。

 色々なところを写真取ったり、外したネジはどこのだったかメモと一緒に分けたりしていました。

 

 一通り外して言って掃除しました。写真だと細かい汚れが目立ってしまいますが、これでもかなり頑張りました……!

 

 スッポンもなく綺麗に取れました。今までありがとう、Ryzen5 3600!

 今度フリマで売る!

 

 CPUの取り付けですが、CPUクーラーを外せたらCPUの右のレバーみたいなのを上げれば取れます。クーラーを無事に外せている段階でスッポンは回避できていますが、このレバーを上げないと端子折れてしまうので注意しましょう。

 見難くて申し訳ないですが、CPUは赤丸の三角マークと三角マークを合わせて挿入します。

 このあたりもAMD RyzenのCPU交換動画を見たほうが確実です。作業を始める前に、気に入った交換動画をスマホにブックマークしておきましょう。

 

 次にAK400を取り付けます。(上の写真では取り外していますが)バックプレートはそのまま使います。付属の説明書を見ながらやりましょう。

 オレンジの方がAMDのパーツの用です。Intel用とAMD用で分けてありました。

 オレンジの台座の上にプレートを乗っけて、その上からネジ止めです。

 ※写真が色々すっ飛ばしててごめんなさい……。

 

 プレートの上にAK400を載せます。ネジ止めのためにファンが邪魔だったので、ヒートシンクからファンは一度取り外しています。ネジ止めの後にまた付けてます。針金で貼っつけてあるだけですが、ファンの向きは決まっていますので間違えないように注意しましょう。

 また、グリスは予め付いていたものを使いますが、もっと良いものを使いたいかは別の一度グリスを拭き取って別のグリスを使いましょう。

 

 余談ですが、AK400はグリスに隠れていますがヒートパイプがむき出しのものです(写真のオレンジっぽい部分)。

 虎徹などはメッキで加工してます。むき出しヒートパイプは一長一短らしいですが、冷却性能に関しては問題ないらしいです。

 ただ、グリスを拭き取ろうとしたときによく後が残って面倒だとか。

 

 というわけで、取り付けを完了して、写真とマザーボードの取説を見ながらコネクタ類を戻します。

 この元に戻す作業のときに「あれ?マザーボード外さなくても良かったのでは?」と気付きました。

 時遅し……。

 

 作業時間はまったりと掃除をしながらやってたこともあり、3時間ほど掛けましたが、マザーボードを外さなければ1時間もかからずに終わっていたと思います。

 次グラボを交換するときの経験に活かそうと思います。

※グラボもマザーボードの取り外しは必要無さそうです。

 

 

 パソコンを元に戻し、電源ケーブルなどを指して起動です。

 起動したときにBIOSに連れて行かれて、こんな案内が出ました。

 New CPU installed!とあるので、新しいCPUであるRyzen75700Xを新たに検知したよと教えてくれました。

 「へえ、CPU変えるとBIOS側が認知して案内出すんだ」と驚きました。

 F1を押してセットアップランでバイオス画面へ。

 特に弄るものがなかったので、そのまま「Save & Exit」をかけて再起動したのですが……

 

 全く知らない画面が出てきました。なにこれ?

 

 書いてあることをざっくり要約すると

「新しいCPU検知したよ。Yキー押したらfTPMをリセットするよ」

 みたいなこと書かれてて、fTPMってそもそもなに?って感じでした。

 かなりテンパっていたのですが、こちらの記事を参考に勇気を持ってYキー押しました。

www.shumi-gatari-blog.com

 

 少し調べた感じですとセキュリティ関連の話らしく、TPMはPCのセキュリティ強化の機能みたいです。BitLockerはドライブを暗号化するセキュリティとのことです。

 で、fTPMというのがAMD用のTPM、つまりAMD用のセキュリティのことを指しているようです。

※すげーざっくりな説明と調べ方です。気になる方はちゃんと調べて下さい。ごめんなさい。

 

 これらはWindows11からのセキュリティ機能で、Windows11だとデフォで設定しないといけない項目のようです。

 この辺りのセキュリティを設定しておいてCPUを変更した時、パスワードやらリカバリーコードを忘れるとOSが起動できないそうです。

 つまり、使っているCPUとドライブ(SSD・HDD)を紐づけてくれている、ということですかね?PINコードみたいな感じがしますね。

 

 自分が使っているのがWindows10でBitLockerはかけていなかっため、この辺りの項目をパスをした形だったようです。

 見に覚えてのないセキュリティ項目で詰まなくて良かった、と安堵した反面、いつかWindows11に映った際はBitLockerの設定を忘れないようにしないといけないですね。

※今でもしとけよ、という話ですが……。

 

 

シネベンチR23で性能向上を確認

 というわけで無事交換できたのでシネベンチR23を回します。

 結果はこちら↓

 左がRyzen5 3600。右がRyzen75700X。

 Ryzen5からRyzen7へグレード上がってますし、世代も上ですし、コア数増えてますし

性能向上は当然と言えば当然ですが、シングルは桁も変わっているのにびっくりです。

 

 3600から5700なので体感で劇的な変化はありませんが、細かいところで早くなったかな?と感じるところはあります。

 全然ありました。ゲームシーン以外で使っていて、要所で早くなったなと感じています。

 

 ただ、CPUの交換なのでゲーム体験は変わりません。画質は変えられないですね。画質の向上はグラボ交換のときに実感しようと思います。

 

 CPUの質を上げられたため、選べるグラボも増えました。

 3700だとRadeonの6650XTだとCPUがボトルネックになる可能性がありましたが、5700Xなら6650Xt、6700XT、7600、7700あたりも視野に入ります。

 NVIDIAなら3060tiも視野に入りますが、多少のボトルネックを覚悟してもいいなら4070あたりまでいけるそうです。

 可能性が増えたことと、純粋に性能が向上したのが嬉しいですね。

 

 そして、まだまだ自作パソコンの経験値が低いため、こうやって経験値を溜められるのが何より嬉しいです。

 30代すぎから初めた自作PCですが、もっと楽しんでいけそうです。

【スト6】モダン春麗 基本技・必殺技解説+基礎コンボ

 ストⅡの頃より変わらず参戦し続ける女性格闘家【春麗(チュンリー)】のモダンスタイルでの解説記事。

 飛び道具、対空技、突進技と格闘ゲーム3種の人気を持つが、スタンダードキャラという位置付けではなく、春麗独自の戦い方で相手を制圧するキャラクター。

 モダン春麗プロストリーマーの格闘ゲーマー【ハイタニ】さんが2024年のEVOにて結果を残したことも記録に新しい。

 

 独特な動きをするキャラクターのため動かせるようになるまでに時間のかかるキャラクターだが、モダンスタイルにより多少は動かしやすくなっている。

 対空無敵の天昇脚や、溜め技の気功拳がワンボタンで出せる使いやすさと、戦術上のメリットは大きい。

 またSA各種に無敵が付いているため、モダンの共通戦術ではあるがバーンアウト時でも窮屈さを感じさせないのは使っていて面白い部分になっている。

 扱いが難しいキャラにもかかわらずプレイヤー分母が多いため、参考になる動画に困らない情報面でのメリットも持つ。

 

 しかし、モダンになったことで削られている攻撃パーツが多く、また設定されているワンボタン必殺技も違和感がある組み合わせのため、攻略が深まってくると物足りなくなってしまうことも多いと思われる。

 自分はクラシック春麗を経由してモダン春麗を触り始めたが、思ったより前に行けない窮屈さを感じてしまった。

 

 そんなモダン春麗に違和感を覚えるプレイヤーからの攻略記事。

 

 

 

コマンドについて

 コマンドはテンキー表記で記載。

※5をレバーニュートラル(何も動いていない状態)と仮定して、番号が方向キーの表示

例:前弱P=6弱(もしくは小)P 
  前中K=6中K
  後強K=4強(もしくは大)K

 

 スト6の公式ページにムービー付きの解説があるため、動きモーションを見たいプレイヤーは公式サイトを覗くことをオススメ。

 もちろん、ゲームの中でもコマンドリストから閲覧可能。

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/chunli/movelist

 

 

モダン操作の説明(ラシード)

 PS4純正コントローラー操作にて、ゲーム内のデフォルト設定を基準に紹介。

 まず、従来の6ボタンあった攻撃ボタンは弱・中・強の3種類+必殺技(SP)ボタンの合計4個のボタンになる。

※しゃがみや空中などを含めると攻撃種類は多いが、クラシック操作よりかは減っている。これがモダンの長所であり、短所でも有る部分。

 

 モダン操作の通常攻撃は立・しゃがみの攻撃があるが、アシストボタン+攻撃ボタンによる通常技も搭載されている。

 アシスト◯(弱・中・強)攻撃は立・しゃがみの概念はないため立っていてもしゃがんでいても同じ通常技が出る。

 また、アシストボタンは連打によって規定のコンボを出すことが可能。

 

 必殺技は必殺技(SP)の簡易入力と、コマンド入力する正規入力が存在する。

 簡易入力の方は俗に言うワンボタン必殺技となっており、SPボタンを使った必殺技はダメージが80%に抑えられるペナルティを受ける。

※例えば、1,000ダメージの必殺技は800ダメージになる。

 SP攻撃はN+SPボタン、6+SPボタン、2+SPボタン、4+SPボタンで別々の技が設定されており、どの割り当てにどの必殺技が当てられるかはキャラごとに異なる。

 また、アシストボタン+SPボタンでOD必殺技を出すことが可能。

 そして、レバー入力+SPボタン+強攻撃ボタンでSA(超必殺技)を出すことが可能。ワンボタン超必殺技と呼ばれる。こちらもペナルティを受ける。

 

 

通常技・特殊技

5弱

 発生4F。リーチが非常に長い上に連キャンもかかるため、密着から三発刻めるかなり強い小パン。プロゲーマーも絶賛する強技になっている。

 ここからアシスト弱に繋げることが可能な上に、ドライブラッシュをかけてコンボを伸ばすことも可能になっている。

 

 かなり便利な技でヒット時は+5Fと大きな有利が取れるため5中などに繋げられるが、ガード時は-3Fと少々大きな不利になっているピーキーな技。

 5弱をガードされた場合、攻めを継続しにくい点に注意。

 

 

2弱

 初段発生4F。二段目発生4F。

 2弱一回だと小足で下段攻撃。二回目以上は小パンになるしゃがみ小技。

 この仕様はリュウ・ケン・ルークと一緒。

 しかし、春麗リュウ・ケン・ルークと違い、一段目の小足の段階で技キャンセルがかかる。

 また、初段から5弱に繋げることが可能。

 発生も4Fも早いので暴れにも使えるが、暴れには小パンの方が何かと便利。

 

 残念ながら下段二回は刻めないため、ワンガード後ろ下がりへの回答にはならない。

 小足だけでの連打で良かった気もするが、どうして小パンに繋げてしまったのだろうか?

