年末の話になりますが、人生初の自作パソコンチャレンジbyアラサーの自作PC記録簿です。
コロナ禍による半導体需要過多と、第三次(ぐらい?)ビットコイン高騰によるマイニング需要過多によってグラフィックボードを始めとした半導体を使う電化製品の価格高騰に歯止めが掛からない中で購入をとっても迷ってたのですが、
いい加減に買わないとつまらん!という事で予算11万ぐらいで探していました。
グラボを積むパソコン(今風に言うとゲーミングパソコン、クリエイターパソコンなど)を買う場合は家電量販店の既製品ではなく、店舗やネットのBTOパソコンを買うのが当たり前になった昨今で、
自作PCをやる意味はほとんど趣味のレベルなのですが、コスパや実用性うんぬんではなく「一オタク」として組みたいな、とはだいぶ前から思っててやっと踏み切りました。
すいません。前置き超長くなりました。
年取ると話が長くなってやーねぇ。
自作PCにチャレンジしてみたい方のなにかの助けになったらめちゃ嬉しいです。
今回の自作パソコンパーツ
今回はBTOパソコンを頼む店でちらほら名前を見かけたパソコンワンズで注文しました。
「自作一式見積もり」か「フルカスタマイズ」注文というパソコンケースから中の配線まで指定できる非常に自由度の高い注文をお願いできる店舗です。
※実店舗にも行ってみたいのですが、千葉から大阪はちょっと気楽にはいけねぇなぁ……。
今回選ばせてもらった理由としては
・PAYPAY支払いが出来る
・アフターサービス、購入相談といった窓口の案内が親切だと評判
・店の中の人とTwitterで絡むことが出来て、やり取りが非常にユニーク。
という点です。
よくワンズさんでBTOパソコン発注をオススメ出来ない理由として
「自由度が高すぎて初心者は逆に困る」
とありますが、自作パソコンにチャレンジしようと思っている方なら多少の知識はあると思いますで、第一歩としてむしろオススメしたい店舗さんです。
購入前に非常に助かったやり取りがありまして、今回発注したマザーボードにデフォでSATAケーブルが付いているのを知らなくて内蔵HDD用にSATAを別に注文しようとした所
「このマザボ、SATAデフォで2本付いてるけど本当に別に要るんか?(意訳)」
と、ご指摘を下さり無駄な買い物をしなくて済んだ経緯があります。
ありがとうワンズさん。助かりました!
今回注文させてもらったこちら↓
CPU「Ryzen 5 3600」
「Ryzenやべぇ!AMDやべぇ!」と世間を騒がせた(らいい)Ryzenの3000番台。
現行のAMDやIntelに比べればもちろん型落ちで、ゲームによっては高画質でやるにはパワーが足りないモデルではあります。
俺の前に使ってたやつはi5の6000番台で有り、それに比べれば自転車と自動車ぐらいの差があるので俺個人的には超絶ウルトラハイパージョグレス進化です。
現行のに比べるとパワー不足ですが、それは比較対象が最新すぎるので自分の用途にあったモノが大事です。ええ。そう考えて俺はこいつをポチりました。
妥協ではない。
まぁ、もちろん現行のやつ欲しかったですけどね……。
CPUは3万を見てたのでこの3万を切って買えたのは御の字です。
ゲームではスト5、B4B、グラブル、ウマ娘をやっており、前のに比べれば流石のパワー。
B4Bはグラボのパワーもあり設定を落としてますが個人的には十二分です。
最高画質を求めるゲーマー向けではないのは確かなのですが、正直オフィスといった事務ソフトやメール、動画視聴といった高スペックを求めるゲームのゲーマーでなければ今でも十分なんじゃないかと思ってます。
マザーボード「ASUS TUF GAMING B550-PLUS」
Ryzen用のチップセットを搭載している(RyzenCPU専用のマザーボード)Asusのマザーボード。
ASUSは早い段階でBIOS画面でのマウス操作を可能としてくれており、個人的には庶民目線の非常に心配りのあるメーカーだと信頼してます(個人の感想です)。
B550という事でRyzen5000番台にも換装できます。
今回一番悩んだ(というか調べた)のがマザーボードでした。
値段を抑えようと思えば抑えられる項目だったのですが、どうしてもATXというデカイ規格のマザーを使ってみたかったので色々ggりました。
