電動インパクトドライバーを購入する際の調べ物の時に一緒に見かけることが多かった潤滑油を始めとしたスプレー缶。
色塗りに使うラッカースプレーなどではなくて主に潤滑剤とか接点復活剤とかドライクリーナーの各種。
とりあえず持っておくと便利かもしれない、というメモ雑記。
- 何故かハマってしまった潤滑スプレー商品
- KURE 556
- シリコンスプレー
- クイックドライクリーナー(エレクトロニッククリーナー)
- コンタクトスプレー(接点復活剤)
- 2-26
- パーツクリーナー
- 万能オイル
何故かハマってしまった潤滑スプレー商品
恐らく潤滑スプレーで一番有名なのはKURE「CRC 5-56」。
使い方とか種類とかしらないけど金属の軋みの対策にとりあえず5-56!みたいなイメージがある。
モビルスーツの型番みたいな名前してます。
ちなみに名前の由来は公式ホームページのQ&Aにあります。
抜粋↓
5-56だけでも無印5-56から始まって「5-56 無香性」とか「スーパー5-56」とか「5-56 DX」とか種類多いです。
やはりモビルスーツなのでは……?
類似品が多く在る界隈でどれを買えば良いのか迷っていたのですが、少し見えてきたので折角だからメモ雑記として残す記事です。
KURE 556
言わずと知れた有名製品。DIYに全く興味がない人でも名前は知っている人も多い潤滑油の代名詞。
少し前に流行った就職面接の自己PRにおいての「社内の潤滑油になりたい」というのは「社内の5-56になりたい」と言っているのと同義(過言)。
金属同士の潤滑をメイン(というか専門)に使用するらしく、金属に差し込んであるネジやボルト(を、外したりする時)の潤滑やドアの開閉を支える金属アタッチメントの軋み防止に役立つ。
要はネジが癒着してて外し辛かったりドアの開閉の時の音がするときに使いましょう、という製品。
他にも錆落とし効果や防錆効果やらやたら使い道が多い大人気商品。
一家に一本。これ一本でお婿にいけちゃうかもしれない。
記事も多くて少し調べれば使い道が出てくるが、使ってる人の分母が大きいからかデメリット情報も多い。
金属同士がメインなので金属とプラスチックの組み合わせとかには辞めておいた方が良いらしい。プラ素材を痛めるとの事。
金属+プラスチック、などの組み合わせの場合はシリコンスプレーを使うべし。
俺は総括で「金属同士の接触を滑らかにするために使う」と見ています。
錆落としとか防錆はオマケ。サビ対策は他の製品を使った方が良き。
ただ、清掃ではないのは覚えておいた方が良さそう。
掃除とか洗浄という言葉に値する手入れはクリーナーと名前が付いている商品を使ったほうが良いとの事。
個人が自宅に置いておくメリットとしては築年数の経った家の手入れに使うことですかね。
玄関のドアの閉会に音がするやら、郵便ポストが金属製の場合雨風に晒されるのでその手入れ用とか。
揮発性が高いのでさっと仕えるメリットはありますが、匂いがキツイ方は無香性タイプとか使ったほうが良い様です。
注意点として自転車のチェーンなどにも使える、という記事が多いですが基本辞めたほうが良いそうです。
辞めた方が良いと書いてしまうと悪影響が出るとイメージしてしまいますが、どうやら5-56は既にチェーンに塗ってあるでろうグリースなどの液状潤滑油を流してしまうとの事。
5-56を吹きかけた直後は良いが、予め塗布されていたであろう保護膜も流してしまうため結果的に摩耗が早くなってしまうそうです。
毎日5-56でスプレーするならまだしもそんなことしている暇は一労働者や学生には有りませんので自転車などのチェーンのメンテは専用のモノを使うべしとの事です。
類似品は(恐らくなのですが)ホームセンターなどで売っている「オイルスプレー」と名前の付いたもの。DCMとかのやつ。
後は価格がバリ高になりますがワコーズのラスペネですかね。
シリコンスプレー
住宅手入れで一番活躍するであろうシリコンスプレー。
5-56などのオイルスプレー以上に出しているメーカーが多いイメージ。
金属にも使えますが、襖やタンスの潤滑といった金属以外にも仕えるというのが最大のメリット。
値段のバラツキも多いのでどれを買うのが正解が分からない商品筆頭ですが、正直仕様用途さえ間違えなければ売っているものはどれを買っても良いんじゃないかと思ってます。
俺は今はKUREのシリコンスプレーではなくてホームセンターで売っていた安い奴を使っているのですが違いはよく分からなかったです。
1缶1,000円とかのシリコンスプレーとは変わってくるのですかね?