 

 

アシスト弱

 発生5F。5弱よりリーチが長い春麗立ち小足。

 5弱から繋がるのでコンボパーツとして優秀な上、ここから中百裂脚も繋がるのでSA3も狙える。クラシックルークの5弱K並に優秀な技になっている。

 もちろんドライブラッシュでコンボを伸ばすことも可能。

 置きや暴れで使う用途もあるので頼りになる。

 

 

アシスト弱コンボ【5弱K>弱百裂脚】

 立小足から弱百烈脚を繰り出すコンボ。

 5弱Pから繋げられるので便利だが、5弱Kからは中百裂脚が繋がるため残念ながら使わない。

 どうして弱百裂脚なのかが不明……中百裂脚なら使い道は確かにあった。

 百裂脚は弱版も中版もガードされると反撃確定のため、入れ込み技としては使わない。

 つまりヒット確認をして使うはずなので、そうであるならアシスト弱初段から中百裂脚に繋げたほうが良い。

 

 

5中

 発生5F。リーチは見た目通りなので主に密着での固めなどに使う。技キャン可能。

 発生5Fという数字はケンの5中Pや、ジュリの5中K初段などと同様の数字だが、春麗の5中はガードされていても+1Fが取れるため攻めが継続する。

 めちゃくちゃ破格な性能になっているため、起き攻めや空中攻撃からは基本的に5中を使っていこう。

 ヒット時は2中Pなどに繋げる事が可能。

 

 

2中

 発生7F。スト5とは回転させる方向が逆だが、モーションもコンパクトのためかなり使いやすい中足。

 牽制で使う場合はガードされると-6Fと大きな隙のため、ドライブラッシュなどの後隙のカバーを考えて使いたい。

 5弱のカウンターから繋げられるので、咄嗟に出すのに頼りになる足になっている。

 主要牽制ではないが、後ろ歩きを咎めるために使うことが多い。しっかりと所感を覚えて使いたい技。

 ドライブラッシュはまずはこの中足から仕込めるようになろう。

 

 余談だが、かなりお尻の描写に気合が入っているように見受けられるので、開発の中にとても紳士な方がいるのは間違いない。

 

 

6 or 4中 追突拳

発生7F。恐らく春麗で一番嫌われている技で、春麗が嫌われる理由NO.1の技。

 発生の速さとリーチの長さがとても優秀で、この技で詰め寄って来られるだけでかなり困るプレイヤーも多いだろう。

 一応ガードされると-2Fなのだが、展開が早くなりガチなので切り返すのは難しい技の一つ。

 差し込み、差し返しに使っていける性能のほか、凄く頑張ればヒット確認も可能になっている。

 もちろん技キャン可能のため、インパクトへも対応できるし、ドライブラッシュもかけられる。

 

 入力が前入力、もしくは後ろ入力と少々特殊なため、5中Pを使いたい時に漏れないように注意。

 ガードからの切り返しで使う時に6入力で出してしまうと気功拳が漏れるため、ガードから出す場合は後ろ入力で出そう。

 後ろ入力を維持して出せば、気功拳へのキャンセルが可能。

 

 

アシスト中

 発生6F。春麗のしゃがみ正拳突き。技キャン可能。

 振りやすい技だがガードされると-2Fのため攻めは継続しない。

 5中の後のコンボパーツで使うことが多い。

 春麗の主要牽制は追突拳があるため、この技をメインの牽制で使うことは稀だが、拳の先に喰らい判定が無いようなので、ブランカのローリングやホンダの頭突きなどを一方的に潰すときもある優秀な牽制技。

 

 

アシスト中コンボ『2中P>OD百裂脚>SA2>J中P>空中百裂脚』

 本当に使わない。

 通常技にOD百烈脚を仕込み事自体はあるし、SA2を入れることもあるが、アシスト中から狙うのは稀。

※大体は下段の2中や追突拳(4 or 6中)から。また、SA2の後のコンボもかなりテキトー。

 モダン春麗はコンボでしか使わないJ中Pが見えるので、【SA2のジャンプの後にディレイをかければクラシック春麗と同じ端コンボができるんじゃないか?】と思ったプレイヤーもいるだろう。私がそうでした。

 ディレイかけるとJ中K(モダンのJ中)になります。カプコンさんどうしてぇ……。

 100歩譲ってこのコンボを選んだ際のダメージ効率は良いので、フルコンをまだ覚えていない初心者プレイヤー向けではあるかもしれないが……使わなくなるのは間違いない。

 

 

5強

 発生13F。伝統のスーパー横伸びパンチ。

 歴代で技キャンが不可の技だが、今回は行雲流水(構え※後述)にキャンセルがかかるようになった。

 現状全キャラ中トップクラスで攻撃リーチが長い上に、ヒット時にちゃんと+2Fが取れる技。

 技キャンがかからないのでドライブインパクトに無力。そのため、気楽に振っていける技ではなくなったが、このリーチの長さが相手に窮屈さを強いているのは間違いない。

 この技を恐れてくれないと前歩きやドライブラッシュが通らないため、使うポイントは模索して使っていこう。

 

 

2強

 発生11F(二段目は23F)。上でをくるくる回しながら二回攻撃する二段技。

 上を攻撃しているが対空には少々使い難い。

 だが、技キャンがかかる二段技なのでヒット確認をしつつコンボが伸ばせる攻撃になっている。

 また、技キャンがかかる大振りな技にも関わらず、ガードされて-3Fで済む偉い技。

 二段攻撃ということもあって攻撃時間が長く、ここから構えて中段などの選択肢もあるため、攻めのパーツの一つして使えるようになろう。

 

 

3強K

 発生9F。いつものゲンキック。少しだけ前に進むため見た目よりはリーチがある。

 足払いの中では発生は早い方で、不利フレームも-7Fのため、相手が慣れていないと反撃を貰い難くはなっている。

 が、リーチが2中Kと同じ(気持ちこっちの方が広い)ぐらいなので、この技を使ってリスクを増やすぐらいなら2中Kを振った方が楽だと思う場面が多い。

 

 

4強『発剄』

 発生8F。伝統の「テェイ!」。「ハッケイ」という言葉を浸透させた技(なのは間違いない、と思う、かもしれない)。

 過去作に比べるとかなり使い勝手の良さは落ちたが、コンボパーツ、暴れ潰しと依然優秀。格闘ゲームの両手は強い。

 主に強百裂脚に繋ぐためのコンボパーツとして使うが、この技から行雲雲水(構え)弱Kに繋げられるため、ODスピバにも繋げられる。

 相手の無敵技をガードした後の反撃パーツとしても使うので、痛いコンボを入れる時は4強(発剄)を使うと覚えておこう。

 

 

6強K『翼旋脚』

 発生16F。飛び蹴り。リターンのある牽制技として使う。3rdでこの技に泣きを見たプレイヤーも多いと思われる。

 ガードされると-4Fと大きな隙だが、パニッシュカウンター時に膝崩れダウンとなるため、大きなリターンが得られるピーキーな技。

 露骨な置き攻撃に対するカウンターとして使っていくことが多く、この技でパニカンを取れれば、春麗に対して下手な置き攻撃をしようという気にはならないはず。

 先端で当てられるように使おう。

 

 

アシスト強

 2強と同様。

 

 

アシスト強コンボ『2強P>構え強K>SA3』

 何このコンボ?

 とボヤかざるを得ない内容のコンボ。

 一応、ドライブインパクトのカウンターなど、反撃確定コンボとしてアシスト強二段目までの打ち上げは使う事がある。

 が、出し切ることはほぼ無いだろう。

※強攻撃からの反確フルコンボなら、4強>強百裂脚>SA3の入力頑張ったほうが良い。

 全く使えないとまでは言わないけど、まあ使わない、というなんとも言えないコンボになっている。

 

 

J弱

 発生4F。見た目通り斜めへ攻撃する空中弱攻撃。

 これで飛び込むことはまずないが、攻撃発生が早いため後ろジャンプと一緒に出して逃げる春麗はよく見る。

 空対空を絶対に勝ちたい時に。

 

 

J中

 発生6F。道着キャラ同様にめくり判定のある春麗式ライダーキック。

 春麗は自分から積極的に飛ぶキャラではないが、今作はドライブラッシュやドライブインパクトなどハチャメチャが押し寄せてくる事が多いため、飛ぶ事もそれなりに必要になっているためか、かなり使いやすい空中中足になっている。

 対戦していれば自分から飛ぶ必要が出てくると思うので、飛び込む際はまずはこの技から飛び込もう。

 

 

J2中『鷹爪脚』

 発生3F。空中攻撃だが上段属性。

 主にコンボで使用する空中攻撃でヒット・ガード問わず相手を踏みつけた時にもう一度飛び上がる技になっており、全部で3回まで入力できる。

 飛び上がった後に他の空中攻撃へ繋ぐこともできる。

 もちろん、飛び上がって後に何もしないですかし下段なども狙えるため、かなり早い展開を相手に強いることが可能。

 詐欺飛び(安全飛び)での起き攻めに使う事もあるが、最初はコンボで覚えて所感を掴もう。

クラシック春麗の絵で申し訳ないが、モダン春麗でも同じことはできる



J強

 発生8F。空中大攻撃の中ではかなり発生が早い攻撃。

 真正面の的に飛び込む際はこれ。

 

 

垂直J強

 発生8F。ジュリと同じ様な垂直ジャンプ強攻撃。後ろにもちゃんと判定があるため、自分の下を潜ろうとする不届き者へも対処できる。

 ジュリもそうだが、恐らく原人狩り(グラップを垂直ジャンプで狩ること)をし難くするために付けられているモーションだと思われる。

 春麗もジュリも歩き気が早いので地上の投げの圧が強い、その代償かもしれない。

 モーションが大きいので違和感があるかもしれないが、攻撃発生は8Fと通常のJ強と一緒なので、フルコン始動はこの技からでも問題ない。

 

 

空中投げ

 地上投げと同様で発生5F。春麗の対空行動の一つ。前にのみ投げることが可能。

 天昇脚だと撃ち落とし難い距離で使う。

 画面端に追い詰めてる時の対空で使えると端を維持できるためオススメ。

 ただし、地上投げ同様で投げた後の有利は10Fと少ししかないため、起き攻めはシビアに詰めていこう。

 

 

行雲流水 214+攻撃ボタン ※当ブログでは『構え』として表記

 コマンド入力が必要だが扱いは特殊技。しゃがみこんだ後に翼を広げて威嚇する鳥のような構えに移行する。フォームチェンジ。通称【構え】。

 構えのフォームはこのフォームしかないため、「春麗の構えから~」などの言い方で通じる。技名の読み方は行雲流水(こううんりゅうすい)。※多分……。

 構えからは各種のボタンに応じて様々な攻撃が行える。

 構えてから一定時間立つと構えを解除する他、構え派生からの攻撃の後にも追加でボタンを押さなければ構えを解除する。

 ボタン入力を行い続けている間は構え状態が維持されているので、構え弱Kなどからちょっとずつ前に進むこともできる(特にメリットは無いが)。

 また、ゲーム内の表記にはないが構えコマンド入力後にもう一度コマンドを入力すると構えを解除する。

 

 構え行動へは本来キャンセルのかからない5強、3強、6強からキャンセルして出すことができ、主にコンボの中継技として活用する。

 最大の特徴として構え中に出した攻撃からの必殺技は溜め時間が要らない仕様になっている。

 例えば、4強>行雲流水(構え)>前突(構え弱派生)>気功拳(4タメ6P)のコンボがあるが、気功拳のタメが必要ないため、前突から46Pの入力で気功拳が出すことができる。

 もちろんスピニングバードキックも出せる。

 この構えを経由したコンボは必殺技のタメが要らないと覚えよう。

 立ち回りで使うこともあるが、まずはコンボで使って所感を掴もう。

 

 

構え弱『前突』

 発生8F。下段攻撃。

 モーションは可愛いが性能がガチで、主に4強から繋げてコンボを伸ばす。

 この技から中スピバに繋げられる上、ドライブラッシュからコンボも伸ばせる。

 一番使うことになる派生技になると思うので、4強からスムーズに出せるように練習しよう。

 

 

構え中『仙風』

 発生10F。発生は遅いがダメージは800と強攻撃並にダメージの高い派生技。

 モダン春麗ではノーマルヒットでは通常攻撃から繋ぐ方法がないため、反撃や空中コンボなど一部の状況で使うことがあるフルコンパーツ。

 最大コンボのレシピで使うのでコンボと一緒に覚えよう。

 

 

構え強K『天空脚』

 発生8F。対空っぽい見た目だが用途はコンボパーツ。

 アシスト強でも採用されている打ち上げパーツ。ヒット時にジャンプキャンセルが可能でコンボを伸ばすことが可能なので、エリアルコンボにいきたい際に使う。

 立ち回りでは使わないのでコンボと一緒に覚えよう。

 

 

必殺技

N+SP 百裂脚 ※正規入力有り 236+攻撃ボタン

 格闘ゲームをやらないゲーマーでも一度は見たことがあるであろう多段キックの必殺技。ストⅣまでボタン連打技であったが、ストⅤから波動拳コマンド入力に変更された。

 発生は弱版・OD版が8F、中版が14F、強版が23F。

 ワンボタン版は中百裂脚になっている。(なぜ強版ではないのかは不明)

 

 弱と中は完全にコンボパーツ。ガードされると-8Fと反撃確定なので立ち回りや、連携の締めには使えない。

 強版は発生が遅いがガード時に-3Fなので、一応連携の締めには使える。ただ、発生の遅さから割り込まれやすい。

 OD版は6+SPボタン(もしくはボタン2つ以上同時押し)の追加入力で追撃があり、ダウンを奪える。

 ヒット確認はかなり用意のため、追撃を出すかどうかの判断もしやすい。

 このOD版の性能がガチであり、発生が8Fにも関わらずガード時に-3Fなので立ち回りの強襲でも使っていける技になっている。

 もちろん、OD技なのでSA2・SA3にもキャンセル可能。

 通常百裂脚はコンボパーツに、OD版は差し込みや強襲に使えると覚えておこう。

 

 

空中SP 空中百裂脚 ※正規入力有り 空中236+攻撃ボタン

 空中で放つ百裂脚。ボタン強度によって発生が変わり、ヒット数も増える。

 前ジャンプと垂直ジャンプから出すことが可能。

 ワンボタン版は弱百裂脚になっている。

 