この価格帯ではASRockやMSIのマザーボードも選択肢にあったのですが、最終的にASUSだから、という個人的な理由で組みました。評判も○。
残念ながらBluetoothやWIFI機能はないので使いたい場合は別途機材が必要になります。
ASUSは台湾のメーカーですが付属のマニュアルは日本語ガイドとなっており、自作初心者の俺には非常に助かりました。
BIOS画面も見やすいので迷ったら現行はASUSで良いと強く推します。
ま、他のマザー使ったことないんですけどね。
ミドルタワーケース「SST-FAR1W(スチールサイドパネル)」
知名度の高い(と思ってる)メーカーであるSILVERSTONEのPCケース。
今流行のサイドパネルが透明になっているタイプではない古からあるパソコンタワーです。
ミドルタワーですが、標準的なミドルタワーの大きさで平成からデスクトップパソコンを使っている人なら馴染んでいる大きさだと思います。
今回一番ケチったパーツ。
全面にリセットボタン、USB差し込み口が3つ(USB3が2つ、USB2が1つ)、イヤホンジャックと標準的な構成。
見た目の白も綺麗で今流行りのビカビカ光るようには出来ませんが、光るのが好みでない方には安価なケースの中だとシンプルで良いんじゃないかと思います。
ただし、初心者の俺には分からなかったのですが作りの甘さが目立つ商品でもある様です。
とはいっても、組み立て自体は問題なく出来ましたので最初の一歩には何も問題ないケースだと感じました。
少なくとも後悔はしてないです。
また、サイドパネルの空け締めを頻繁に行いたい(と願う人でも良い)と思う人にはオススメできません。
「空けないからいいや」というのは掃除をする関係上ありえないですし、やはり外から中が見えた方がメンテナンス性も良いなと感じました。
次買う時はもう少し値段を出すか、同じやつでもサイドパネルがアクリルのやつが有るのでそれを買う予定です。
後、パソコンワゴン(キャスター付きでパソコンを置くデスク)を使いたい方は注意。
こいつ足が付いてるので足場が小さいと半端に乗っかってしまう事になります。
電源ユニット「NeoECO Classic NE650C」
電源容量650Wで非常に価格が抑えられた商品。
クチコミの評判も良く、安心してポチった電源です。
一番後悔した買い物でした。
いえ、性能自体は文句なしなんですよ。
変な音もしませんし、むしろめっちゃ静かな方だし。
がっしりしてて「あ、電源だぁ!」と謎の安心感を覚えるし。
違うんですわ。性能ではないんですわ不満は。
こいつ、ケーブルが直出し式なんです。
いえ、安いのでね。仕方ないんですけど、以前見た自作パソコン動画で
「令和だったらプラグイン式買っとけ」
って紹介があったので届いたこいつを見た瞬間
「やっちまったなぁ……」
と感じました。
ただの知識不足です。
重ねて言いますが商品自体の性能は素晴らしく文句のつけようがないです。
そもそも650Wでこの値段が安めの方ではありました(当時は)。
自作パソコンを経験したい、という目的に置いては時代を追うという事で間違ってなかった、と納得してます。
メモリ「CFD Selection W4U2666CM-16GR [DDR4 PC4-21300 16GB 2枚組]」
CFDの16Gメモリの2枚組です。
ケースと電源の予算を抑えた結果、増やすことの出来た項目です。
※元々は8G×2の16Gでいいか、とか思ってました。
比較対象がないので俺ごときだと製品の素晴らしさをお伝えできないのですが、少なくとも前の環境のであった8Gよりは圧倒的に快適なのは間違いないです。
動画のエンコードしながらネットサーフィン出来るの。
CPU性能とかも関係している項目ですが、メモリの多さが役立ってるのは間違いないのですんごく助かってます。
俺の好きな動画で
「メモリは価格か見た目で選べ」
とあったので価格で選びました。
とモヤシさん、いつもいい動画助かってますorz
参考動画は↓
SSD「crucial P2 CT500P2SSD8JP」
(個人的に)令和でのパソコン進化を決定づけたパーツ。
M.2規格のSSD。
メーカーはCFDのぴったり500GBの製品になります。
500GBのね、SSDが1万円切って買えるって時点で本当に震えてます。
ありがとう、時代の進化……!
