セルスイッチでの起動とウィンカーの点滅がおかしかったため、バッテリーとスパークプラグの交換。
原付でなくてもバイクには定番のパーツ交換。
今の愛車であるHondaのジョルノ「AF70」のバッテリーとスパークプラグを交換します。
こちらの記事を参考にさせていただきました
交換前に買ったもの
バッテリー「台湾YUASA YTX4L-BS」
安牌を取って今回は台湾YUASAバッテリー。
もちろん、液入り充電済みのものです。
これ間違えると悲惨よな……充電手段持ってないし……。
yahooショッピングのバイクパーツセンターで購入。
「AF70」の記載は無いのですけど、「AF70 バッテリー 交換」とかでggrとこの型番のバッテリーがヒットしますね。
なんかこの辺分かり辛いですよね。個人で交換する人が少ないからか?
わかりやすくしてほしいぜ……。いや、俺が雑魚なだけで十分分かりやすいのか……?
少し調べた感じでバイクバッテリーで有名なのは「台湾YUASA」「GSユアサ」「古河バッテリー」の3社だそうです。
※たまたま名前が一緒なだけで台湾YUASAとGSユアサは別会社だそうです。こんなことある?
ちらほら調べたところバイクのバッテリーは「悪いことは言わないから台湾YUASA以上の値段のバッテリーを買え」という記事が多かったです。
評価バリ高で凄い。
でもコレ未満の値段のバッテリーってそうそう見掛けなかったけど……。
バイクパーツセンターが一番安かったですね(amazon・楽天比較)。
何故だ……2022年3月現在だと600円ぐらい差がある……。
多分大体の整備屋さんでは台湾YUASA使ってると思います。
原付に高性能バッテリー積む理由は恐らく寿命とかだと思いますけど、峠走る訳でもないですし安牌選んでおいて損はないでしょう。
スパークプラグ「NGK CR7HIX」
原付には過剰の性能と言われているイリジウムのスパークプラグ。
本当はバイクパーツセンターでまとめて買いたかったのですが品切れだったためにこちらに。
発送がバリ早で助かりました。全部ここで良かったかも。
1,000円少しする商品ですが、従来のスパークプラグと比べても3倍くらい高くなっています。
イリジウムプラグにする利点は点火の良さからくる燃費改善との事です。
寿命に関しては変わらないそうです。
※長寿命タイプのイリジウムプラグがあるとのことでそれなら別だそうです。
ただし、バイク用はないとの事。残念。
完全にノリで選びました。次の交換の時は従来のものにして体感差を感じてみたいと思います。
スパークプラグは「NGK」と「DENSO」の2強らしいです。
値段的にはNGKの方が安いです。
↓は従来のAF70用のスパークプラグ。
プラグソケット
バッテリー同様でバイクパーツセンターで購入。
スパークプラグを外す際に使用しました。
買う前で「え?なきゃダメなんかこれ?」とか思ってたのですが、必須工具でした。
買っておいて良かった。
3/8というのはソケットの大きさの規格らしいです。
それのマグネット付き。磁石があるので奥でくっついてくれる神工具です。
下記の画像の様に奥まったところにある(のは、交換の時にしった)。
上の画像の様に奥まったところにあるので
上の画像の様にプラグソケットを差し込みます。
マグネット付きで無かったら不便な事この上なかった所です。
本当に買っておいて良かった……!
まぁ、ラチェットレンチ買ってなかったので結局苦労したんですがね。
後はインパクトとかオイルスプレーとかエアダスター用意していざ交換!