 モダン春麗ではエリアルのフルコンパーツとして使うことが多い。

 キャミィのキャノンストライク同様に相手の起き攻めの投げに対して前ジャンプ>即百裂脚でパニッシュカウンターを取り、そこからコンボを繋げるク◯技として今かなりヘイトを集めている技。

 使い所は限られているが確かに強い攻撃なので、コンボの習得が終わった後に、起き上がりの攻防のパーツとして覚えていこう。

 

 

6+SP 天昇脚 ※正規入力有り 22+攻撃ボタン

 回転蹴りをしながら飛び上がる春麗昇龍拳。コマンドが22と独特。ストリート・ファイターでは珍しいが、格闘ゲーム全体で見ればちらほら使われているコマンド。

 発生が弱版が5F、中版が7F、強版が9F、OD版が6F

 ワンボタン版は強版天昇脚となっている。

 

 1F目から対空無敵が付いているため、ちゃんと対空手段として使える。

 OD版は完全無敵が付与されるのでぶっパナしとしても使っていける。

 今作の春麗は基本的にはこの技で対空を取りたい。

 

 コマンドの性質上、昇竜拳と違いしゃがみながら出すことができない(下入力の後に一度立ち状態を経由しないといけない)ため、コマンドの割にはシビアな対空技になっている。

 また、一番発生の早い弱版はほとんど目の前にしか攻撃範囲がなく、強天昇脚だと発生9Fと遅めのため早い反応が求められる。

 ワンボタンで出せるメリット活かして強版で対空を取りたいが、発生が9Fと少々遅めのため、シビアな位置での対空は弱版天昇脚を求められる。

 弱版も咄嗟に出せるようにコマンド入力で出せるように練習をオススメ。

 

 ただの愚痴だが、ワンボタン版を中版にしてくれると歩きながらの対空もしやすくなるので、今からでも遅くないから入れ替えをして欲しい技。

 

 

2+SP 覇山蹴 ※正規入力無し

 飛び上がって足を叩きつける中段の突進技。

 正規入力が存在しないため、モダン春麗が使えるのは中版とOD版のみ。

 発生は27F、OD版が26F。

 浮き上がっているので飛び道具を飛び越すこと使い方もできる。OD版は飛び道具無敵がついている。

 中段攻撃なので発生が遅く、喰らい判定が大きいため暴れに弱い。被弾するとフォースダウンのために気楽に使うことはできないが、ガードされても反撃確定が限られているので崩しのアクセントとしか使うことができる。

 ノーマル版はカウンターを取れると+4Fのため弱攻撃からコンボにいける。パニカン時は+6Fのため、アシスト中攻撃からコンボにいける。

 OD版はヒット時に浮き上がるため、天昇脚などで追撃が可能になっている。

 連携の入れ込み技として使う際や、崩し、弾抜けで使う際はカウンター確認をしっかり行いたい。

 

 ダイヤモンド帯以下では猛威を奮っている初心者パーツなのでぼったくり技としても使っていける。

 最終的には崩しではなく弾抜けなど明確な対策として使うが、この技を警戒してくれないと読み合いが回らないため、知らない相手には沢山使ってぼったくろう。

 

 

4+SP 気功拳 ※正規入力有り 4タメ6+攻撃ボタン

 代名詞である春麗の飛び道具。

 ソニック同様で溜めが必要な飛び道具なので咄嗟には撃てないが、出てしまえばかなり強い飛び道具になっている。

 OD版以外は画面の途中で消えてしまうが、この仕様が気功拳の回転率を上げられる要因になっている。

 ボタン強度によって発生・弾速が大きく変わるため、各ボタンで使う用途を分けやすい良い性能をしている。

 発生は弱版が15F、中版が12F、強版・OD版が11F。溜め時間はソニック同様45F。

 ワンボタン版は強気功拳が当てられている。

 モダンガイル同様に後ろ入れっぱにしながら気功拳を撃てるため、かなり早い回転率で繰り出すことが可能になっている。

※気功拳の距離が限られているため、ガイルほど露骨なことはできないが。

 

 ボタン強度が上がると共に弾速が向上するが、相手まで飛ぶ距離が減る。

 と、共に、全体硬直も短くなる仕様になっている。

 特に強版は発生の速さも魅力だが、全体硬直が少なくなっているため隙が少なくなっている。近い距離での気功拳は強さはガチ。是非使っていこう。

 OD版は懐かしいポーズと共に両手で気功拳を放つ。

 弾速も発生も早く、ケンのOD波動拳同様に相手が吹き飛ばないため、相手の通常版飛び道具と噛み合うと、ドライブラッシュからコンボを伸ばすことが可能になっている。

 発生が11Fと早いため、ガイルのODソニックのように切り返しに使うこともある。

 春麗はODスピバやドライブラッシュなど、ドライブゲージを他に回したいものが多いのでOD気功拳の乱用はオススメしないが、それでもいざという時は頼りになるOD技なのは間違いないので覚えておきたい。

 

 また、ワンボタンで出す場合は溜めが間に合っていないとN+SPに割り当てられている百裂脚が出てしまうため、溜め時間の確保はしっかりと行いたい。

 

 

スピニングバードキック 2タメ8+攻撃ボタン ※正規入力のみ

 物理法則を無視した突進回転攻撃。チュンリーコプター。

 シュールな技だがスト2の頃からこのモーションなのでもはや歴史がある。

 発生は弱版が9F、中版・OD版が16F、強版が21F。

 弱版は弱攻撃から、中版・OD版は中攻撃から、強版は強攻撃から繋がる。

 ガードされればもちろん反確なので立ち回りで使うことはない。

 

 気功拳や他の溜め技と違い溜め時間が30Fとかなり短いので、小技二回からコンボで使うことが可能。

 更にOD版はヒット後に浮くため、コンボを伸ばすことが可能になっている。

 当てた強度により有利時間が変わるため、起き攻めの仕方は個々に覚える必要がある。コンボでしか使わないので、所感はコンボと一緒に覚えよう。

 

 

 

超必殺技 Super Arts

SA1 Nor6+S+SP 気功掌 236236+弱 ※空中版有り


 発生7F。目の前にエネルギーボールを発生させる飛び道具系のSA。打撃と投げの無敵がついているのでパナしにも使える。

 切り返しに使う他、発生7Fの速さが便利なのでコンボの締めにもよく使う。

 モダンの場合はワンボタンで出せる事を活かし、様々な切り返し場面に使いやすいSAになっている。

 

 空中版が存在し、J2中を使ったエリアルから最大コンボパーツとして使うことがある。

 特にモダン春麗はクラシック春麗より詐欺飛び(安全飛び)にいけるルートが限られるため、使用頻度は低くない。

 

 

 

SA2 鳳翼扇 4+S+SP 236236+中

 ストⅢ 3rdではクソ技の代名詞として有名な超必殺技。スト6ではSA2として実装。

 発生11F。他のSA2に比べると発生が遅く、ダメージも低いが、その分長い移動距離と無敵時間を誇る突進技になっている。無敵時間はSA3よりも長い。

 様々な場面でのコンボパーツとして使える他、ぶっパナし、切り返し、差し込み、差し返し、弾抜け、と非常に用途が多い頼れる技になっている。

 モダンではワンボタンで出せることにより弾抜けのしやすいさが段違いに高い。

 通称「誰の前で弾を打っているんだ?」

 

 ヒット後にジャンプキャンセルが可能で、J2中を使ってコンボダメージを伸ばせることができる。ダメージの低さはこれが理由。

 最初は難しいと思うが慣れれば安定するので、しっかりコンボ練習をして実戦で決めよう。

 

 

SA3  2+S+SP 蒼天乱華 214214+強

 発生8F春麗ロック系乱舞。初段で回転蹴りを放ち、ロック演出に入って追撃する大技。

 ガードの上からでも蹴ってから二回殴るまで行うが、ロック演出に入るのは最初の蹴りのみ。

 発生8Fの速さがかなり優秀で、強百裂脚やODスピバの後などノーキャンで繋ぐことができるのでコンボの締めとして非常に便利。

 ワンボタン版で出すとダメージの低下が勿体ない場面もあるが、発生8Fの速さ活かして割り込みにも使うことができる。

 せっかくワンボタンで出せる高性能超必殺技なので、ぶっパナしで使うよりかは相手の行動に対して明確に差し込んでいきたい。

 

 

基礎コンボ 

 春麗は独特なコンボが多いので難しい方のキャラだと言われているが、モダン操作によって使うパーツが限られているので、クラシック春麗よりかは馴染みやすいと思われる。

 ただし、代わりに中段攻撃による崩しや鶴脚落といっためくり技を失っているため、捕まえた時の起き攻めのプレッシャーが大きく減っている。

 そのため、一度のコンボで可能な限り大きなダメージを出して立ち回りに圧を出していきたい。

 

 

5弱>5弱>弱百裂脚(236弱) or 【OD百裂脚(アシストボタン+N+SP)>追加入力6SP】

 小技の基本。

 慣れてきたらアシスト弱から中百裂脚を使ってほしいが、まずは小技から弱百裂脚をしっかり繋げよう。

 ダウンが欲しい場合と必殺技を入れ込みたい場合、もしくはSA2まで繋げたい場合はOD百裂脚を使おう。

 

5弱>5弱>アシスト弱>中百裂脚(N+SP or 236中) or【OD百裂脚(アシストボタン+N+SP)>追加入力6SP】

 立ち小パンである5弱からの基本。

 可能なら最後の中百裂脚はワンボタンではなくコマンド出してしっかりダメージを稼ぎたい。

 

 

2弱>5弱P>アシスト弱>中百裂脚(N+SP or 236中) or【OD百裂脚(アシストボタン+N+SP)>追加入力6SP】

 2弱から5弱を繋げてアシスト弱まで入れる小技の基本形。

 ドライブラッシュコンボも見越せる。

 

 

2弱×2>弱スピニングバードキック(2タメ8弱)

 小足小パンからのスピバ。狙う機会は多くないが、弱スピバはダウンが取れるので起き攻めが付く。

 

 

5弱>5中>アシスト中>中スピニングバードキック(2タメ8中) or 【ODスピニングバードキック(2タメ8ボタン2個)>強天昇脚(22強)】

 密着始動で弱攻撃から中攻撃を繋げるコンボ。

 5弱がガードされると-3Fと隙が大きいため、ガードの上から狙うコンボではないため出番は少ないが、5弱から5中が繋がることはいうことは覚えておきたい。

 

 

5中>アシスト中>中スピニングバードキック(2タメ8中) or 【ODスピニングバードキック(2タメ8ボタン2個)>強天昇脚(22強)】

 上のコンボの5弱始動を省いただけのコンボ。まずはこの形で起き攻めを狙えるように練習しよう。

 ダウンから起き攻めを狙う場合は中スピバ、ゲージを使って火力を伸ばしたい場合はODスピバからコンボを伸ばそう。

 

 

5中>アシスト中>ODスピニングバードキック(2タメ8ボタン2個)>各種SA

 ODスピバからは各種SAが入るためダメージアップ。

 SA2を入れる場合はエリアルまでしっかり入れよう。

 

 

(画面端)5中>アシスト中>ODスピニングバードキック(2タメ8ボタン2個)>弱百裂脚(236弱)>強天昇脚(22強) or SA1 or SA3

 上のコンボの画面端版。弱百烈脚を挟んでダメージアップ。

 強天昇脚の他にSA1とSA3も入るため、リーサルを見逃さないようにしよう。

 

 

4強>構え弱(214攻撃ボタン→弱)>中スピニングバードキック(2タメ8ボタン中)

 4強から構え弱でコンボを伸ばす。

 このコンボだけ使うことはないが、ドライブラッシュコンボで同じ形のものを挟むので、4強から構え攻撃はスムーズに出せるようにしておこう。

 

 

アシスト強2段(打ち上げまで)>J2中K×2>空中強百裂脚(空中236強)

 反撃確定コンボの一つ。

 他にはJ2中Kを三段出し切った後にSA1のコンボを使ったダメージアップもある。

 

 

 

ドライブインパクトコンボ

(画面端)ドライブインパクトヒットorガード>4強>強百裂脚(236強)>強天昇脚(22強)

 端のドライブインパクトの基本。

 強天昇脚の代わりに各種SAでダメージアップも狙えるため、とりあえず4強>強百裂脚のコンボを入れておけるようになると便利。

 

ドライブインパクトパニカン>アシスト強2段(打ち上げまで)>J2中K×2>空中強百裂脚(空中236強)

 インパクトパニカンのダメージ重視の基本。

 SA1を使う場合はJ2中K×3から入れよう。

 