こんな薄くて大丈夫か?というおっさん感バリバリの感想を持ちながら換装したのですが、大丈夫でした。凄い時代ですな。
取り付けはドッキドキでしたが問題なく動いてます。早い。凄い。素晴らしい。
逆にSSDじゃなかったらどれぐらい時間かかるんだよ、と震えてます。
もうHDDにOSinには戻れない。
HDD「WD20EZBX」
評判、というかよく名前の聞くWESTERN DIGITALのHDD。
WDのHDDは色によって用途分けてくれている、というハイパー親切設計であり、青は「一般向け」との事です。
一番安価なモデル有り、恐らく一番買われているWDのHDD。
動画の素材や画像などの保存のためのドライブ用で購入しました。
クリエイターやゲーマー向けと謳った黒色の奴もありましたが、とりあえずこれでええやろ、問題ないやろ、と謎の自信の元買いました。
流石にSSDへの保存などに比べると速度は落ちますが、それでも前のHDDに比べればとても早いので時代の進歩を感じてます。
※書き込み速度はCPUやメモリにも依存するのでHDDだけのおかげではないですが。
2TBでは足りなくなる可能性もあるのですが、NASの導入などを考えているのでとりあえず2TBで。
後、増設簡単ですからね。
グラフィックボード「GeForce GTX 1650 D6 Ghost NE6165001BG1-1175D」
価格高騰の歯止めが止まらない、令和3年から続く激アツコンテンツ。
グラフィックボード。またをビデオカード。もしくはVRAM。
商品の名前が長いし、グラボは別名有りすぎて怖い。
映像関連のパワーを上げるゲーマー・クリエイターの心を掴んで離さないアイテムですね。
なんで1650とかいう2世代前のグラボがまだ3万もするんだよ?!
とか思ってたのですが一向に価格が下がらないので意を決して買いました。
グラボメーカーでいうと玄人志向、MSI、GIGABYTE、ASUSなどゲーマーでも人気の商品が多い中、
なんか一際値段の安かったGAINWARDを選択。
理由は安かったからです。すいません。
GAINWARDというメーカーはよく知らなかったのですがどうやら老舗さんの様です。無知でごめんなさい。
ただ調べてみると「日本再上陸!」とかの記事をよく見るのでここしばらくは名前が無かったようです。
ちなみに同じくグラボを出しているメーカーのPalitと経営統合しているらしく、Palitグループの1つとの事です。
Palitすげぇ。全く存じ上げなかったんですけど……。
比較対象が無いのでやっぱり賢い事は言えないんですが、特に問題なく動いてます。
1650としてのパワーは出してくれていると感じます。
B4Bの高画質はキツイですが、スト5やKOF13、L4D2は問題なく動いてます。
いい買い物だったと信じてます
グラボが高いのはしゃーないので諦め。
ただグラボ以外が調べていた相場より安く済んでくれた事が有り、性能的には当初の予定より高いものが組めました。
本当にありがとうございます。
あまり良い写真は取れてないのですが、次は組み立ての事をちらほら記そうと思います。
続編↓