買うのは勇気いるけど……。
DIY用としてはプラスチックの留め具とかの潤滑に最適。
住宅での手入れとしては木の仕切り(障紙とか)の動きを滑らかにしたり。
お風呂場のドアとかはゴムパッキン付いてたりするのでこちらの方が良いと思います。俺はそうしてる。
個人的には5-56以上に家に置いてあると便利なものですが、非常に油が残りやすいので吹きこぼしに注意。
床に付いてしまうとすげー滑ります。危ない。
クイックドライクリーナー(エレクトロニッククリーナー)
個人的に一押しの商品です。
電子機器パーツの洗浄にもってこいとの事でデスクトップパソコンやオーディオ機器などの電装部品の洗浄にもってこいとの事。
速乾性もバッチリで使いやすい商品です。好き。
パソコン関連の部品に関していえばコイツとエアダスターがあればだいたい事足りると思っています。
後述するコンタクトスプレーなどの接点復活剤を使う前に洗浄用品としての仕様が主な目的。
汚れとかをコイツで落としてから、という事らしい。
ワコーズを始めとした各種メーカーからの類似品も多いです。
KUREから出ているだとクイックドライクリーナーとエレクトロニッククリーナーがありますが中身は一緒との事。
販売ルートやターゲット層の違いとやらで戦略的な意味でパッケージが違うとのこと。
非常に紛らわしい。可能なら辞めて欲しい。
コンタクトスプレー(接点復活剤)
恐らくKUREの商品の中で5-56より有名な商品。
名前の通り電気的な接点が生まれる場所に吹きかけるとその電気の伝導性が復活するという神のような商品。
クイックドライクリーナー(エレクトロニッククリーナー)同様に諸々の事情で2種類あるとの事ですが中身は一緒との事です。
紛らわry。
コイツ自体にも洗浄効果はあるので必ずしもクイックドライクリーナー(エレクトロニッククリーナー)クリーナーとセットという訳ではない様です。
普段の手入れにはコイツだけ。ガッツリ手入れする場合はクリーナーも併用、といった形が無難か?
ちなみに、俺の大好きなワコーズからも似たようなの商品が出ています。
ワコーズ CR-D 接点復活剤 ドライとワコーズ CR-W 接点復活剤 ウェットです。
お値段なんと……2つ合わせて6,000円ちょい。
いつか買ってみたいですが……勇気がいる……途方もなく!
2-26
金属の接点復活剤を調べている内に見つけたKUREの商品。
2-26。5-56の名前の由来を参考にするならメーカーが作成した2番目の商品という事になります。
数多ある接点復活剤の一種で水置換効果という何やら大層な効果を持っているらしく、外にある電装パーツとか水に濡れるかもしれない伝送機器への接点復活剤として利用する様です。
一般家庭だと使い道が無さそうではあるのですが、前にmakitaのバッテリーを分解洗浄する際の金属部分の洗浄に使いました。
直らなかったけど……。
水濡れ対策という事でバイクなどのスイッチなどは雨で濡れる可能性があるのでそういった場所への対策としてイチオシ動画多いです。
パーツクリーナー
ホームセンターでもネット通販でもめちゃくちゃ種類の多い商品。
油汚れを落とす万能クリーナーという紹介が多いです。
車などの金属パーツの汚れ落としですね。
グリースが塗ってある部分に新しくグリースを流布する為に古くなったグリースをパーツクリーナーで除去したり、
自動車のタイヤに付着したブレーキダストなどを洗浄するモノ。
なのでブレーキ&パーツクリーナーという名前の商品も有ります。
俺は「油汚れなら油汚れマジックリンで良くない?」とか思ってしまうのですが、まぁ常識的に考えてエンジンまわりなどに洗剤をぶっかけて良い訳がないのでマジックリンでは良くないですね。すいません。
オイルスプレー(5-56辺り)とか接点復活剤(クイックドライクリーナー辺り)とかも種類が多いのですが、パーツクリーナー系はそれに輪をかけて多いです。
KURE以外にも各種メーカーがこぞって出してます。作りやすいのかもしれない。
価格も結構なバラツキがあるので正解を見つけるのが難しい商品。
正直どこをおすすめしたらいいか分からないのですが、とりあえずホームセンターに売っている安いものから試してみるのをおすすめします。
万能オイル
さっきまで紹介してた奴とは毛色が変わるんですけど、ダイソーで売っている万能オイル。
万能オイルと買いますがちらほら参考記事を見ていたらミシンオイルだろう、という記事が多い。
なるほどミシンオイル……ミシンオイル?
オッケー。わからん。
インパクトの先端のアタッチメント接続部分に流布しました。
ミシンオイルの使い方としては高速で金属同士が接触する部分の潤滑のために使うそうです。
なるほど。確かにミシンはめっちゃ高速に動きますものね。
そんな高速に動きミシンの使えるならインパクトのアタッチメント接続部分に使ってもまぁいいのか?
今の所不具合は無いですが、安いものなので定期的に注油はしていこうと思っています。
この商品自体が良いものかどうかは雑魚の俺には判断つかないのですが、金属の摩耗とか考えさせてくれたのでありがたい商品ではあります。
石油の成分とか正直わからんちんなので様々勉強しながら使っていきます。
本当は成分とか細かいところ考えないので結果に対して結果で対抗するのがマルいのでしょうが……折角なので様々覚えていきたい。
まとめると、一般家庭では5-56といったオイルスプレーやシリコンスプレーを一本ずつぐらいは置いておいたら捗るよ、という思いです。
冬は特にドアの軋む音とか気になりますし、襖などの開閉に難儀すると結構ストレスですよね。
おすすめです。