 

ドライブインパクトパニカン>4強>構え弱(214攻撃ボタン→弱)>中スピニングバードキック(2タメ8中)

 上2つのコンボよりダメージは下がるが、ヒット後の状況が良いコンボ。

 まだ、中スピバをOPスピバにしてダメージアップの他、地上コンボなので地上ドライブラッシュコンボにも発展できる。

 起き攻め重視でいくか、ダメージ重視でいくかで使い分けよう。

 

 

ドライブラッシュコンボ

5弱>アシスト弱>ドライブラッシュ5弱>4強>構え弱(214攻撃ボタン→弱)>中スピニングバードキック(2タメ8中)

 小技からのドライブラッシュの基本形。

 

5弱>アシスト弱>ドライブラッシュ5弱>4強>構え強(214攻撃ボタン→強)>J2中>J2中>空中強百裂脚(空中236強)

 小技からのラッシュコンボのエリアル版。ダメージは中スピバより高い。

 ダメージ重視はこちら。

 

 

2中>ドライブラッシュ5中P>4強>構え弱(214攻撃ボタン→弱)>中スピニングバードキック(2タメ8中)

 中攻撃からのドライブラッシュ基本形。

 2中の代わりに4or6中は2中からも同様のコンボが可能。

 ドライブラッシュ5中が+5Fと大幅な有利のため、ドライブラッシュを入れ込んだから5中まで入れ込むことができる。

 

 

5中P>2中P>ODスピニングバードキック(2タメ8ボタン2個)>ドライブラッシュ5弱>構え中(214攻撃ボタン→中)>強天昇脚(22強)

 ODスピバからドライブラッシュ5弱で拾い直すおしゃれなコンボ。

 ODスピバまで入れたはいいがダメージを伸ばせばリーサルになる状況などで使う。

 とりあえず、ODスピバからもドライブラッシュでコンボを伸ばせることを覚えておこう。

 

 

2中>ドライブラッシュ5中P>4強>構え弱(214攻撃ボタン→弱)>ドライブラッシュ5中P>4強>強百裂脚>SA3

 バーンアウト上等のフルコンボ。リーサルコンボに使う。

 2中からでなくても各種中攻撃から同様のコンボが可能。

 SA3で締めているが、SAならどれでも入る。

 

 

5中P>2中P>ODスピニングバードキック(2タメ8ボタン2個)>ドライブラッシュ5弱>構え中(214攻撃ボタン→中)>ドライブラッシュ4強>構え中(214攻撃ボタン→中)>SA3

 ODスピバからのバーンアウト上等コンボ。

 上のコンボ同様でSAならなんでも入る。

 

 

 

カウンター関連

5弱カウンター以上>4 or 6中 or 2中~

 5弱のカウンターは中攻撃が繋がるので見逃さないようにしたい。

 

 

中覇山蹴(2SP)カウンター>5弱>アシスト弱>中百裂脚

 覇山蹴のカウンターヒット時。覇山蹴の当たる位置によってアシスト弱が入らないときもあり、そもそも5弱が入らないときもあるので見極めていこう。

 

 

5強カウンター>構え弱(214攻撃ボタン→弱)>中スピバ

 5強がカウンターだと構え弱が繋がる。

 単発確認は不可能なので入れ込みになるが、カウンターの時はリターンが増えることを覚えておきたいコンボ。

 ただし、5強をガードされいると割り込まれるため、当て勘(ここは当たるだろうという読み)が必要。

 

6強パニッシュカウンター>ドライブラッシュ4強>構え中(214攻撃ボタン→中)>強天昇脚

 6強の翼旋脚がパニカンした時のコンボ。

 近い位置ならドライブラッシュを省くことができるが、安定を求めるならドライブラッシュを挟んだほうが無難。

 ドライブラッシュ4強>構え中のループしてコンボを伸ばすことも可能なので、リーサルの時のために練習しておこう。

 

 

 モダン春麗には既に折れているため、更新はしばらく先。

【スト6】クラシック春麗 基本技・必殺技解説+基礎コンボ

今作の春麗はフレーム周りがかなり優秀

 ストⅡの頃より変わらず参戦し続ける女性格闘家【春麗(チュンリー)】。

 飛び道具、対空技、突進技と格闘ゲーム3種の人気を持つが、スタンダードキャラではなく、春麗独自の戦い方で相手を制圧するキャラクター。

 現行のスト6の春麗のキャラ評価は高く、強キャラの一角として存在感を出している。

 

 職業が警察官ということもあり悪を許さない正義の心を持つが、甘いものが好きだったり、相手女性キャラとの年齢を気にしたりと人間味の溢れるキャラクターになっている。

 格闘ゲーム全盛期、KOF不知火舞と二大女性キャラクターとして人気があり、(色々な意味で)お世話になった紳士もいるだろう。

 なお、自分はお世話になったことはない。ほ、ホントです……!

 

 独特な動きが多いためにまともに動かせるようになるのにかなりの時間を要するが、通常技の強さから春麗以外触れない!というプレイヤーも少なくない。

 格闘ゲームの操作技術向上にも繋がるキャラなので、メインでサブであれ、練習してみるをオススメしたい。

 

 初級者向けの動画も作っています。よろしければ御覧ください。

www.youtube.com

 

 

 

 

各種通常技・必殺技・超必殺技

カプコン公式【シャドルー研究所】より

 テンキー表記で記載。
 123

 456 ※5をレバーニュートラル(何も動いていない状態)と仮定して、

 789  番号が方向キーの表示

 

例:前弱P=6弱(もしくは小)P 
  前中K=6中K
  後強K=4強(もしくは大)K

 

 スト6の公式ページにムービー付きの解説があるため、動きモーションを見たいプレイヤーは公式サイトを覗くことをオススメ。

 もちろん、ゲームの中でもコマンドリストから閲覧可能。

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp/character/chunli/movelist

 

 

通常技・特殊技

5弱P

 発生4F。リーチが非常に長い上に連キャンもかかるため、密着から三発刻めるかなり強い小パン。プロゲーマーも絶賛する強技になっている。

 ここから5弱Kに繋げることが可能な上に、ドライブラッシュをかけてコンボを伸ばすことも可能になっている。

 

 かなり便利な技でヒット時は+5Fと大きな有利が取れるため5中Pなどに繋げられる反面、ガード時は-3Fと少々大きな不利になっているピーキーな技。

 5弱Pをガードされた場合、攻めを継続しにくい点に注意。

 

 

2弱P

 発生4F。春麗は立小パンもしゃがみ小パンも4F発生とかなり優秀。

 2弱Kから繋げることが可能のため、スピバの溜め時間確保にも使える優秀なしゃがみ小パン。発生4Fのため、暴れにも使っていける。

 ガードされた場合は-2Fと他のキャラと同様のフレームのため、ガードの上から使うのならこちらの方が良い場合もある。

 

 

5中P

 発生5F。リーチは見た目通りなので主に密着での固めなどに使う。技キャン可能。

 発生5Fという数字はケンの5中Pや、ジュリの5中K初段などと同様の数字だが、春麗の5中Pはガードされていても+1Fが取れるため攻めが継続する。

 めちゃくちゃ破格な性能になっているため、起き攻めや空中攻撃からは基本的に5中Pを使っていこう。

 ヒット時は2中Pなどに繋げる事が可能。

 

 

2中P

 発生6F。春麗のしゃがみ正拳突き。

 振りやすい技だがガードされると-2Fのため攻めは継続しない。

 ただし、拳の先に喰らい判定が無いようなので、ブランカのローリングやホンダの頭突きなどを一方的に潰すときもある優秀な牽制技。

 追突拳のリーチより手前の入られた時に使うことがある牽制技。

 5中Pの後のコンボパーツで使うことが多いのでまずはコンボ一緒に所感を覚えよう。

 

 

6 or 4中P 追突拳

 発生7F。恐らく春麗で一番嫌われている技で、春麗が嫌われる理由NO.1の技。

 発生の速さとリーチの長さがとても優秀で、この技で詰め寄って来られるだけでかなり困るプレイヤーも多いだろう。

 一応ガードされると-2Fなのだが、展開が早くなりガチなので切り返すのは難しい技の一つ。

 差し込み、差し返しに使っていける性能のほか、凄く頑張ればヒット確認も可能になっている。

 もちろん技キャン可能のため、インパクトへも対応できるし、ドライブラッシュもかけられる。

 

 入力が前入力、もしくは後ろ入力と少々特殊なため、5中Pを使いたい時に漏れないように注意。

 ガードからの切り返しで使う時に6入力で出してしまうと気功拳が漏れるため、ガードから出す場合は後ろ入力で出そう。

 後ろ入力を維持して出せれば気功拳へのキャンセルが可能。

 

 

 

5強P

 発生13F。伝統のスーパー横伸びパンチ。

 歴代で技キャンが不可の技だが、今回は行雲流水(構え ※後述)にキャンセルがかかるようになった。

 現状トップクラスで攻撃リーチが長い上に、ヒット時にちゃんと+2Fが取れる技。

 技キャンがかからないのでドライブインパクトに無力のため、気楽に振っていける技ではなくなったが、このリーチの長さは相手に窮屈さを強いているのは間違いない。

 この技を恐れてくれないと前歩きやドライブラッシュが通らないため、使うポイントは模索していこう。

 

 

2強P

 発生11F(二段目は23F)。上でをくるくる回しながら二回攻撃する二段技。

 上を攻撃しているが対空には少々使い難い。

 だが、技キャンがかかる二段技なのでヒット確認をしつつコンボが伸ばせる攻撃になっている。

 また、技キャンがかかる大振りな技にも関わらず、ガードされて-3Fで済む偉い技。

 二段攻撃ということもあって攻撃時間が長く、ここから構えて中段などの選択肢もあるため、攻めのパーツの一つして使えるようになろう。

 

 

4強P 発勁

 発生8F。伝統の「テェイ!」。「ハッケイ」という言葉を浸透させた技(なのは間違いない、と思う、かもしれない)。

 過去作に比べるとかなり使い勝手の良さは落ちたが、コンボパーツ、暴れ潰しと依然優秀。格闘ゲームの両手は強い。

 主に強百裂脚に繋ぐためのコンボパーツとして使うが、この技から行雲雲水(構え)弱Kに繋げられるため、ODスピバにも繋げられる。

 相手の無敵技をガードした後の反撃パーツとしても使うので、痛いコンボを入れる時は4強P(発剄)を使うと覚えておこう。

 

 

3強P 水蓮掌

 発生21F。中段攻撃。

 モーションは大きいが、発生は21Fのため早い方。起き攻めの圧が強い春麗が果たして持っていていい中段なのか疑問な技。

 他のキャラ同様でドライブラッシュから使うとコンボを伸ばすことができる。

 行雲雲水(構え)に移行することもできるが、ヒット時は+1Fのためにノーゲージ中段からリターンとはいかない(当たり前)。

 持続重ねレシピもあるので、コンボからの起き攻め択の一つとして覚えよう。

 

 

5弱K

 発生5F。5弱Pよりリーチが長い春麗立小足。

 5弱Pから繋がるのでコンボパーツとして優秀で、ここから中百裂脚も繋がるのでSA3も狙える。ルークの5弱K並に優秀な技になっている。

 小技での置きや暴れで使う用途もあるので頼りになる。

 

 

2弱K

 発生4F。もう一度申し上げる。発生4F!