いざ交換
バッテリーから
下のカバーを外します。
ネジ留めはされてないので剥がすだけです。
ついでにさくっと拭き掃除します。
インナーカウル(で、良いのか?)にはウタマロクリーナー。最強。
外したカバーは風呂場に持っていって徹底的に洗いました。
ネジ留めしてある蓋の下にバッテリーがあるのでネジを外します。
少しネジが硬いので潤滑しながら外してます。
が、このオイルスプレーをさっさと使い切りたくて使ってますが表記の通り金属専用です。
KUREの5-56も金属専用です。
樹脂が絡むところのネジ潤滑はシリコンスプレーを絶対に使いましょう。
↓使うべきはこっち
無事ネジを外せたので
ご対面。普段見ないところで有り、俺は整備士でもなんでもないのでもしかしたら一生の内で最初で最後のご対面かもしれない。マジで。
YTX4L-BSの表記が見えます。
これ純正なんかな?何にせよ同じものと取り替える形になります。
バッテリーの留め具ネジ外しですがマイナスから外してプラスを外すのが鉄則らしいです。
付ける時は逆にプラスから付けてマイナスを付けるとの事。
理由はこちらの記事によると「スパークを防ぐため」との事。
成程。分からん。とりあえず危ないのは分かった。
バッテリーを固定してあるゴムバンドを外してネジを外します。
外したものがこちら↓
写真で見る以上に汚れているのでどっちが古いかは分かるのですが全く同じものでした。
今更ですが12Vという事はインパクトより電圧低いのか。
流石にリチウムイオンではないよなこれ。
掃除した後に取り付け。
やっぱりゴムバンドの取り付けに一番苦労しました。硬すぎ。でもその硬さが安心。
バッテリーを交換するだけならここで終わりですが、今回はスパークプラグも取り付けるためまだ繋げません。
スパークプラグを交換
続いてスパークプラグ。
バッテリーより圧倒的に小さいパーツなのにバッテリーを交換するより外す場所が多いです。
しゃーなし。
普段ケツを載せているヘルメット収納場所の椅子を外します。
六角ネジで停まってるのでレンチで外します。
んなわけあるか。インパクト使うわ。
潤滑しながら外します。
人は一度便利を覚えたらもう戻れないのだ。
外れました。
時間があったら風呂場に持っておいて徹底的に洗うのですが、もう夕方だったので今回はウタマロクリーナーで吹き上げるだけにしました。
許せジョルノ。いつかやる。
中身とご対面。
いやー、感動。
普段どんな物に乗っているか勉強になる。自分でやるって大事。
まぁ、この時点でできれば二度とやりたくないとは感じ始めてますが……。
ソケットを外します。ドキドキですな。
ケーブルを外した奥に見えるスパークプラグにプラグソケットを差します。
マグネット付きなのでしっかり付いてくれました。
さぁ、外すか……といったところで問題が発生。
モンキーレンチが機能し難い!
スパークプラグアップの画像では分かり辛いのですけど、すぐ手前にフレームがあるのでモンキーレンチが入れ辛いことこの上ない。
おいHonda!まじか!?
って思いました。
ラチェットレンチはケチって買わなかったんだよなぁ……!
ちょっと冷や汗出てきましたが、大きく回せないだけで入らないわけではないので無理やり下から……!
20度ぐらいしか回せないんですけど、なんとか回るんで少しずつくりくりしました。
思ったより固く差し込んである!これなら走行中取れる事無いね!安心!
でも今は憎い!!
すげークリクリしてました。
暗くなってきたので焦りもありました。頼む、外れてくれ……!
そして十数分後。
なんとか外した……!
俺偉い。諦めなかった。ケチったけど諦めなかった。
マジで焦った。次やる時はちゃんとラチェットレンチ買おうと思いました。
いや、もう次から整備士さんに頼むかな……。
古いスパークプラグはおさらば。
前のは従来のイリジウムでもなんでもない奴でしたね。
今までお疲れ様。セル付かないぐらい酷使してすまなかった。ありがとう!
そして、イリジウムプラグを取り付けます。
逆の手順ですね。うん。
付けるのも大変でした。
無事交換終了
プラグの取り付けが終わったので後はバッテリー付けて終了です。
プラグ交換の後もバッテリーのネジ留め具なくて焦ったりしたのですが、ちゃんと買った箱に付属してました。
未知の挑戦はトラブルが合って然るべきですが、無事に取り付け終わって本当に良かった。
心の底から安堵した。
まとめると、バッテリーやプラグを交換するだけでも工具がいくつか必要ですし、手早くやるならインパクトドライバーも欲しいので個人でやるには敷居が高いなと思いました。
やっぱり整備士さんの存在は有り難いですね。それが体感できてよかったと思います。
次から工賃に対して疑念を抱かずに済みそう。
かかる。金はかかる。しゃーない!
しかし、整備屋さんに頼むと普段仕入れてるパーツで交換・整備すると思うので、
今回のイリジウムプラグみたいに「たまには少し良いの付けてみたいな」と思った時は、こういったパーツの知識は有った方が良いと思います。
この記事を作っている時は交換してから2週間程たってますが今の所不具合なくセルもばっちり起動してます。
点火のスムーズさはすげーなって思うぐらいあっさり付きます。
ただ、加速性能や燃費に関してはプラグ交換の前に地元の整備屋さんにワコーズの少し良いエンジンオイルに交換してもらったのでプラグの性能のおかげかどうかがわかりません。
次の交換の時に純正オイルに変えて比較してみようと思います。
原付のバッテリーやスパークプラグ交換は記事が多いので、この記事を参考にする方は居ないでしょうが、
ドシロウトでも道具あったらとりあえずできたよ、ということだけでもお伝えできたのなら僥倖です。