 歴代と同じく技キャンが可能な下段小足。

 また、密着から二回刻めるため、後ろ下がりっぱの抑制にも使える優れもの。

 2弱K×2>弱百烈だけでなく、弱スピバもいける。

 他のキャラもこうしてほしいと願わんばかりの高性能小足になっている。

 起き攻めの下段択はまずはこの技から。

 

 

5中K

 発生7F。足を大きく蹴り上げて、見た目通りに対空で使う中攻撃。

 横への範囲は狭いが判定の強さは折り紙付き。ちゃんと足先に喰らい判定がない模様(春麗は先っぽに食らい判定がない技ばっか……!)。

 牽制や固め、暴れでは使えないがちゃんと技キャン可能になっているため、龍尾脚やフリーガンコンビネーションなどフォースダウンが取れる技への対策として使っていける。

 春麗の対策は最初は天昇脚から始めるべきだが、この技が必要な場面も出てくるので天昇脚の次に覚えていこう。

 

 

2中K

 発生7F。スト5とは回転させる方向が逆だが、モーションもコンパクトのためかなり使いやすい中足。

 ガードされると-6Fと大きな隙のため、ドライブラッシュなどの後隙のカバーを考えて使いたい。

 5弱Pのカウンターから繋げられるので、咄嗟に出すのに頼りになる足になっている。

 主要牽制ではないが、しっかりと所感を覚えたい技。 

 

 余談だがかなりお尻の描写に気合が入っているように見受けられるので、開発の中にとても紳士な方がいるのは間違いない。

 

 

5強K

 発生14F。5中K同様に斜め上に蹴り上げる立大足。

 しゃがみ状態の相手に当たらないため、牽制で使うのは少々難しい。

 JPの5強Pと同じでヒット時に吹き飛びダウンになるため、この技で対空が取れると大きなリターンが見込める。

 垂直ジャンプなどこの技で取れると、ノーゲージでも結構痛いダメージを与えられる。

 天昇脚、5中K、空中投げの対空を覚えた後に、さらなる対空ダメージを求めるために覚えよう。

 また、地上技ノーマルヒットで唯一、行雲雲水(構え)中Kへ繋げられるのでフルコン始動パーツでもある。詳しくはコンボ欄で。

 

 

2強K

 発生9F。いつものゲンキック。

 足払い大足の中では発生は早い方で、不利フレームも-7Fと済むため慣れていないと反撃が難しい。

 が、リーチが2中Kと同じぐらい(流石にこの技の方が少し広いが)なので、この技を使ってリスクを増やすぐらいなら2中Kを振った方が楽だと思う場面が多い。

 

 

6強K 翼旋脚

 発生16F。飛び蹴り。リターンのある牽制技として使う。3rdでこの技に泣きを見たプレイヤーも多いと思われる。

 ガードされると-4Fと大きな隙だが、パニッシュカウンター時に膝崩れダウンとなるため大きなリターンが得られるピーキーな技。

 露骨な置き攻撃に対するカウンターとして使っていくことが多く、この技でパニカンを取った後にコンボを決めてやれば、春麗に対して下手な置き攻撃をしようとは思わなくなるだろう。

 先端を当てるように意識して使おう。

 

 

3強K 鶴脚落

 発生37F。春麗式百合折り。

 ジャンプとは違う軌道で飛び上がり、相手の裏から膝を打ち下ろすめくり技。

 初心者狩りパーツとして有効で、知らない相手はこれだけで積む。

 ノーマルヒットでも+7F取れるため、ヒット時は中攻撃のコンボにいける。

 春麗の正面にしか攻撃判定がないため、相手を飛び越せないとただ相手にケツを曝け出すだけになるのに注意。

 立ち回りで唐突に出すのは難しいため、まずは5中P、2中Pをガードさせた後に出すようにして、大体この距離でめくれるという範囲を覚えよう。

 また、ドライブラッシュから出すことで慣性が乗るため、移動範囲が増えるのも覚えておこう。

 

 

J弱P

 発生4F。見た目通り斜めへ攻撃する空中弱攻撃。

 これで飛び込むことはまずないが、一番発生が早いため後ろジャンプと一緒に出して逃げる春麗はよく見る。

 

 

J弱K

 発生4F。使ったことがないし、使うのを見たこともない。

 弱スピバの溜めが間に合ってない時に見ることはできる。

 

 

5中P

 発生7F(二段目は21F)。リュウケン同様に吹き飛びダウンを奪える二段技。

 春麗の基本的な対空は他の技でやるため対空として使うことは少ない。

 SA2鳳翼扇からのエリアルパーツに使うことが多い。

 春麗のコンボを覚える際に必ず使うため、まずはコンボ一緒に所感を覚えることをおすすめ。

 

 

5中K

 発生6F。道着キャラ同様にめくり判定のある春麗式ライダーキック。

 春麗は自分から積極的に飛ぶキャラではないが、今作はドライブラッシュやドライブインパクトなどハチャメチャが押し寄せてくる事が多いため、飛ぶ事もそれなりに必要になっているためか、かなり使いやすい空中中足になっている。

 対戦していれば自分から飛ぶ必要が出てくると思うので、飛び込む際はまずはこの技から飛び込もう。

 

 

J2中K 鷹爪脚

 発生3F。空中攻撃だが上段属性。

 主にコンボで使用する空中攻撃でヒット・ガード問わず相手を踏みつけた時にもう一度飛び上がる技になっており、全部で3回まで入力できる。

 飛び上がった後に他の空中攻撃へ繋ぐこともできる。

 もちろん、飛び上がって後に何もしないですかし下段なども狙えるため、かなり早い展開を相手に強いることが可能。

 詐欺飛び(安全飛び)での起き攻めに使う事もあるが、最初はコンボで覚えて所感を掴もう。

 

 

J強P

 発生9F(二段目発生6F)。真横に殴る空中大パン。二段技となっており、ヒットしてるしてないに関わらず強Pボタンの追加入力で裏拳を繰り出す。

 J2中Kのエリアルでの締めに使うことが多い空中強P。

 何故か分からないがゲージの上昇率が凄まじく、J強Pを二発当てるだけで二割ほどゲージを回収する。

 詐欺飛びを見越したエリアル締めなどコンボで使う機会が多いため、所感はコンボと一緒に覚えよう。

 

 

J強K

 発生8F。空中大攻撃の中ではかなり発生が早い攻撃。

 真正面の的に飛び込む際はこれ。

 

 

垂直J強K

 発生8F。ジュリと同じ様な垂直ジャンプ強攻撃。後ろにもちゃんと判定があるため、自分の下を潜ろうとする不届き者へも対処できる。

 ジュリもそうだが、恐らく原人狩り(グラップを垂直ジャンプで狩ること)をし難くするために付けられているモーションだと思われる。

 春麗もジュリも歩き気が早いので地上の投げの圧が強い、その代償かもしれない。

 フルコンパーツとして使う場合は空中攻撃から5強Kのルートもあるので、しっかり低空で当てられるように練習したい。

 

 

空中投げ

 地上投げと同様で発生5F。春麗の対空行動の一つ。前にのみ投げることが可能。

 天昇脚だと撃ち落とし難い距離で使う。

 画面端に追い詰めてる時の対空で使えると端を維持できるためオススメ。

 ただし、地上投げ同様で投げた後の有利は10Fと少ししかないため、起き攻めはシビアに詰めていこう。

 

 

行雲雲水 214+P ※当ブログでは『構え』として表記

 コマンド入力が必要だが扱いは特殊技。しゃがみこんだ後に翼を広げて威嚇する鳥のような構えに移行する。フォームチェンジ。通称【構え】。

 構えのフォームはこのフォームしかないため、「春麗の構えから~」などの言い方で通じる。技名の読み方は行雲流水(こううんりゅうすい)。※多分……。

 構えからは各種のボタンに応じて様々な攻撃が行える。

 構えてから一定時間立つと構えを解除する他、構え派生からの攻撃の後にも追加でボタンを押さなければ構えを解除する。

 ボタン入力を行い続けている間は構え状態が維持されているので、構え弱Kなどからちょっとずつ前に進むこともできる(特にメリットは無いが)。

 また、ゲーム内の表記にはないが構えコマンド入力後にもう一度コマンドを入力すると構えを解除する。

 

 構え行動へは本来キャンセルのかからない5強P、5強K、2強K、6強Kからキャンセルして出すことができ、主にコンボの中継技として活用する。

 最大の特徴として構え中に出した攻撃からの必殺技は溜め時間が要らない仕様になっている。

 例えば、4強P>行雲流水(構え)>前突(弱K派生)>気功拳(4タメ6P)のコンボがあるが、気功拳のタメが必要ないため、前突から46Pの入力で気功拳が出すことができる。

 もちろんスピニングバードキックも出せるため、この構えを経由したコンボを覚えていく必要がある。

 立ち回りで使うこともあるが、まずはコンボで使って所感を覚えよう

 

 

構え弱P『蘭華』

 発生5F。掌底を突き出す攻撃で構えからの派生の中で一番発生が早い。

 コンボパーツには他の派生技を使うことが多い。

 5強Pの後に入れ込むことで暴れ潰しで使う事がある。この技を警戒して即暴れる相手に、あえてこの技を出さないで攻撃を空振らせるといった読み合いもある。

 

構え中P『這蛇突』

 発生11F。前作のしゃがみ中Pが今作は派生技として登場。

 見た目通り低姿勢技なので波動拳などを潜ってダウンが取れる下段技。

 構え自体も低姿勢なので狙い所は多いが、ガードされると-11Fと隙が大きいため反撃確定。使うのなら確実に当てられるように使いたい。

 

 

構え強P『蓮掌』

 腕を回転させながら相手を二回叩く中段技。発生23F。

 起き攻めの崩しとして使う。

 構えからの派生なので気功拳やスピバが溜めなしで撃てるため、ヒット確認をしてコンボにいける。

 

 

構え弱K『前突』

 発生8F。下段攻撃。

 モーションは可愛いが性能がガチで、主に4強Pから繋げてコンボを伸ばす。

 構え弱Pより攻撃範囲も広いので、2中Pからの攻めを継続するパーツとして使うことがある。コンボで一番使う構え派生なので、所感はコンボと一緒に覚えよう。

 

 

構え中K『仙風』

 発生10F。発生は遅いがダメージは800と強攻撃並にダメージの高い派生技。

 ノーマルヒットでは5強Kからのみ繋げる事が可能。フルコンパーツの一つ。

 最大コンボのレシピで使うのでコンボと一緒に覚えよう。

 

 

構え強K『天空脚』

 発生8F。対空っぽい見た目だが用途はコンボパーツ。

 ヒット時にジャンプキャンセルが可能でコンボを伸ばすことが可能なので、コンボと一緒に覚えよう。

 

 

必殺技

気功拳 4タメ6+P

 代名詞である春麗の飛び道具。

 ソニック同様で溜めが必要な飛び道具なので咄嗟には撃てないが、出てしまえばかなり強い飛び道具になっている。

 OD版以外は画面の途中で消えてしまうが、この仕様が気功拳の回転率を上げられる要因になっている。

 ボタン強度によって発生・弾速が大きく変わるため、各ボタンで使う用途を分けやすい良い性能をしている。

 発生は弱版が15F、中版が12F、強版・OD版が11F。溜め時間はソニック同様45F。

 ボタン強度が上がると共に弾速が向上するが、相手まで飛ぶ距離が減る。

 と、共に、全体硬直も短くなる仕様になっている。

 特に強版は発生の速さも魅力だが、全体硬直が少なくなっているため隙が少なくなっている。近い距離での気功拳は強さはガチ。是非使っていこう。

 OD版は懐かしいポーズと共に両手で気功拳を放つ。

 弾速も発生も早く、ケンのOD波動拳同様に相手が吹き飛ばないため、相手の通常版飛び道具と噛み合うと、ドライブラッシュからコンボを伸ばすことが可能になっている。

 発生が11Fと早いため、ガイルのODソニックのように切り返しに使うこともある。

 春麗はODスピバやドライブラッシュなど、ドライブゲージを他に回したいものが多いのでOD気功拳の乱用はオススメしないが、それでもいざという時は頼りになるOD技なのは間違いないので覚えておきたい。

 

 

百裂脚 236+K

 格闘ゲームをやらないゲーマーでも一度は見たことがあるであろう多段キックの必殺技。ストⅣまでボタン連打技であったが、ストⅤから波動拳コマンド入力に変更された。

 発生は弱版・OD版が8F、中版が14F、強版が23F。

 弱と中は完全にコンボパーツ。ガードされると-8Fと反撃確定なので立ち回りや、連携の締めには使えない。

 強版は発生が遅いがガード時に-3Fなので、一応連携の締めには使える。ただ、発生の遅さから割り込まれやすい。

 OD版は6+強Kの追加入力で追撃があり、ダウンを奪える。もちろんヒット確認は容易。このOD版の性能がガチ性能になっていて、発生が8Fにも関わらずガード時に-3Fなので立ち回りの強襲でも使っていける技になっている。

 もちろん、OD技なのでSA2・SA3にもキャンセル可能。

 通常百裂脚はコンボパーツに、OD版は差し込みや強襲に使えると覚えておこう。

 

 

空中百裂脚 空中236+K

 空中で放つ百裂脚。ボタン強度によって発生が変わり、ヒット数も増える。

 前ジャンプと垂直ジャンプから出すことが可能。

 この技でコンボを伸ばすことは稀なので基本的に使わない技が、相手の対空をずらしために使ったり、ジャンプ弱百烈が切り返しの逆択として使うことが多い。

 キャミィのキャノンストライク同様に相手の起き攻めの投げに対して前ジャンプ>即百烈でパニッシュカウンターを取り、そこからコンボを繋げるクソ技として今かなりヘイトを集めている技。

 使い所は限られているが確かに強い攻撃なので、コンボの習得が終わった後に、起き上がりの攻防のパーツとして覚えていこう。

 

 

スピニングバードキック 2タメ8+K

 物理法則を無視した回転攻撃。チュンリーコプター。

 シュールな技だがスト2の頃からこのモーションなのでもはや歴史がある。

 発生は弱版が9F、中版・OD版が16F、強版が21F。

 弱版は弱攻撃から、中版・OD版は中攻撃から、強版は強攻撃から繋がる。

 ガードされればもちろん反確なので立ち回りで使うことはない。

 

 気功拳や他の溜め技と違い溜め時間が30Fとかなり短いので、小足や小パン二回からコンボで使うことが可能。

 更にOD版はヒット後に浮くため、コンボを伸ばすことが可能になっている。

 当てた強度により有利時間が変わるため、起き攻めの仕方は個々に覚える必要がある。コンボでしか使わないので、所感はコンボと一緒に覚えよう。

 

 

覇山蹴 214+K

 飛び上がって足を叩きつける中段の突進技。

 発生が弱版が23F、中版が27F、強版が32F、OD版が26F。

 浮き上がっているので飛び道具を飛び越すこと使い方もできる。OD版は飛び道具無敵がついている。

 中段攻撃なので発生が遅く、喰らい判定が大きいため暴れに弱い。被弾するとフォースダウンのために気楽に使うことはできないが、中版以上はガードされても反撃確定がないので崩しのアクセントとしか使うことができる。

 また、強版はヒット時に+6Fをとれるため2中Pからコンボにいける。

 OD版はヒット時に浮き上がるため、天昇脚などで追撃が可能になっている。

 ダイヤモンド帯以下では猛威を奮っている初心者パーツなのでぼったくり技としても使っていける。

 最終的には崩しではなく弾抜けなど明確な対策として使うが、この技を警戒してくれないと読み合いが回らないため、知らない相手には沢山使ってぼったくろう。

 

 

天昇脚 22+K

 回転蹴りをしながら飛び上がる春麗昇龍拳ストリートファイターの中ではコマンドが22と独特だが、格闘ゲームにはちらほら存在するコマンド。

 発生が弱版が5F、中版が7F、強版が9F、OD版が6F。

 1F目から対空無敵が付いているため、ちゃんと対空手段として使える。

 OD版は完全無敵が付与されるのでぶっパナしとしても使っていける。

 今作の春麗は基本的にはこの技で対空を取りたい。

 

 コマンドの性質上、昇竜拳と違いしゃがみながら出すことができない(下入力の後に一度立ち状態を経由しないといけない)ため、コマンドの割にはシビアな対空技になっている。

 また、一番発生の早い弱版はほとんど目の前にしか攻撃範囲がなく、強天昇脚だと発生9Fと遅めのため早い反応が求められる。

 始めは弱天昇脚で対空を取り、慣れてきたら中版や強版を使ってダメージアップを図っていきたい。

 

 

超必殺技 Super Arts

SA1 気功掌 236236+P ※空中版有り

 発生7F。目の前にエネルギーボールを発生させる飛び道具系のSA。打撃と投げの無敵がついているのでパナしにも使える。

 切り返しに使う他、発生7Fの速さが便利なのでコンボの締めにもよく使う。

 特記する事がないSAだが、特に欠点らしい欠点もない便利なSAになっている。

 空中版が存在する。

 

 

SA2 鳳翼扇 236236+K

 3rdではクソ技の代名詞として有名な超必殺技。スト6ではSA2として実装。

 発生11F。他のSA2に比べると発生が遅く、ダメージも低いが、その分長い移動距離と無敵時間を誇る突進技になっている。無敵時間はSA3よりも長い。

 様々な場面でのコンボパーツとして使える他、ぶっパナし、切り返し、差し込み、差し返し、弾抜け、と非常に用途が多い頼れる技になっている。

 ヒット後にジャンプキャンセルが可能で、J中PやJ2中Kを使ってコンボダメージを伸ばせることができる。ダメージの低さはこれが理由。

 最初は難しいと思うが慣れれば安定するので、しっかりコンボ練習をして実戦で決めよう。

 

 

SA3  蒼天乱華 214214+K

 発生8F春麗ロック系乱舞。初段で回転蹴りを放ち、ロック演出に入って追撃する大技。

 ガードの上からでも蹴ってから二回殴るまで行うが、ロック演出に入るのは最初の蹴りのみ。発生8Fの速さがかなり優秀で、強百裂脚やODスピバの後などノーキャンで繋ぐことができるのでコンボの締めとして非常に便利。

 無敵がついているのでパナしにも使えるが、他のSAも無敵が付いているので、この技をパナしで使うのは少々勿体ないので、しっかりコンボの締めとして使っていこう。

 

 

 

基礎コンボ

 春麗は動き方からコンボまで独特な上、どの状況を求めるかでレシピも変わるため馴染むまでに時間がかかると思われる。

 他のキャラの様に適正コンボを覚える、というよりは、どの状況が好みでこの状況が欲しいという観点からコンボ選択をすると少し整理が楽かもしれない。

 基礎的なコンボを羅列するが、最終的には『この起き攻めからはこのコンボ、このコンボを入れたらこの起き攻め』みたいな形で分けていく必要があると思われ、覚えるまでにどうしても時間がかかると思うので、これから春麗を始めるプレイヤーは気長に向き合うことをオススメする。

 

 春麗はゲージの使い方が多様のため、まずは『ドライブラッシュを中心使う』か『ODスピバを中心に狙う』かのどちらかから始めると分かりやすいと思う。

 例えば、自分は2中Kからのドライブラッシュを中心に戦いたいのでODスピバはドライブラッシュからの攻撃が通った後に攻撃を与え、ドライブゲージの回復を図れた場合に使うようにしている。

 そして、画面端ではODスピバを中心に組むようにしてゲージを確保しているようにしている。

 どちらも使ってコンボを構築するとあっという間にゲージが枯渇するので、ゲージの使い所は早い段階で考えていき、コンボ作成を行いたい。

 

 

・2弱K>2弱K>弱スピニングバードキック(2タメ8K)

 小足からの基本。小足だけでタメ時間が間に合うので前歩きや前ステップからも狙える。弱スピバの後は強覇山蹴が持続当てになるため、起き攻めの選択肢の一つとして覚えておきたい。

 

 

・5弱P>5弱P>5弱P>弱百裂脚(236弱K) or OD百裂脚(236KK)

 5弱P連打からの基本。最後の5弱Pを5弱Kに変えると中百裂脚に変更可能。

 ゲージを使ってでもダウンがほしい時や、SA2に行きたい場合はOD百裂脚にしよう。

 OD百裂脚は追撃を出さなければ-3Fと反撃が難しいので最初は入れ込みでOK。

 

 

・5中P>5弱K>中百裂脚(236中K)

 5中Pからのとりあえずコンボ。基本的には5中Pからは2中Pを繋ぐと思うが、2中Pではガードされている場合は小パンで割られるため、小パン暴れを潰したいときなど。

 このルートからドライブラッシュもいけることは覚えておきたい、

 

 

・5弱P>5中P>2中P>中スピニングバードキック(2タメ8中K) or 中百裂脚(236中K)

 5弱Pから5中Pに繋げる目押しコンボ。主に起き攻めで使うが、直接5中Pを重ねる事が多いのでそこまで出番は多くない。

 5弱Pからは5中Pがちゃんと繋がる、というのを覚えておきたい。

 

 

・5中P>2中P>ODスピニングバードキック(2タメ8KK)>強天昇脚(22強K) or SA3

 中攻撃からスピバに繋げる基本形。ドライブゲージを使いたくない場合は中スピバで繋がる。

 画面端ではODスピバの後に弱百裂脚>強天昇脚が入れられるのでダメージアップ。

 リーサル状況ではSA3をぶち当ててあげよう。

 

 

・強覇山蹴(214強K)>2中P>中スピニングバードキック(2タメ8中K)

 強覇山蹴からのコンボ。強覇山蹴はヒット時に+6F。

 ガードされると-1Fなので2中Pは入れ込まないようにヒット確認しよう。

 

 

・OD百裂脚(236KK)>SA2>前J中P>J2K>J2K>J強P
・(画面端)OD百裂脚(236KK)>SA2>前J中P>強百裂脚(236強K)>強天昇脚(22強K)

 OD百裂脚からSA2鳳翼扇を狙うコンボ。

 前J中Pからのコンボは各所ディレイが必要のため、動画を見ながら練習していこう。

 画面端ではJ中Pの後に強百裂脚>強天昇脚でダメージアップだが、詐欺飛びを捨てることになるので好みで選ぼう。

 小技からもOD百裂脚が繋がるために狙える状況は多いので、いざという時のためにできるようにしておこう。

 また、SA2の後のエリアルコンボの後にゲージ回収が間に合えばSA1が入る。

 SAゲージが3本あるならSA3を入れた方がダメージは高いので注意。

 

 

(画面端)5中P>2中P>ODスピニングバードキック(2タメ8KK)>弱百裂脚(236弱K)>強天昇脚(22強K) or SA1 or SA3

 ODスピバを使った画面端の基本コンボ。

 基本コンボといっても妥協コンボではなく、基本的に使うコンボ。

 +35Fと大きな有利が取れるので様々な起き攻めを展開可能。

 また、強天昇脚を省けば詐欺飛びも可能。すんごい強いコンボ。

 

 

・(画面端)5中P>2中P>ODスピニングバードキック(2タメ8KK)>J中K>ちょいディレイJ2中K>J強P二段

 画面端のODスピバからJ2中Kのエリアルにいくコンボ。ちょっと難しいが、上手くできるとエリアルの締めの後に前ジャンプで詐欺飛び(安全飛び)にいけるのでやる価値は高い。

 ゲージ回収も狙え、その後の状況も良いためとてもオススメのコンボ。

 

 

・(画面端)中攻撃以上>OD気功拳(4タメ6AC)>5弱K>中百裂脚(236中K)

 OD気功拳ヒット後にコンボを続ける暴れ潰しを兼ねた連携兼コンボ。

 熱心に狙う機会はないが、OD気功拳ヒット後は弱攻撃が繋がるほど春麗が有利なことは覚えておきたい。

 また、OD気功拳を暴れ潰しで使った際、カウンター以上で中攻撃が繋がる。

 

 

・5強P>構え(行雲流水)弱P>強気功拳(46強P)

 5強Pから構え(214P)から弱P派生を出すコンボ。

 残念ながらガードの上から暴れ潰しになるわけではなく、密着でないと繋がらないのに注意。

 5強Pは牽制で使う技だが、出し切るだけでなく構えから別の読み合いを展開できることを覚えておきたい。

 

 

・3強K(鶴脚落)>5中P>2中P>中スピニングバードキック(2タメ8中K)

 めくり専用攻撃である3強Kからのコンボ。

 3強Kはガードされても+3Fのため、5中Pを入れ込んでも暴れ潰しになる。

 カウンター時は+9Fのため、4強P(発剄)からのコンボも狙える。

 ダメージを伸ばしたい場合はODスピバやドライブラッシュからコンボを伸ばそう。

 

 

・(画面端)構え強P>OD気功拳(4タメ6AC)>5中P>中百裂脚(236中K)

 中段攻撃である構え強Pから入れ込んで使うコンボ。

 ヒット確認ができるのであればODスピバが望ましいが、難しい場合はOD気功拳の入れ込みから始めよう。

 

 

・OD覇山蹴(214KK)>強天昇脚(22強K)
・(画面端)OD覇山蹴(214KK)>弱百裂脚(236弱K)>中天昇脚(22強K)

 OD覇山蹴ヒット後に浮いた相手に追撃するコンボ。

 カウンターしても浮きは変わらないので、このコンボでOK。

 リーサルの時はOD覇山蹴からSAを入れよう。

 

 

・SA2地上ヒット>ディレイ前J中P>J2中K>J2中K>J強P

 SA2を地上ヒットさせた際にいけるエリアルコンボ。

 ディレイが必要なので最初は難しいコンボだが、慣れれば安定できる。

 最初のJ中Pは春麗のジャンプが上りから降り始めのあたりを狙う。

 その後のJ2中Kは最速だが、二段目のJ2中Kはちょっとディレイがいる。

 いっぱい練習しよう。

 

 

・(画面端)SA2地上ヒット>ディレイ前J中P>強百裂脚(236強K)>強天昇脚(22強K)

 SA2から画面端限定で強百烈脚を入れるコンボ。エリアル締めよりダメージがアップする。

 後述する詐欺飛び(安全飛び)を捨てることになるが、ダメージが欲しい場合はこちら。

 

・5強K空中ヒット>構えディレイ中K>強天昇脚(22強K)

 空中ヒット時吹き飛ばしダウン属性である5強Kを対空に使うコンボ。

 5強Kの対空は相当余裕を持った状態でないと難しいが、これができると垂直ジャンプや後ろ逃げジャンプなどを狩ることができる。

 強天昇脚の代わりにSAでもダメージが伸ばせる。天昇脚、5中Kの対空が馴染んだ後に、遠目の敵を打ち落とす対空として使えるようになると強力。

 

 

ドライブインパクトコンボ

・(画面端)ヒット or ガード>4強P>強百裂脚>強天昇脚 or SA各種

 画面端のドライブインパクトコンボ。

 強天昇脚の代わりにSAに切り返えられるコンボでもあるため、基本形として覚えよう。

 

 

・(画面端)ヒット or ガード>6強K>構え強K>J2中K×>J強P(2段)

 詐欺飛びにもいけるエリアル締めコンボ。J2中Kのタイミングは練習がいる。

 ダメージは強百裂脚のコンボより下がるが、詐欺飛び+ゲージ回収をしたい場合はこちらがおすすめ。

 また、今後後にSA1かSA3も入るのでゲージ回収の後にコンボを伸ばすことも可能。

 

 

ドライブインパクトパニカン>5強K>構え中K>中スピニングバードキック

 ドライブインパクトのパニッシュカウンター時の基本コンボ。

 構え中Kからドライブラッシュでコンボを伸ばす事も可能のため発展性がある。

 ODスピバなども狙えるので、基本的にはこの形をオススメ。

 

 

ドライブインパクトパニカン>5強K>構え強K>J2中K×2>J強P(2段)

 ドライブインパクトパニカンからエリアルで締めるルート。

 画面中央だと詐欺飛びには行けないが、前ステップ二回から起き攻めは可能。

 ゲージ回収をしたい時に。

 

 

・(自分画面端)ドライブインパクトパニカン>3強K>弱スピニングバードキック

 自分が画面端を背負い、インパクトを返せた時の入れ替えコンボ。

 他のコンボよりかなりダメージが下がるが、春麗は画面端に追い込む事で大きなリターンなのでかなり価値の高い入れ替えコンボ。

 ダメージを下げてでも端を背負わせよう。

 

 

 

ドライブラッシュコンボ

・5弱P>5弱K>ドライブラッシュ5弱P>4強P>構え中K>中スピニングバードキック

 小技からのドライブラッシュコンボの基本形。5弱P連打からでも可能。

 まずはこの流れを覚えよう。

 

 

・2中K>ドライブラッシュ5中P>4強P>構え中K>中スピニングバードキック

 道着キャラの様に2中Kからラッシュをかけるコンボの基本。

 春麗の5中Pからは3強Pの選択肢もあるため、やられる側は相当圧を感じる。

 ガードされていた場合+5Fだが、投げ間合いからは外れてしまうので投げ択を匂わせたい場合は別の技を当てよう。

 

 

・(画面端)2中K>ドライブラッシュ5中P>4強P>強百裂脚>強天昇脚

 画面端で強百烈脚を使うコンボ。

 画面端のコンボは上のコンボより『4強P>強百裂脚~』の方がダメージは高いのを覚えておきたい。

 強百裂脚からはSAも狙えるのでリーサルにもオススメ。

 

 

・5中P>2中P>ODスピニングバードキック>ドライブラッシュ5弱P>構え中K>強天昇脚

 ODスピバで浮かせた後に生ドライブラッシュから拾い直すおしゃれコンボ。

 ドライブゲージを3本使うのでキャンセルラッシュと変わらないリソースだが、運びコンボも兼ねるので5中P>2中Pを入れた後は狙っていきたいコンボ。

 

 

・5強K空中ヒット>構えディレイ中K>ドライブラッシュ4強P>構え中K>各種SA

 5強K対空からドライブラッシュで伸ばすコンボ。

 ドライブゲージが3.1本以上なら「ドライブラッシュ4強P>構え中K」を二回繰り返す事も可能。

 SA3を使えば5000を超えるダメージのため、安易な飛びを落とした時のリーサルに使おう。

 

 

・中攻撃以上>ドライブラッシュ5中P>4強P>構え弱K>ドライブラッシュ5中P>4強K>強百裂脚(236強K)>SA3

 バーンアウト上等のドライブゲージをフルに使ったコンボ。

 2中Kからだと4409。

 ODスピバを絡めるよりかは基本的に地上ラッシュで完結した方がダメージが高くなることが多い。

 

 

 

反撃確定コンボ

 今回の春麗は反撃確定コンボをかなり重くできるため、可能な限り妥協せずに狙っていきたい

 

・5中P(パニカン)>4強P>構え中K>中スピニングバードキック

 ノーゲージの反撃確定の基本。5中Pパニカン時は4強Pが繋がる。

 画面端では『4強P>強百裂脚>強天昇脚』にしてダメージアップが可能。

 

 

・ドライブラッシュ4強P(パニカン)>強覇山蹴>2中P>ODスピニングバードキック>強天昇脚

 OD昇龍拳をガードした後に狙いたいフルコンボ

 生ドライブラッシュ一本で3480のダメージが取れるため、可能であれば狙っていきたい。ODスピバを使えばダメージを上げつつ運ぶ距離を増やせる。

 

 

起き攻め

 主に打撃択を記載。

 春麗の通常投げは+11Fと有利フレームが少ないため、中央の起き攻めは有効的なものがない。

※ドライブラッシュで追いかける選択肢もあるが、2中Pや6中Pの先端ぐらいしか触れるものがない。

 投げを通した際は弱気功拳などで追いかける様にし、投げを警戒して動いた相手にコンボを決められるようにしよう。

 打撃択は主にコンボをエリアル締め、中スピバ締め、ODスピバからの強天昇脚締め、画面端の弱百裂拳締めあたりから択を掛けていくことが多い。

 それぞれ有利フレームが違うので重ね方も変わるが、まずは5中Pを重ねられるようにしよう。

 

 

画面中央

・~中スピバ締め→前ステップ>ちょい歩き5中P

 5中P>2中Pから中スピバで締めた際の起き攻め。前ステップの段階で+15Fだが、投げ間合いではないので少しだけ前に歩く必要がある。

 トレモのダミーでダウンリバーサルを小パンに設定して感覚を掴もう。

 

 

・~強天昇脚締め→[前ステップ>ちょい前歩き5弱P] or 弱気功拳

 基本コンボであるODスピバから強天昇脚だが、中スピバで締めるコンボ後の状況はよくない。

 かなり窮屈な起き攻めになるので、弱気功拳を置いてラインを上げる方が安牌だと思う。

 

 

・~ODスピバ>弱百裂脚締め→前ステップ×2>ちょい歩き5中P or 4強P(持続) or 3強K

 ODスピバから天昇脚の代わりに弱百裂脚にすると有利フレームが大きく伸びる。

 前ステップ二回の時点で+11F。ちょい歩きで5中Pがスタンダードだが、投げ以外の選択肢としては4強P持続当てと3強K(鶴脚落)が可能。

 4強Pがガードされてても+3Fのため攻めが継続する。

 3強Kは後ろ受け身を取られてたとしてもめくれる。

 やれることがかなり増えるため、ODスピバから起き攻め重視の場合は弱百裂脚がおすすめ。

 また、ODスピバを入れた時に「SA3でリーサルだ」と判断出来た時は、弱百裂脚からSA3も繋がる。

 

 

・~弱スピバ締め→強覇山蹴 or 前ステップ>鶴脚落

 知らない人には刺さる分からん殺しの一つ。

 小技から弱スピバを決めた後に強覇山蹴が持続当てになる。ガードされていても+1Fのため攻めが継続するし、ヒットしていれば2中Pからコンボにいける。

 3強Kもぎりぎりめくれる範囲無いのため、小技から弱スピバを決めた際は狙ってみよう。

 もちろん、弱スピバから前ステップからも有利が取れているので、5中Pや投げにいくのもヨシ。

 

 

・SA2>エリアル(J2中K~J強P)締め→前ステップ×2>5中Pなど

 SA2のエリアルからの起き攻め。前ステップ2回で8Fほど有利が取れるため、前ステップの後から5中Pが変わる。

※有利フレームはエリアルのディレイタイミングなどで変わるが、J強Pで締める事ができているのなら不利になることはない(はず)。

 SA2からのエリアル締めはかなりラインを上げられるため、恐れずに前ステップから襲いにいこう。

 

 

画面端

 画面端の起き攻めは春麗の真骨頂なのでガンガン煮詰めていこう。

 かなり数があるため、ここではオーソドックスな起き攻めを紹介。

 

 

・強天昇脚空中ヒット締め→2弱K×2(空振り)>4強P  or [上りJ2中K>J強K]

 強百裂脚もしくはODスピバから強天昇脚締めた後の起き攻め。

 2弱K2回を空振りしてフレーム消費し、起き攻めを重ねる。

※2弱K二回の代わりに5弱P>5弱Kも可能。スピバが漏れるのが怖い人はこちらで。

 強天昇脚からのフレーム消費が最速でできていれば+9Fぐらい。4強Pが持続で重なる他、上りJ2中Kを重ねる事が可能なので鋭い空中攻撃択を仕掛けられる。

 上りJ2中Kの起き攻めはOD昇龍拳などもケアするためオススメ。

 もちろん、体感になるが投げや5中Pを重ねに行くのも有り。

 

 

・強天昇脚締め→5弱P(空振り)>ドライブインパクト or 「5中P(空振り)>5中P」

 表記が分かりにくくて申し訳ない、

 強天昇脚締めの後に5弱Pでフレーム消費をするとインパクトが起き上がりに重ねる。ジャンプ逃げを許さないタイミングのため、起き攻めのインパクトが通る相手には使っていきたい。

 また、[5弱P>5中P]とフレーム消費すると+2Fのため、打撃と投げの二択を迫れる。

 2弱Kのフレーム消費からも似たような事ができるため好みでいいが、5弱Pからのインパクトだとジャンプ途中を狩るのでなく起き上がりに重ねっている。

 だからなんだ感もあるが一応記載。

 

 

・中スピバ締め→構え強P(中段)>OD気功拳 or ODスピバ

 中スピバ締めからの中段択の一つ。構えからの中段はここで使えと言わんばかりにちゃんと重なる。

 確認ができるならODスピバからコンボを伸ばしたいが、OD気功拳でもヒットしていればコンボが続くため最初はOD気功拳の入れ込みをオススメ。

 

 

・~強百裂脚>弱百裂脚→前J強K(詐欺飛び)

 強百裂脚から弱百裂脚で締めると+45Fのため、最速で前ジャンプからの空中攻撃が詐欺飛び(安全飛び)になっている。無敵技を打たせない選択肢になるので、覚えておいて損はない。

 2中Kからドライブラッシュを掛けた際に狙っていくのをオススメ。

 

 

・(画面端付近)SA2エリアル締め>前J強K(詐欺飛び)

 SA2に限った話ではないが、J2中Kを使ったエリアルで締められると詐欺飛びにいける。

 エリアルのタイミングでいけるかどうかが変わってしまうため用練習。

 ちなみに、詐欺飛びに行けているのかの確認の仕方はダウンリバーサルで無敵技を設定するのでもいいが、しゃがみ状態のダミーが立ち食らいしていたら成功になる。

 

 

・(画面端)詐欺飛びレシピ→J2中K>飛び直しJ強K

 弱百烈空中ヒット締めや、エリアルから詐欺飛びに行った時の選択肢の一つ。

 J2中Kは高めに当てると後ろに跳ねるが、低めに当てることができると前に跳ねる。

 前に跳ねた時にJ強Kで攻め立てる。知らないと普通にしゃがんで食らう。

 詐欺飛びレシピだと勝手に低めに当たってくれるため、詐欺飛びから狙うのが分かりやすくおすすめ。

 

 

 

 モダン春麗が終わった頃に追記予定。

【KOF XIII GLOBAL MATCH】今更始める(?)KOF XIII【キャラ評価とオススメキャラ】

2023/12/22 格闘ゲームの操作技術向上にオススメのキャラ追記

令和の時代に流行る要素はないゲームだが……?

 

www.snk-corp.co.jp

 2023年11月16日に発売したTHE KING OF FIGHTERS XIII GLOBAL MATCH。

 本作は2010年7月14日に無印KOF XIIIが稼働し、がっつり調整をいれた家庭版KOF XIII、そして再びゲームセンターへの移植であるKOF XIII CLIMAXと、非常に多岐にわたる展開をした格闘ゲームの最新版である。

 KOFらしい自由度の高い動きと、コンボを決めた時の爽快感、また魅力的なドット絵の効果もあり、スト4の裏で人気のあった格闘ゲームになっている。
 3度のオープンベータテストを経て発売された本作だが、元手が10年以上の前のゲームということもあり、今から始めるにはなかなか敷居の高いゲームなのは間違いない。

 

 この記事は、今からKOF XIIIを始めてみようというプレイヤーがもしかしたらいるかもしれないので、自分が考えるキャラランクとオススメキャラの紹介、そして、今から始めるのにチェックしておきたい情報の紹介をする記事。

 

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 簡単にですがKOF XIIIの歴史についてまとめています。よろしければ御覧ください。

 

 基礎コンボをまとめた動画を作りました。

 これから始めるプレイヤー(滅多にいないと思うけど……)の助けになれば嬉しいです。

 プレイリストからお目当てのキャラへどうぞ。

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動画の紹介

www.youtube.com

 KOF XIIIがゲームセンターで稼働していた頃、「東の教祖」と崇められてこのゲームを盛り上げてくれた「づね」さんのチャンネル。

 KOF XIII GMのことも扱ってくれており、生放送も定期的に行ってくれている上にとても親切のプレイヤーなため、KOF XIIIに疑問があれば聞きに行くことをオススメ。

 チャンネル登録も是非しよう。

 

 

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 公式の紹介と、各キャラクターのマニアックなコンボを紹介している。

 実用的なコンボではないが、派手なコンボばかりなので是非トライしてみてほしい。

 

 

キャラランク

 Tier List Maker for Everything - TierMaker さんで作成させてもらいました。

※10年前の知識が元のため、現在では変わっていると思いますが、ゲームの更新があったわけではないので大きくは変わっていないはず。

※コンボ動画作成後に考え直しました。

 

 左に行くほど高い評価。

 基本的にAランク以上はどのキャラも勝てますのでオススメ。

 Bランクは1キャラのみ選び、他をA以上で固めるのなら十分勝つための運用が可能。

 Cはキャラパワーが低く、ピーキーな運用が求められる。職人と言われるレベルのキャラ選。

 Dランクは正直きつい。特にアッシュ以下の3キャラはシステムとの相性が悪いのと、上位互換となり得るキャラがちらほらいる。

 自分はK'が最弱キャラだと思っているが、アッシュもテリーもどっこいで弱い。

 

 

先鋒オススメキャラクター

ネスツ京

 最強の先鋒ではないが、最高の先鋒。

 このゲームの最強の先鋒は炎庵に譲るが、ネスツ京炎庵以上のゲージ回収率と横押し能力を持つ。

 素直で強い技が揃っているため、KOFの経験が浅くても運用しやすいのも魅力。

 

 

炎庵

 正式名称「炎取り戻した庵」。家庭用のDLCとして参戦。

 KOF XIIIプレイヤーなら誰に聞いても最強のキャラだと答えるほどぶっちぎりの性能を持つ。

 「炎庵を使わないのは舐めプ」と言われても仕方ない程の強さ。

 欠点、というわけではないが、あらゆる面が尖っている反面、KOF力(KOFプレイヤーとして地力)が求められるので、それなりにやり込む必要はある。

 

 

斎祀(サイキ)

 アッシュシリーズのラスボス。敵としては変身体で出てくるか、アッシュに乗り移っての状態で戦っていたが、プレイアブルでは元の姿で使うことができる。

 言動が完全に噛ませ犬ポジションの悪役のそれなのだが、スタンダードな波動・昇竜キャラクターとなっているため、主人公のアッシュより主人公っぽい動きができる。

 キャラパワーとして炎庵やネスツ京に劣るが、この2キャラに抗えないわけではない。波動昇竜で戦いたいプレイヤーにはオススメしたい。

 

 

堕瓏(デュオロン)

 KOF2003ではあらゆるユーザーをぶっ壊した暗殺者。スピードキャラクターとなっており、このゲームでトップクラスの速さを誇る。

 スピードを活かした立ち回りと、波動拳コマンドで出せる捨己從竜(しゃきじゅうりゅう)での押しつけと暴れが非常に強い。

 自分のやりたいことを押し付けられるが、相手にはデュオロン対策を強要するのでなかなかやらしいキャラ。

 早いキャラクターが好きなプレイヤーにはオススメ。

 

 

中堅オススメキャラクター

 元祖主人公である草薙京。95スタイルであり、荒咬みの代わりに闇払いを持っている。

 HDコンボが特別高いわけでは無いが、画面端のループするコンボでのゲージ回収と、ジャンプCDからのリターンの高さが魅力。

 また、ちょいタメEX大蛇薙での2F対空が非常に強力。

 京でゲージをもたせた運用をしたい場合はオススメ。

 

 

紅丸

 難易度は高いが、空中雷靭拳ループによる永久コンボ持ちのキャラクター。

 地上戦は並だが空中攻撃が強く、またドライブコンボの端の火力が高いため、速いスピードの相手を翻弄した後に、端の高火力であっさり倒さすことも可能。

 また、なぜか端の地上投げからコンボを伸ばせる。

※鎮元斎や椎拳崇と同じ仕様。

 空中雷靭拳ループの難易度は高いが、コンボを頑張れるならかなりオススメしたい強キャラ。

 

 

Mr.カラテ

 このゲームの代名詞にもなっているであろう最強キャラの一人。

 誇張でもなんでも無く有りとあらゆる面が強い。

 各種攻撃行動が噛み合った時のリターンが高いため、使っていて気持ちの良いキャラクターでも有る。

 近Cが上に伸びないために、小中ジャンプで乗っかられたときがキツイという弱点があるが、カラテに空中戦を挑んでまともに勝てるのは庵ぐらいなので、大抵のキャラはカラテに乗っかられてどうしようと泣くことになる展開が多い。

 「とりあえずカラテを入れておく」のは、KOF XIIIの最適解の一つ。

 

 

鎮元斎(チンゲンサイ)

 プロゲーマー「どぐら」さんのクソキャラ列伝も紹介されたキャラクターの一つ。

 固有のシステムとして飲酒があり、飲むごとに攻撃力が1.1倍上昇する。

※5回までストックでき、最高1.5倍。ダウンするとストックが一つ減る。

 鎮を放っておくと攻撃力を上げられてしまうのだが、動作途中から完全無敵のEX回転的空突拳、高リターン当て身技である酔歩など、相手の行動のカウンターから凄まじいリターンを得るため、かなり攻められにくいキャラクターとなっている。

 そして、ゲージを持たせた時のリターンの高さが凄まじく、また、このゲーム唯一である中段攻撃からノーゲージでリターンを取れる攻撃がある。

 また、他のキャラでの中段攻撃での崩しはHDの入れ込みになるのが常だが、このキャラはしっかりヒット確認をした後にHDコンボにいけるため、博打を撃たなくても良いというメリットがある。

 ゲージを持たせた時の凄さがもう、本当に凄い凄いので(語彙消失)、「とりあえず最強キャラを使いたい」→「はい!鎮・元・斎!」となっている。

 

 クソキャラ列伝に紹介されているので性能は然るべきなのだが、マヴカプ3バージルや、BBCTのアラクネほどどうしようもないというわけではない。

 

 

大将オススメキャラクター

バイス

 ヒット後に3Fの詐欺飛び(安全)にいけるコマ投げであるゴアフェストと、なんでも判定(食らい判定が消失していてもコンボにいける)であるEXディーサイドなど、強力な必殺技を売りにしている最凶キャラ。

 また、爆速発生であるジャンプCDでの押しつけを持つため、不用意にバイスに空中戦と挑んできた相手をふっ飛ばし、EXディーサイドで拾ってHDコンボに行くことも可能になっている。

 極端なキャラクターなため、ちらほら苦手なキャラがいるが、それすらぶち壊せるほどのパワーを持っている。

 色々な意味で相手をぶっ壊すキャラクターのため、トップクラスで対戦したくないキャラになっている。

 

 実は無印KOF XIIIから強かったのだが、ユーザーがあまりいなかったのでしれっと強化だけ貰ったキャラクター。

 

 

キム

 カラテと並ぶ最強キャラクターの一人。家庭版の調整でかなり多くの強化点を貰ったキャラ。

 HDコンボの火力は低いのだが、それをカバーできる安定感の高さが売り。

 ヒット後にコンボにいけるほど有利の遠D、無敵は無いが爆速かつガードされても+1Fの突進技であるEX半月斬、相手の対空を一方的に潰せる完全無敵の空中EX半月斬、あらゆる飛びを落とせる3F発生のEX飛燕斬など、強力な攻撃の数々を持つ。

 KOF XIIIはハチャメチャが押し寄せてくるゲーム性だが、その中でもかなり高い安定感を出すことができるため、大将でなくても強い。

 大将として紹介しているが、他の大将キャラを運用する場合は空いている場所へ配置もできる一家に一台的なキャラになっている。

 

 

 

シェン

 有利の取れる突進技はなく、中段とコマ投げを持つがどの崩しもリスクと隣り合わせであり、ノーゲージで撃てる切り返しも持っていないが、HDコンボの火力のみで飯を食っているキャラクター。

 他の強キャラに軒並み不利を付けられているのでかなり苦しい位置にいるが、小技からでも9割を消し飛ばすHDの火力を持つため、大将での運用で相手を一人だけ確実に潰すという視点では最凶のキャラクターとなる。

 HDコンボも難易度が低いため、このゲームに慣れていないプレイヤーにも優しいのが魅力的である。

 

 

格闘ゲームの操作技術向上にオススメのキャラ

 KOF XIIIは今更やり込むゲームではない。

 理由はKOF XIIIが十数年前のゲームであること、KOF XVという最新作が出ていること、ゲームの展開が早いためオンライン対戦に向かないのが大きな理由。

 PS4とSwitchで発売してくれたので家で遊ぶ敷居が下がったが、それでも顔を突き合わせてゲームをやる時代でもない。

 対戦相手に困ることは目に見えているため、今更オススメできるゲームではないのが本音。

 だがしかし、流麗なドット絵に魅せられて始めたいと思うプレイヤーもいるかもしれないので、どうせやるなら他のゲームでも活きるような技術を習得できるキャラクターを触るのも面白いかもしれない。

 そんなわけで、強くはないが技術向上のためにオススメのキャラクターを紹介。

 

タクマ

 飛燕疾風脚が溜め技のため、基礎コンボで溜めを求められるキャラクター。

 タクマは「近C>6B>強飛燕疾風脚(1タメ6D)」という基礎コンボがあり、近Cの後に即座に後ろタメを要求される。

 近C入力の後に6Bを押し、6Bを押した瞬間に後ろ溜めを開始しないと飛燕疾風脚が間に合わないため、シビアなレバー精度を求められる。

 「通常攻撃入力後にタメを開始する」テクニックは他のゲームでも有用のため、タクマを使って養うのもオススメ。

 自分はタクマのおかげでタメ入力に対する苦手意識はかなり減った。

 

 

不知火舞

 KOFのお色気担当。色々な意味でお世話になった男性プレイヤーも多いハズ。

 歴代KOFの中で強かった時期もあったため、好き勝手動く舞に温まったプレイヤーも多いだろう。

 KOF XIIIでは弱い方のキャラ。相手に空中から乗っかられた時がかなり厳しいため、防御に回ると一瞬で組み伏せられてしまうため、位置取りがとても大事。

 勝つためには細かいテクニックを積み重ねる必要があるため、強キャラ相手に立ち回りの細かさを出せるかという課題を持っている。

 飛び道具である花蝶扇(かちょうせん)が優秀(KOF XVほどでないが……)だが、素直な対空を持っていないため、波動で動かしてどう空対空で競り勝つかが大事。

 

 ゲージ依存だが小中ジャンプに対する回答を持っているため、相手が不知火舞を知っていてくれるとシビアな読み合いを回せて面白い対戦ができる。

 

 

ロバート

 飛び道具、突進技、対空技、コマ投げ、めくり技と一通り揃っているバランスキャラクターだが、それ故に全体的に丸くされがちのスタンダードキャラ。

 KOF XIIIではこいつが主人公じゃないのか?というぐらい素直なスタンダードキャラだが、98は2002UMの様な尖った部分が無いため、カラテや炎庵の下位互換として見られがち。実際間違ってない。

 火力も高いわけではないので、勝つためにはすべてのパーツを駆使して丁寧に立ち回る必要がある。

 タクマ同様でコンボにタメ技の飛燕疾風脚を求められるため、コンボの難易度が少し高い。KOFのゲーム性で波動・昇竜を用いて戦い、溜め技をコンボに組み込む練習をしたいプレイヤーはロバートで感性を磨くのも面白いと思う。